



『遠野物語』が世に出てから二十余年の後―。明治から大正、そして昭和へと時は移ろう。遠野の空にも飛行機が初めて飛んだ。それでも、物語は終わらない。天女は舞い、天狗は駆け、狐狸が跋扈し、人の想いも空を翔ける。『遠野物語』出版後に柳田國男のもとに届けられた二百九十九の譚を、京極夏彦が語り直す。

二百九十九
ソーメン食べるときに思い出しそうである。
百二十四
子供達が恐れて近付かない場所って、私だってそんな事聞いたら近付きません。
二百六十八
昔は六十で捨てられたのね・・・デンデラ野に。
CMで聞いた 「でんでらりゅうばでてくるばってんでんでられんけんでーてこんけん・・・」って、なぜか思い出した。
百五十五
モルヒネの量を間違えて投与し仮死状態?この人は生き返ったけれど・・・
そのまま逝った方を知っている。なんてことない病気だったのにね・・・と告別式で残念がったことがある。
八十八
御蔵ボッコ・・・座敷童子の仲間?
百三十七
死んだ女から渡された汚い小袋・・・金はいくら使っても減らない。一文でもいいから袋の中に銭を残しておくと、一夜のうちに元通りいっぱいになっている。
怖いけれど・・・いいね。
含○ガ淵と言うところの近くに住んでいたことがある。
こういってはなんだけれど、気味が悪かった。
その土地が霊場みたいなもんだから、変な物が写真に写ったり、夜中に2基あるブランコが風も吹いていないのに、1基だけぶぅらんぶぅらんしていたり、霊感が強いっていう奥さんが原因不明で倒れちゃったり・・・
ま、そんなことはいいとして・・・異界の入り口ってけっこうたくさんあるんだわね

な~んて読み方していたから楽しめた。
そういえば、生まれ育ったところには おいてけぼり って話があったんだわ。


