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本・黒野伸一 「限界集落株式会社」

2012-01-11 05:57:14 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

        限界集落株式会社

  内容(「BOOK」データベースより)
集落の消滅を憂う老人たち、零細農家の父親と娘、田舎に逃げてきた若者、かつての負け組たちが立ち上がる!地域活性エンタテインメント。

 限界集落って言葉があったことを初めて知った。

「 限界集落(げんかい しゅうらく)とは、過疎化などで人口の50%以上が65歳以上の高齢者になって冠婚葬祭など社会的共同生活の維持が困難になった集落を指す、日本における概念。」ウィキペディアより

IT会社を辞めて、亡くなったおじいさんが住んでいた村にやってきたのは多岐川優。初日からお爺さん、お婆さんに親切にされ、ちょっとうるうるしたみたい。
なんと農業を会社にしてしまうのです。
なんでもかんでも農協に頼っていて、農協の言いなり価格で肥料や農薬を買っていたことを気づかせ、農協に頼らない農業を立ち上げます。
そんなことってできる?できます。実際に産直で農協を通らずに消費者の手に渡っているものがたくさんあります。

大昔OL時代に同期の男の子達がそこいら辺の事を熱心に話していたのを聞いた事があります。
農家を会社組織にし、空いている農地を使い、農家のお年寄りに教えてもらう。
農業は簡単に出来るものではないから、そこんところ 大事 とか言っていた。
話だけで後は続かなかったけれど、もしかして 優 になったのがいるかも?なんて思いながら読んでいた。

黒野伸一さんの作品じゃなかったら読まなかったかも。

いいじゃない  誰かどこかでやっているのかな?

”くず野菜”を消費者は食べないなんて誰が決めたの?形が悪いのは買わない!なんて誰に聞いたの?


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