ときどき森へ・・・sora日和

~ by 凪 ~
ハンドルネーム変えました。

本・伊集院静 「大人の流儀4 許す力」

2020-07-28 06:57:14 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

あなたはその人をゆるすことができますか――。

忘れられない。許せない。
私も同じだ。
人はみな、許せないことを抱えながら生きて行く。
だが、許すことで始まる人生もある。
本物の大人になる、そのための必読書。

目次より
第一章 許せないならそれでいい
第二章 こんなはずじゃなかった、それが人生
第三章 いつ死んでもいい
第四章 やがて去っていく者たちへ


               

 読書備忘録 

好きではない女優との結婚で知った作家さんで、作品読んでもいないのに正直好きではなかった。

その後また女優と結婚・・・その女優は好きだった。

タイトル見て読んでみようと思ったら、この作家さんだった。

好きな作家のエッセイが好き!小説と違って真剣に読まなくても、伏線が・・・とか、どんでん返しが・・・とかがないからさっくり読めて、そういう方なのね?がほんの少しだけわかったようで楽しい。で、この作家さんの小説はまだ読んだことはないの。

なのに、そっか・・・と、共感できるところがあり、ふわぁ~っとなった。それはちらちらと感じる好きな女優のせいだって事もあると思う。

許す力はどうしたら許せるのか?ってことよりも!ってお話。

ふむふむと読んでいて、最後の最後に・・・そうだと思っていたことが、いいんだ、それで! 

何のかんの言っても許せないものは許せない・・・いいんです。

普段はまったく気にせず暮らしていたって、ふとした場面でスイッチが入るからね。そうだわ、あれは許せないんだわ!って、しばらくは思うわけ。

思い出しても、そんなことあったねー!とすでに時間が解決してくれていることだってあるの。

時間・・・

義母は言いました。いまわの際に・・・

あれだけは死んでも許さないと・・・意地悪な私は誰?と・・・

四人姉妹の長女だった義母から出てきたのは、すぐ下の妹

なぁんだ思った通りじゃないの、もー・・・

「最高の復讐は優雅に暮らすこと」

どなたのお言葉でしたっけ?

夫は言います。座右の銘か?と・・・

大人の流儀はたくさん出ているのです。

★★★☆☆



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