作品紹介・あらすじ
あなたはその人をゆるすことができますか――。
忘れられない。許せない。
私も同じだ。
人はみな、許せないことを抱えながら生きて行く。
だが、許すことで始まる人生もある。
本物の大人になる、そのための必読書。
目次より
第一章 許せないならそれでいい
第二章 こんなはずじゃなかった、それが人生
第三章 いつ死んでもいい
第四章 やがて去っていく者たちへ
読書備忘録
好きではない女優との結婚で知った作家さんで、作品読んでもいないのに正直好きではなかった。
その後また女優と結婚・・・その女優は好きだった。
タイトル見て読んでみようと思ったら、この作家さんだった。
好きな作家のエッセイが好き!小説と違って真剣に読まなくても、伏線が・・・とか、どんでん返しが・・・とかがないからさっくり読めて、そういう方なのね?がほんの少しだけわかったようで楽しい。で、この作家さんの小説はまだ読んだことはないの。
なのに、そっか・・・と、共感できるところがあり、ふわぁ~っとなった。それはちらちらと感じる好きな女優のせいだって事もあると思う。
許す力はどうしたら許せるのか?ってことよりも!ってお話。
ふむふむと読んでいて、最後の最後に・・・そうだと思っていたことが、いいんだ、それで!
何のかんの言っても許せないものは許せない・・・いいんです。
普段はまったく気にせず暮らしていたって、ふとした場面でスイッチが入るからね。そうだわ、あれは許せないんだわ!って、しばらくは思うわけ。
思い出しても、そんなことあったねー!とすでに時間が解決してくれていることだってあるの。
時間・・・
義母は言いました。いまわの際に・・・
あれだけは死んでも許さないと・・・意地悪な私は誰?と・・・
四人姉妹の長女だった義母から出てきたのは、すぐ下の妹
なぁんだ思った通りじゃないの、もー・・・
「最高の復讐は優雅に暮らすこと」
どなたのお言葉でしたっけ?
夫は言います。座右の銘か?と・・・
大人の流儀はたくさん出ているのです。
★★★☆☆