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本・恩田陸 「夢違」

2011-12-20 05:13:54 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

       夢違

 内容(「BOOK」データベースより)
夢を映像として記録し、デジタル化した「夢札」。夢を解析する「夢判断」を職業とする浩章は、亡くなったはずの女の影に悩まされていた。予知夢を見る女、結衣子。俺は幽霊を視ているのだろうか?そんな折、浩章のもとに奇妙な依頼が舞い込む。各地の小学校で頻発する集団白昼夢。狂乱に陥った子供たちの「夢札」を視た浩章は、そこにある符合を見出す。悪夢を変えることはできるのか。夢の源を追い、奈良・吉野に向かった浩章を待っていたものは―。人は何処まで“視る”ことができるのか?物語の地平を変える、恩田陸の新境地。

    おもしろかった!  おしまいっ!

これでは備忘録になりません。大好物。こういうお話はだ~~~い好き。

何々・・・それからどうなるの? それでそれで? と ゾクゾク。

お!これはまるで漂流教室のようでは・・・そして お!ドッペルゲンガー・・・なんて事を思ったりしながら読んだのです。

結衣子のテーマソングみたいになっている ドビッシーの亜麻色の髪の乙女 
きれいなこの曲を聴くと、これからはきっとこめかみにひと房の白髪のある彼女を思い出すのかもしれない。 

岩清水はすっとぼけているのかと思っていたけれど・・・最後に!そういうことでしたか。子供たちも・・・

夢を可視化。いずれ、幽霊も、イメージも、すべてのものが見えるようになる世界が来る・・・


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