内容
昔なじみのミルク・コーヒー、台所のラジオと夜ふけのお茶漬け、江戸の宵闇でいただくきつねうどん、子供のころの思い出のビフテキ…。滋味深く静かな温もりを胸に灯す12の美味しい物語。『ランティエ』連載を単行本化。
紙カツと黒ソース
目薬と棒パン
さくらと海苔巻き
油揚げと架空旅行
明日、世界が終わるとしたら
マリオ・コーヒー年代記
毛玉姫
夜間押ボタン式信号機
<十時軒>のアリス
いつか、宙返りするまで
シュロの休息
最終回の彼女
読書備忘録
明日、世界が終わるとしたら
これ好き
ハシモトは・・・
マリオ・コーヒー年代記
まだ17才だったのよね。
大きな集団の考えに
そっか・・・
進歩の考えに
そっか・・・
シュロの休息
病気になって医者に行ったら医者が薬を間違えた。
それ以来、体の基本がダメになった。
えーーーっ!そんなぁーーー・・・
そういう我が家も・・・
あっちの医者が処方した薬を、こっちの医者はだめだよ、こんな薬飲んでいちゃー・・・ってことがありました。
後者を信じた。なぜなら奥さんは子供が風邪をひいたなら、とにかく寝かす。それだけ!
何か変化があったらすぐにいつでもいいから連れてきなさい。薬には副作用があると思うべし・・・って言ってくれたから。
前者は、土日は学会で自分はいないからとお薬たくさん出した。学会と言っていたけれど、そこで働いていた同じ団地の奥さんは、ゴルフゴルフと・・・あとで教えてくれた。
ずっとあそこのあの小児科にかかっていたとしたら、って思うとゾッとした。
転勤で他所に住んでわかったこと。
いろいろあります。ありました。
吉田さんの作品は読んでいるうちにジェット・ストリームの城達也さんになっていることがあるけれど・・・この作品は違った。
いつものように・・・ひきつけられた。