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本・朝井まかて 「藪医ふらここ堂」

2015-12-20 22:04:54 | 図書館本 読書備忘録 
藪医 ふらここ堂

 内容紹介
天野三哲は「面倒臭ぇ」が口癖の江戸の小児医。朝寝坊する、患者を選り好みする、面倒になると患者を置いて逃げ出しちまう出鱈目っぷりで、近所でも有名な藪医者だ。ところが、ひょんなことから患者が押し寄せてくるようになり、三哲の娘・おゆん、押しかけ弟子の次郎助、凄腕産婆のお亀婆さんなど、周囲の面々を巻き込んで、ふらここ堂の先行きは、いったいいかなることに──。
当時の医者事情、教育現場、夫婦と家族の有り様から、恋愛指南まで盛り込んで、人情と笑いたっぷりに描く、お江戸“子育て”小説誕生!

藪医ふらここ堂
ちちん、ぷいぷい
駄々丸
朝星夜星
果て果て
笑壺
赤小豆
御乳持
仄仄明け

               

 読書備忘録 

藪医者だから藪のふらここ堂と渾名されている三哲。娘おゆんの恋愛も絡めて江戸の人々が明るく描かれている。

昔っから共働きだったのだ。

ある日、子供達の様子を見て食中りのきついやつだと診断した。父母達は早く薬をあげて助けてと・・・だが三哲は無闇に薬をやりたがるんじゃねえ。今はな、身中に回った毒を外に出してんだ。・・・

子育てというのは、お腹ん中から始まってんだから・・・に、だったら、世の中のほとんどの子はもう手遅れということになりそうだ。

そんな感じの先生よ。そんな先生は父親も長兄も藩医、三哲も奥医師を拝命するのか?って、話もね。

おゆんはじれったい!

このお話、続きがでるのかどうなのかはどうなのだろう?でも続きが出るのを期待しちゃう。


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