



視界が歪み、記憶が混濁し、暗闇が臭いたち、眩暈をよぶ。
読み手を眩惑する八つの物語。京極小説の本領を味わえる怪しき短篇集。
幽けき『幽談』、ほの冥い『冥談』に続く、「 」シリーズ第三弾。

便所の神様
子供の頃汲み取りだったし、転勤で行ったところも汲み取りで自治会から蛆殺しのビンがくばられるようなところだったから読めた・・・が、水洗しか知らない人は最後まで読めますかしら?
文字だけで伝わる、臭っ!汚っ!暗っ!
神様って・・・それ?
昔のトイレを語らせたら私だってそこそこ・・・なんたって、これ読んだ後お見事に小学校のお便所が夢に出てきたんだから・・・いっつも下から手がニョッキリなんて怖いなぁ~って入っていたから。
それにつながっていたから、ざぶざぶと音がするとだれか歩いている・・・?子供が立って歩けるくらいだったからドアはひとつずつ個室だったけれど、下は個室10個分つながっていた・・・すいません!半世紀前の話をしています

歪み観音
ギョッ!自分だけ・・・?やだやだ・・・!そうだみんなが歪めばいいのでしたね。
シリミズさん
やぁだぁーこんな家。広くたってやだわ!だいたい変な物?者?いるし・・・
杜鵑乃湯
やだやだこんな旅館。だいたい温泉苦手だし、こんな話聞いたらますます絶対に行かないしって思うし・・・ってもうあっちにいっちゃっているんでしょ?
むかし塚
やだ!結界越えちゃった・・・って、もうすでに・・・
なんか、なんかな話が始まっては終わり・・・やだやだと読んでいて読み終わったら・・・やだ、終わっちゃった・・・やだ・・・
こういうお話・・・すき・・・みたい。
