ときどき信州・・・sora日和

~ by 凪 ~
ブログタイトル少し変えました。

本・奥田英朗 「無理 上」「無理 下」

2012-09-28 05:21:53 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

           無理 上 (文春文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
合併で生まれた地方都市・ゆめので、鬱屈を抱えながら暮らす5人の男女―人間不信の地方公務員、東京にあこがれる女子高生、暴走族あがりのセールスマン、新興宗教にすがる中年女性、もっと大きな仕事がしたい市議会議員―。縁もゆかりもなかった5人の人生が、ひょんなことから交錯し、思いもよらない事態を引き起こす。

 半分ほど読んでどんより・・・まだ始まったばかり

人間不信の地方公務員は、あらあら・・・そんなことしてみつかったらどうする?主婦売春だね。

東京にあこがれる女子高生は、メイリンなんてよばれちゃって、早く助けてあげて。

暴走族あがりのセールスマンは、怪しげな訪問販売を昔の暴走族仲間とやっている。詐欺でしょ!

新興宗教にすがる中年女性は、敵対するカルトからはめられ職を失って、ますますのめりこむ。

もっと大きな仕事がしたい市議会議員―は・・・この人が・・・

民生委員さんはどこも大変。ヘルパー時代になんどか話し合いや会議でご一緒したけれど、そんなことまで・・・? と、まぁ、びっくりするようなお仕事です。

トンデモ精神科医の伊良部先生のお話のように始めから ホイッ! と、面白いのじゃなくて、そうなるまでちょっとお時間かかりました。で、何?って・・・

盛り上がってきての 下 にいきます。



                      読書備忘録 

           無理 下 (文春文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
真面目に働くことの馬鹿馬鹿しさを知り、自分の地位が脅かされることにおののき、信じていたものには裏切られ…。5人の男女が心の軋みに耐え切れなくなった時、それぞれの人生は猛スピードで崩壊してゆく。矛盾だらけのこの国を象徴するかのような地方都市・ゆめのを舞台に、どん詰まり社会の現実を見事に描き切った群像劇。

 上に続いて読んだ・・・ドタバタッ!

結局そうなったのね。よりによって皆様ごいっしょ 

地方都市・・・いっとき住んでいたことがある。ちょっとはずれると軒並みラブホテル。と言っても東京のお隣のここもインター付近にはたくさんある。

で、本当に娯楽がないから、子どもを遊ばせながら、あることないことと言いたいけれど、だいたいないことの噂話に明け暮れ、いつの間にか順番がきて標的になっている。

巡回バスがなくなってしまったからご高齢でも・・・
たまに逆走してくるから はぁっ!? やだここって・・・? 左だけ見て左折する。後ろ見ないでまっすぐ前を見ておすまししてバックしたり・・・車がないと生活できないからいつまでも運転している。後ろから見ていると運転席に誰もいない?見えてる?前?

読んでいて、なんとなくかつてのあの町を思い出した。 

もうきっと・・・無理っ! 


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