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本・梨木香歩 「家守綺譚」 

2014-03-04 07:39:22 | 図書館本 読書備忘録 
                 読書備忘録 

        家守綺譚

 内容紹介
これは、つい百年前の物語。庭・池・電燈つき二階屋と、文明の進歩とやらに棹さしかねてる「私」と、狐狸竹の花仔竜小鬼桜鬼人魚等等、四季折々の天地自然の「気」たちとの、のびやかな交歓の記録。

 サルスベリ、都わすれ、ヒツジグサ、ダァリヤ、ドクダミ、カラスウリ、竹の花、白木蓮、木槿、ツリガネニンジン、南蛮ギセル、紅葉、葛、萩、ススキ、ホトトギス、野菊、ネズ、サザンカ、リュウノヒゲ、檸檬、南天、ふきのとう、セツブンソウ、貝母、山椒、桜、葡萄

学生時代亡くなった親友 高堂 の家に住むことになった 綿貫 が出会った不思議なものや出来事のお話

まずは庭のサルスベリに好意をもたれた・・・ってところからもう不思議が始まっている。そして掛け軸のなかの白サギが出てきたり、ボートに乗って亡くなったはずの高堂が、やぁ!と会いに来たり・・・わくわくする。

ヒツジグサは未の刻になると律儀に花を開く。

電気などという、手にとって確かめられもせぬものは、やはり信用せぬに越したことはない。

啓蟄だと小鬼が出だす。

お隣の奥さんがいとも簡単に不思議をきる?

100年前・・・

面白すぎて・・・終わっちゃったわとがっかり・・・ただ、今後掛け軸を見ると・・・ちょと楽しみ。

博物館でも美術館でも夜になり誰もいなくなると楽しそうにしているのではなかろか?なんて思ってもいいじゃない!と思った。


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