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本・道尾秀介 「光媒の花」

2012-02-03 06:50:35 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

          光媒の花

 内容紹介
認知症の母親とひっそり暮らす男性の封印された過去、ホームレス殺害に手を染めた小学生兄妹が抱く畏れ、密かに心を通わせた少女のための少年の噓-。愚かでいとおしい人間の姿を描く連作群像劇。『小説すばる』掲載を書籍化。

 短編集が繋がっている。そして、ギョッとすることが書いてあるのだけれど、とても美しい。

第一章 隠れ鬼
そうですか・・・見たんですね、知っていましたか。
隈笹は30年に一度、花を咲かせるそうです。そうなんだ。

第二章 虫送り
ホームレスと一緒に行った妹。だめだめ行っちゃ・・・ほら、やっぱり。ちょっとどっぷり入って途中はらはらとしてしまいました。兄妹のかわいそうな事、そんなに泣かなくても大丈夫なのよ。あとでわかるんだから・・・

第三章 冬の蝶
ったく、なんて母親!

第四章 春の蝶
こんなに小さい子が耳が聞こえないふりを・・・
おじいさんのドロボウは狂言だったのね、娘の育て方がね・・・ってこと。

第五章 風媒花
お母さんと仲直りするのよね。徐々にね・・・
風媒花と虫媒花のお話は遠い昔にきっと聞いたことが・・・あったのかしらね?
カヤツリグサ・・・覚えとこ。

第六章 遠い光
あの判子屋さん。風媒花の先生と生徒のお話、いい先生になれそう。

最後は・・・そうですか・・・こうなるとは思っていなかった展開。いいっ!


毎度わけのわからないことを書いておりますが、何のお役にも立たない、ただの  備忘録  です。

 そうそう、そうでした! と、思い出せる程度に書いております。


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