ときどき森へ・・・sora日和

~ by 凪 ~
ハンドルネーム変えました。

本・東直子 「薬屋のタバサ」    

2011-11-07 05:07:02 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

         薬屋のタバサ

 内容(「BOOK」データベースより)
自分を消そうとしていた女が、一軒の古めかしい薬屋にたどり着いた。つかみどころのない、独身の薬屋店主、平山タバサと町の住人との不思議な日々。身を任せる安らぎと不安。リリカルな長篇。ややこしくなった、心と身体がほぐれる魔術的な恋愛小説。

 少し読んで これはホラー・・・? が、読んでいるうちにリトルアリョーヒンがよぎって小川洋子の世界に似ているような気がしてきた。静かに静かにお話が・・・ちょっと不気味。

人探しに来た人が、この町に、ときどき人が吸い込まれるように消えていく、って聞いたもんだから。と・・・

不思議~・・・?と、読み終えて・・・やっぱり不思議・・・でもタバサのお庭のルリさんの池 (ですかね?) に吸い込まれるように読んでしまいました。

で、いったいなんだったのでしょう? 

とは思ったものの不思議の力に押し切られて、もしかしたらもう一回いつか読むのではないか? なんて思ったりもしています。ってのがまた不思議。

なんたって不思議の世界は大好物ですから・・・もう一度読んだらそんなに不思議ではないかも? いや! やっぱり不思議です。

山崎由実の夢のお話です。と誰かが言ったなら・・・な~んだ夢か!

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