ときどき森へ・・・sora日和

~ by 凪 ~
ハンドルネーム変えました。

本・川上弘美 「森へ行きましょう」

2018-01-01 18:00:35 | 図書館本 読書備忘録 
森へ行きましょう

 内容紹介
川上弘美さんの最新刊は、長らく待ち望まれていた恋愛と結婚を描いた長編小説。500ページ超えも一気読み必至の傑作です。
主人公は1966年ひのえうまの同じ日に生まれた留津とルツ。このパラレルワールドに生きるふたりの女性は、いたかもしれないもうひとりの「自分」。それは読者のあなたのもうひとりの「自分」かもしれませんし、留津とルツの恋人や夫も読者のあなたのもうひとりの「自分」かもしれません。
主人公の2人のように「いつかは通る道」を見失った世代の女性たちのゆくてには無数の岐路があり、選択がなされます。選ぶ。判断する。突き進む。後悔する。また選ぶ。進学、就職、仕事か結婚か、子供を生むか……そのとき、選んだ道のすぐそばを歩いているのは、誰なのか。少女から50歳を迎えるまでの恋愛と結婚が、留津とルツの人生にもたらしたものとは、はたして――
道は何本にも分かれて、つながっていて、いつの間にか迷って、帰れなくなって……だからこそ「人生という森は深く、愉悦に満ちている」。
装画と挿画はファッションブランド「ミナ ペルホネン」の皆川明さんが手がけています。
たくらみに満ちた造本にもご注目ください。


               

 読書備忘録 

留津とルツ・・・

パラレルワールドだから、私も ん?と、隣で別の生き方をしてる私がいるかもしれない。いるに違いない。

留津になってルツもみていたいし、ルツになって留津もみてみたい。けど、みられない。

もしもあの時というのではなく、勝手にパラレル・・・

不思議だけれど、ありそっ! マジ見てみたい、私のパラレル!

森へ行きましょう。ったって、奥深い森なんでしょ?だから迷います。

それに留津とルツだって、おいおい!なのに、夫、俊郎を殺しちゃった瑠通のほかに、琉都、流津、る津、るつ・・・

たくさんの”るつ”が出てきたときには、あわわ!!!
迷った。

読み終わって・・・楽しかったわぁ~!!!
森へ行きましょう

★★★★★


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