



紀行作家の父から、マルキ・ド・サドをもじって名づけられた鳴木戸定。
書籍編集者の定は、ブサイクで身なりに無関心、感情を表さずに人付き合いも機械的にこなす。一方で、彼女は、旅先でワニに食べられて死んだ父親の死肉を食べた女として、世間に名を知られていた。ふくわらいが唯一の趣味である彼女は、猪木になりきれなかったロートルプロレスラーのエッセイを担当することになってから、人との距離を少しずつ縮めていく・・・。

お名前はやっぱり、何でそんな・・・? 体はタトゥだらけ・・・
ふくわらい・・・顔のパーツを分けてはめこむ。ゲームじゃなくて目の前の人のを・・・

担当している作家が、雨ばかり降っているから書けない!には雨乞いならぬ晴乞する。これすっごい。
プロレスラーと喫茶店でお話をするシーンは、小暮しずく流に うける。
奇妙だけれど、真摯に生きている。お友達が出来てよかったね~♪
イッキヨミっす!
