作品紹介・あらすじ
『木曜日にはココアを』で第1回宮崎本大賞を受賞し、『お探し物は図書室まで』で本屋大賞にノミネートされた人気作家・青山美智子氏の最新文庫です。主婦向け雑誌の編集部で働く早坂瞬は、取材で訪れた鎌倉で、ふしぎな案内所「鎌倉うずまき案内所」に迷いこんでしまう。そこには双子のおじいさんとなぜかアンモナイトがいて……。YouTuberを目指す息子を改心させたい母親。結婚に悩む女性司書。クラスで孤立したくない中学生。気づけば40歳を過ぎてしまった売れない劇団の脚本家。ひっそりと暮らす古書店の店主。平成の始まりから終わりまでの30年を舞台に、6人の悩める人々を通して語られる、心がほぐれる6つのやさしい物語。最後まで読むと、必ず最初に戻りたくなります。
読書備忘録
遡っています。
「はぐれましたか?」
はぐれたというか迷ったというか吸い込まれたというか・・・不思議な場所に来てしまいました。そしたら不思議な人がふたりいました。いや、もう一人と言うかもう一個というか・・・いましたね。
不思議な時間を過ごしたら、おひとり様につきおひとつ限定のうずまき模様のキャンディをいただいて帰りました。ずいぶん時間を取られたと思ったのに、時間は動いていませんでした。
ってことで、私もはぐれてみたい!そしてうずまきキャンディをいただいて帰って来たい。
そうなの選ばなかった人生がどこかに存在している。
そ!パラレルワールド!・・・あるに違いないと思っています。
これからアンモナイトをみると思い出すかもしれない。
老舗デパートにありますよね。アンモナイト!
こういうお話は大好物!
★★★★★