解説
あってはならない感情なんて、この世にない。
それはつまり、いてはいけない人間なんて、この世にいないということだ。息子が不登校になった検事・啓喜。初めての恋に気づいた女子大生・八重子。ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。ある人物の事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり合う。しかしその繋がりは、"多様性を尊重する時代"にとって、ひどく不都合なものだった――。「自分が想像できる"多様性"だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよな」これは共感を呼ぶ傑作か? 目を背けたくなる問題作か?
作家生活10周年記念作品・黒版。
あなたの想像力の外側を行く、気迫の書下ろし長篇。
読書備忘録
ダイバーシティに一瞬お台場のガンダムを思った。
いやいや違うでしょ!
多様性と言ったって・・・それも多様性ではあるのでしょうけれど!
想像もつかない欲ってのがあるわけでしょうが、そもそも逮捕されたら犯罪でしょ?幼いうちに被害者になりその後のその子はどうなるでしょう?と・・・
登校拒否児童の子供たちがYou Yubeをはじめコメント欄を開けたとたんに・・・小児性愛者の・・・
なんだなんだ知らないことだらけだとイッキヨミ!
★★★★☆