内容紹介
好評発売中の『大好きな町に用がある』に続く第2弾。 ブッダガヤ、台北、バルセロナ、香港、メキシコシティ、バリ―― めくるめく旅の記憶を綴ったエッセイ集
雑誌「SWITCH」で5年間にわたり角田光代が綴った、トラベルエッセイ連載「オリオリ」の書籍化第2弾!!
全 28 篇のエッセイの中に、作家・角田光代の旅の視点が詰まった、夏の旅情を誘う珠玉のエッセイ集です。
読書備忘録
行きたくないのに出かけていくのはインドでしたか。いろいろと、はっ!と変わっちゃうってのは聞いたことあるけれど・・・
どうも酒飲みのイメージが強かったけれど、マラソンしちゃうんでしたっけね・・・
ご飯の時間を読んでいて、すごく几帳面だったんだ。ちゃんと時間に食べるのね。
現地集合解散のお食事旅はいいわね。楽しそっ!
海外で知らない人に囲まれて・・・って、私はそこの大きな駅でありましたっけ・・・通勤時間が過ぎた人気のないホームでラテン語話す人たちがにこやかに寄ってきて、囲まれた。沿線にたくさん住んでいるところがあるからなぁーと思っていたけれど、どうやら悪事を企んでいたみたいで、円が徐々に小さくなって、な、何っ!とバッグを抱えたところ、ちょっと離れたところで電車待ちしていた殿方がサッと来てくれた。そしたら蜘蛛の子散らすみたいに来た時と同じ笑いながらおしゃべりしていなくなった。日本もこんなになっちゃったんだなぁー・・・と思ったんだっけ。
★★★☆☆