

弾いている私の手首の下に尖った鉛筆が近づく―。優しいピアノ教師が見せた一瞬の狂気「アウトサイド」、カーテンの膨らみで広がる妄想「私は名前で呼んでる」、ボディビルにのめりこむ主婦の隠された想い「哀しみのウェイトトレーニー」他。キュートでブラック、奇想天外。初の短編集にして大江健三郎賞受賞作。
アウトサイド
私は名前で呼んでる
パプリカ次郎
人間袋とじ
哀しみのウェイトトレーニー
マゴッチギャオの夜、いつも通り
亡霊病
タイフーン
Q&A
彼女たち
How to burden the girl
ダウンズ&アップス
いかにして私がピクニックシートを見るたび、くすりとしてしまうようになったか








「アウトサイド」
そんなに長い事習っているのに、まだバイエルってどういう事?
が面白い。と読んでいたら、先生っ!
に、始まって、ちょっとそれってかなりブラック?なお話だったり奇妙だったり、それって何だっ!?
「アウトサイド」
「哀しみのウェイトトレーニー」
「彼女たち」
「いかにして私がピクニックシートを見るたび、くすりとしてしまうようになったか」
特に面白かったと言うか何というか・・・
そうそう都市伝説みたいな話だけれど、試着室から消えた話は私も知っていますよ。
今でこそ、他所のお国で試着室に入るようなことはしないけれど、若いころは一人では入らず、不思議がられても友達と一緒に入っていたんだわ!
こういうお話はたっくさん読みたいっ!
★★★★★
