マリインスキー・バレエ日本公演キャスト変更


  ちょっとはバレエの話題も入れとこう。

  この11~12月に行なわれるマリインスキー劇場バレエ日本公演、すごい降板劇が起こりましたね~。びっくりした。

  ヴィクトリア・テリョーシキナ、アリーナ・ソーモワ、アナスタシア・マトヴィエンコが降板、代わりにエカテリーナ・オスモールキナとオクサーナ・スコーリクが参加するとのことです。

  オスモールキナは、数年前のボリショイ&マリインスキー合同公演で観たことがありますが(マリインスキー・バレエ日本公演でも観たかも?)、オクサーナ・スコーリクはたぶん観たことがないです。スコーリク、どんなダンサーなんだろ?

  私はテリョーシキナが来られなくなったことがかな~りショックです。テリョーシキナ主演の『ラ・バヤデール』のチケットを取ってたもんで。テリョーシキナの踊るニキヤ、本当に楽しみにしてたんだけどな~(泣)。

  テリョーシキナ、ソーモワ、マトヴィエンコの降板にともない、大幅なキャスト変更が行なわれました。私が観る予定だった公演では、こんなふうになりましてん。


  『ラ・バヤデール』11月24日(土)

   ニキヤ:(旧)ヴィクトリア・テリョーシキナ→(新)エカテリーナ・コンダウーロワ
   ソロル:(旧)ウラジーミル・シクリャローフ→(新)エフゲニー・イワンチェンコ
   ガムザッティ:(旧)アナスタシア・マトヴィエンコ→(新)エカテリーナ・オスモールキナ

  『ラ・バヤデール』11月26日(月)

   ガムザッティ:(旧)アナスタシア・マトヴィエンコ→(新)エカテリーナ・コンダウーロワ

  『白鳥の湖』11月20日(火)

   オデット/オディール:(旧)エカテリーナ・コンダウーロワ→(新)ウリヤーナ・ロパートキナ


  テリョーシキナが観られないこと、またコンダウーロワのオデット/オディールが観られなくなったことは確かに残念ですが、私の場合、変更後のキャストに対して大きな不満はないです。

  特に、コンダウーロワのニキヤとガムザッティを同時に観られるなんて、これは面白い体験ができそうです。また、ウリヤーナ・ロパートキナの、この上なくすばらしいオデット/オディールを再び目にできることになり、これまた嬉しい限り。

  実直そうで頼もしいイワンチェンコのソロルが観られるのも嬉しいサプライズですし、可憐な雰囲気のエカテリーナ・オスモールキナが、どんなガムザッティを演じ踊るのかも楽しみです。

  でも実は、ウラジーミル・シクリャローフを観ないで済むことになったのが、最も嬉(以下自粛)


  余談。11月30日(金)、12月1日(土)、2日(日)に行なわれる予定の上海バレエ団日本公演(デレク・ディーン版『白鳥の湖』)についてですが、今のところ、主催元である光藍社の公式サイトには、変更などに関するニュースは載っていません。

  なんつーか、こういうことからも、中国政府が問題のソフト・ランディングを希望していることがうかがわれると思います。あくまで今の時点では、ですが。

    
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