「回転木馬」レビュー

  遅まきながら、「回転木馬」のレビューです。Woking公演(10月20~25日)のレビューが The British Theatre Guide に掲載されています。

  アダム・クーパーの振付についても言及があります。以下に引用・試訳します。

  「アダム・クーパーの振付は、浜辺でのバレエでは見事なまでに美しく、また少年たちが乱闘に熱中している場面では面白かった。しかし、こんなにも優れたダンサー(チャウ注:クーパー君のことを指すと思われる)が、よりダイナミックで個性的なものを生みだそうとしなかったことに、私は少しがっかりした。」

  今まで見てきたレビューと照らし合わせてみると、クーパー君の“Carousel”の振付は基本的にすばらしいものの、いささか典型と無難に流れているところがあるらしいですね。

  でもどのレビューも全体としては褒めていて、それに少し注文をつけているだけという点で一致しているので、クーパー君の振付はやはりよい出来なのだろうと思います。

  私のカンでは(あんまり当てになりませんが)、“Carousel”ウエスト・エンド公演は成功する可能性が高いのではないかと思います。たぶんクーパー君の振付家としてのキャリアにも、大いにプラスになることでしょう。

  ウエスト・エンド公演(11月22日開始)まであと少しです。少し緊張しますね。
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