テクノロイド

コンピュータやゲーム他、色々日々思ったことをつづっていきます。

KonaLinux jack on EeePC901XでDAWを使う

2014-09-08 15:50:46 | ORCA関係,Debian Linux
EeePC901X(以下901X)にKonaLinux jack(以下KLjack)を入れたのは、RealTimeカーネルで音楽ソフトを使おうと思ったからだ。(それともうひとつあるけど、それは後回し。)
Ubuntuなんかは年を経るごとにどんどん重くなっているので無理だけど、KonaLinuxならblack版なら60MBしか消費しないので、メモリ1GBの901Xでもなんとかなるかと。

それでDAWとかシーケンサーやシンセ音源を使ってみたいが、KLjackはサウンドに特化したものだし、インストールディスクが1.5GBもあるから、その手のアプリが当然色々入っているだろうと思ってメニューを見たらそうでもない。
だからとりあえず使ったこともないDAWのRosegardenでも入れとこうと入れてみたら、なんとインストールに1時間以上かかった。
入れ終わった後にLMMSというソフトが入ってて、これがDAWだとわかった。こんなことならRosegarden入れなくて良かったのに・・・と。

その前に901Xの画面は解像度1024x600しかない。ただVGA出力があるんで外部モニタが接続できるんだが、KLjackだとどうなるだろうかちょっと心配した。
しかし何の問題もなくディスプレイの設定画面で外付けモニタを1680x1050に設定して適用したらその解像度で映った。残念ながら901Xの画面をサブモニタにする設定はないようだ。これは元々の仕様なのか、KLjackのせいなのかは知らない。とりあえず901Xの画面はオフにする。

RosegardenもLMMSも起動してみるが、そのままじゃ音が鳴らない。そもそもDAWソフトとか使ったことないのでとりあえずググってRosegardenの使い方を調べたら、QsynthにSoundFontを設定して起動したままにしておくのが肝らしい。SoundFontは/usr/share/sounds/sf2/にFluidR3_GM.sf2がある。QsynthとSoundFontは元々あったのかRosegardenと一緒に入ったかわからない。まあQsynthでなんとか鳴らすことは成功した。

LMMSはウィンドウ左サイドにあるアイコンで「楽器プラグイン」を開くと最初からある程度音源が用意されている。その下の"My Project"にデモ曲も用意されてた。しかし音が鳴らない。何故ならば設定画面でjackではなくALSAが選択されているから。
それはわかったんだが、JACKを選択してOKボタンで閉じようとすると落ちる。ターミナルで起動するとSegmentationエラーが出てる。起動時には「メモリを確保できない」というメッセージが出てるから901Xじゃスペック不足か?とあきらめかけたが、よくみると82274202byteが確保出来ないと出てるので関係無いだろうと。なんせFirefox&LMMSを起動しても600MB以上空いてるし。

熟慮の末、まずはJACK Control(JACK Audio Connection Kit)を終了させてからLMMSを起動し、設定を変更したら落ちずに変更できた。そして再びJACKを立ち上げ、LMMSを使ったら音が出た!良かった。

Firefoxも起動させててLMMSのデモソングを鳴らしててもメモリ360MB程度しか使ってない。半分以上空きがある。
画面も広々快適。キーボードが小さくて押しにくい以外は問題ないな。
追記)
いや、やっぱり901X搭載の初期のATOMじゃ問題あった。YouTube再生でも思ってたんだけど、CPUの能力不足で負荷が高いと音が割れてしまう。
LMMSのデモソングTobyDox-Crystallo.mmpでも4音鳴らすあたりでは処理がいっぱいいっぱいで全然ダメ。バッテリー駆動中は3音でも厳しい。外部音源じゃないと無理かな。メモリは問題ないのでそれなら問題なさそう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿