テクノロイド

コンピュータやゲーム他、色々日々思ったことをつづっていきます。

ASUS chromebox-m130u に普通のUbuntu14.04を入れる

2015-07-22 02:08:57 | Ubuntu Linux
ChromeOSと共存させながらUbuntuを使うにはChrUbuntuはいいようだが、色々調べてみるとChromOSのカーネルを使ってUbuntuを起動しているようで、その制約に引っかかりLXC他仮想環境を使えないカーネルで動いてるようだ。
もはやLXCが無いといられない体質になっているために、これは困ったことだった。
普通のUbuntuがインストールしたい。

色々情報を漁っていた時に、Installing Fedora 20 on Asus Chromebox-M004Uというページを見つけ、どうやら素のFedoraがインストールできてるようだった。動いている画像がないんで半信半疑ながら苦手な英語を読んでみた。chromebox-m130u直接の情報はないのだが、他のページや2chで延々と情報収集した結果、どうやらHaswell(not ARM)版chromeboxにはSeaBIOSというのが搭載されているので、普通にLinuxがインストールできるらしいと目星がついた。

なので、ようやく上記リンクのFedoraインストールページの通りにやってみる。
chrubuntu使ってて、起動時の白い画面の時にTABキーを押すと設定が表示されるのに気づき、dev_boot_usb=1、dev_boot_legacy=0と表示されたので、必要な設定のみ行う。
$ wget http://johnlewis.ie/asus-chromebox-SeaBIOS-new.bin ←USB3.0が使えるように修正されたSeaBIOS
$ md5sum asus-chromebox-SeaBIOS-new.bin ←ダウンロードが問題ないか確認
$ sudo bash
# crossystem dev_boot_legacy=1
# flashrom -w -i RW_LEGACY:asus-chromebox-SeaBIOS-new.bin
SUCCESSと表示される

一旦シャットダウン(poweroff)
以前から使っているmicroSDに入れたUbuntu14.04のインストーラをSDアダプタを付けてSDスロットに挿す。
電源を入れ白い画面が出たらCtrl+L。ESCでブートメニューを表示させると、無事にSDが認識されてるので2を選択。
時間はかかるがちゃんとインストーラが起動した!
(※Ubuntu14.04ならサイトに書かれてある、インストーラブート時のmem=1024M指定は要らない)
試用してみたが、画面(DisplayPort->DVA)もLAN/Wifiも問題ない。
付属の無線キーボード/マウスは起動直後は認識されたがCtrl+L(SeaBIOS)後に認識されず、インストーラ起動後は認識された。

このままsdaに入れると起動時にCtrl+Lがいちいち必要。上のサイトではその状態にしているとあるが、chromeos上でset_gbb_flags.sh 0x489をやればCtrl+Lをデフォルトにできるらしい。
そのコマンドでググって見つけたサイトがここ(Using a Chromebox as a Linux server)
どうやら蓋を開けてプロテクトネジを外す必要がある。
それと0x489だとBootセレクトする時間がないので0x488の方がなんかあった時のためにはいいようだ。まあUbuntuしか使わないなら0x489でもいい気がするが。
プロテクト解除は、ArchLinuxの「デフォルトで SeaBIOS を起動」が日本語でわかりやすい。
chromeosが必要なのでOSインストール前にやらなくてはならない。
(chromeos復活は可能らしいが、まあめんどくさいし)

ということで、デフォルトでChrUbuntuじゃない普通のUbuntuが起動するようにするにはChromeOSは要らないので、一旦ライトプロテクトを外し0x489を設定し、再びライトプロテクトをかけて今Ubuntu14.04をSDから起動して内蔵SSDへインストール。
インスト終了後、再起動したらなにやらブラック画面が出て起動が遅い。
ちょっと心配になったが無事起動。どうもサウンド関係がおかしかったせいのようだが、アップデートしたら問題なくなったようだ。
それにしてもChrubuntuの驚異的な起動の速さに比べて普通な感じになったのは残念。
$ df
Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on
/dev/sda1 11191888 5488752 5111572 52% /
ChromeoS消したのに容量があんま変わらない、と思ったらメモリが4GBあるんでSWAPパーティションに4GB取られてた・・・。

ーー
ここを見ると(SeaBIOSを含む)corebootを改造してデフォルトブートを改善してるような記述がある。(※Haswellは良くてBayTrailはダメと書かれてる)
こっちの方が画像があってわかりやすそう。
しかし結局corebootの書き換えはプロテクトネジを外す必要があるようなんで今更だった。

追記)
プチフリしたり、文字が抜ける症状が発生中。
インストールに失敗したのか、それともこのページの最後にある既知の問題なのか。
とりあえずgrub設定に"i915.modeset=1 i915.semaphores=0 i915.use_mmio_flip=1 i915.enable_ppgtt=1 drm.vblankoffdelay=1"を追加してみたが・・・

続・追記)
プチフリはSSDのせい?とも考えられなくはないがUbuntuでは発生しにくいらしいし、そもそも/var(LXCコンテナ含む)はHDDに/tmpはメモリにしてるんであまり考えられない。
このサイトのTroubleshootingのVideo Playbackの所を見るとやはりバグなんだな。kernel3.18.4 or 3.19.0 (or newer)を使えと。unameすると3.13.0-61-genericか、どうしよう。
apt-get install linux-generic-lts-vividで3.19にできるようだが、問題ないのかな。LXCコンテナが動けばいいんだが。
コメント (2)
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続 chrubuntu on m130u

2015-07-18 17:13:26 | Ubuntu Linux
chrubuntuを入れたm130uをセッティング
日本語化しなきゃいけないので、「システム設定」の「言語サポート」で何となく設定
ORCAをインストールしていて次のコマンド
# apt-get install system-config-printer-gnome foomatic-db foomatic-db-gutenprin
をインストールしたらX関係がもう使われてなくてautoremoveしたらスッキリするでというので# apt-get autoremoveしたらX関係がことごとく無くなってテキストlogin画面が出るようになって何故かキーボード入力もできなくなったのでchrubuntuの再インストールするはめに。

インストールしてたらLTS版の指定忘れてたのに気づいて、CTRL-cして再起動してやり直し
# sudo bash s9ryd ubuntu-desktop lts
う~ん、大丈夫だったんだろうか。まあ起動したんでまた設定中。
何故か容量が前と違って50%切ってた。(←前は空き容量が50%以上だったので問題無し)

sshdをインストールして、外付けディスクをつないで、ssh -Xでリモート接続してgnome-disksを起動しようとしたらできない。
cannot open display: localhost:10.0
xauthもあるんだけど、何故?謎
リモートメンテに支障が出るなあ。困った。途方に暮れていたが、再インストール前に遭遇してた/etc/hostsにlocalhostが定義されていない不具合を思い出し、127.0.0.1 localhostを追加して(エラーは出てるが)起動した。

/etc/network/interfacesに固定アドレスを記述するとネットワークが設定されなくなる。最近ubuntuインストールでこれに遭遇してるんだが、これは何なんだ??

う~ん、LXCが動かんかった。根が深そう。普通のUbuntu入れたいよぉ~。

追記)
案の定VirtualBoxもKVMもダメだった。ここ見るとUSBメモリからBootできるようなんで素のUbuntuもインストールできるんだろうか。

とりあえず現状外付けHDDをhomeにしたのでfstabを書き換えた。/varを/homeの下に置いてシンボリックリンク。そして/tmpもtmpfsにした。
$ cat /etc/fstab
# UNCONFIGURED FSTAB FOR BASE SYSTEM
LABEL=EXTHGST /home ext4 defaults,noatime 0 2
tmpfs /tmp tmpfs defaults,noatime,mode=1777 0 0

追記)
Brother HL-5240のプリンタドライバをインストールしてたらドライバが32bitなのが影響しているのか/varのシンボリックリンクが消え、/varというディレクトリが作成されてしまい本来あるファイルやディレクトリが無いのでエラーになってしまう。
外付けHDDを/homeでマウントするのをやめて、/varでマウントして/homeをシンボリックリンクにしてみた。端末を立ち上げるとプロンプトに/var/home/usernameと表示されてしまうが、それ以外は今のところ問題なし。
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USB3.0の外付け2.5inchHDD

2015-07-16 02:40:40 | Ubuntu Linux
初めてUSB3.0のHDDを使ってみる。
少し前に3.5inchHDD用のUSB3.0ケースを買っていたんだがまだ使ってない。
今回は外付け2.5inchHDD。とりあえず信頼のHGSTにしてみた。
最近の外付けHDDはTVやレコーダーに繋がるのが売りみたいだが、接続してみたら普通にNTFSのようだ。

Ubuntu on Chromeboxで使うんだけど、Livaは外付け2.5inchHDDは電源容量不足で動かせないとかあるようだけど、m130uはどうだろう。使えなかったら手持ちの3.5inch用ケースを使うしかないかな。

とりあえずUSB3.0は初なので、まずは常用のノートPC(Ubuntu)で使ってみる。
接続してdf -Tするとfuseblkって表示された。FUSE経由で使うのか。
というか使ってるノートPCはWindows入ってるのに何故今まで知らんかった?と思ったらマウントできなかったのか。
何でもハイバネートされてるかららしいが、Windowsって完全シャットダウンとやらにしないとハイバネートされるようだ。そんなことで起動が速いとは。
リードオンリーならマウントできるそうなんで# mount -r /dev/sda5 /mntしてdf -TするとやはりTYPEはfuseblkだった。ふうん。

書き込みはできるのか速度も気になるのでコピーテスト。

usb3.0 ntfs 68->64MB/s
usb2.0 ntfs 40->33MB/s

おー倍近く速いのか。

さて、ext4にフォーマットするのがいいのかなということで、こちらを参考にしたんだが、結局ディスク(←ややこしいがツール名※コマンド名gnome-disks)のみ使った。
・パーティションを削除
・EXT4でフォーマット
・ラベルつけ忘れたんで、「詳細設定」の「パーティションを設定」で設定

マウントはさっきのページを参考にすればいいかな。

とりあえずコピーしてみたら常時96MB/sでたようだが、もしかすると実際のEXT4の仕様で書き込みはされてないとかあるかもしれず。

追記)
USB3.0メモリを買ってたのを忘れてたんでテスト。
パソコン工房で知らないブランドのが16GB780円くらいであったんで買おうか悩んでたら近所のディスカウントショップの特売でTranscendのが同程度の値段だったんで即購入したんだった。

最初は30MB/sあったけど段々下がって最後は16MB/s前後で落ち着いた。
まあパッケージにはUp to 4xFaster than USB2.0 Read90MB/s,Write12MB/sって書いてある。
USB2.0でやったら12MB/s前後だった。書き込みは遅いんでUSB3.0かどうか関係ないんだな(^^;
なので逆方向やると3.0は70MB/s弱、2.0は30MB/s弱。ま、倍以上ならいいか。
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ASUS chromebox-m130u にUbuntu14.04(chrubuntu)を入れる

2015-07-14 14:36:10 | Ubuntu Linux
今では5千円程度で買えるRaspberryPiもそこそこ高性能になりUbuntuもインストールできるようだが、さすがにARMだと動かないソフトがあるのでイマイチ利用しづらい。
ケースや電源の追加でなんだかんだ出費が増えるのを考えると、1万円程度でWinタブレットを買った方が使えるんじゃなかろうか。

最近ではスティック型のWinPCが流行ってるようだが、拡張性イマイチでATOMで2万円は高すぎる気がする。やはりタブレットの方がいいんじゃないかと思うのだが。
そして2万円で買えるBOX型PCと言えばECS LIVA。せっかくのBOX型なのにメモリ増設ができない以外はそれほど問題なさそう。WindowsOS版は無料版Winが載ってるようなのに8千円くらい高いので、やはりそれならタブレットがいいんじゃないかと思わせられたんだが、最近は実売が下がってOS無し版とほぼ同じ値段で売られているようで、それならまあ悪くないんじゃないかな。個人的にはOS無し版がもう少し安くなってくれれば食指が動いたかも。

LIVAはメモリ2GBあり、Ubuntuを動かすには十分なんだが出来たら仮想環境を使いたいのでちょっとと思っていたら4GBやストレージ増設可能になったLIVA Xが出てきた。これはいいと思うんだが、ATOMで3万円弱という価格が微妙になってくる。安いことは安いんだが、もう少し足すと速度の速いCPUのPCが買えてしまう。実際に3万5千円で特売のCORE i3のノートPCを購入してるんで尚更。

とまあLIVA Xに悩んでいたら、ASUSのChromebox(CHROMEBOX-M130U)がOUTLETで安いのに気がついた。普通の価格だったらWindowsも載ってるHP Stream Mini 200-020jpの方がいい。個人的にはWindowsが要らないので逆にStream Miniじゃ勿体無いなあって感じ。
どちらもHaswell版Celeronで拡張性があるので完璧だが、M130Uは2.5inchHDDが入れられそうにない(?)が、その代わり最初からメモリ4GB載ってるのがありがたいかな。

そんなわけでM130Uにしたいのだが、Ubuntuを入れられるかどうかチェック。ChromebookについてならいっぱいあるのだがChromeboxの情報は唯一ココだけだった。しかし、写真も入れてくれてるんで大変わかりやすくココだけで十分かと。大変ありがたい。

そしてようやく購入し、さっそくUbuntuのインストールに挑戦。
まずはChromeosのバックアップをしようと2GBのSDを用意したんだけど、条件が4GB以上となっていた。SSDの交換もしてないし、よく見ると他のPCでも作成できるようなんでバックアップを取るのはやめた。

途中でUbuntu用のパーティションを聞かれたんだが、5-10でMax9とかメッセージが出てたんで9GBを指定。Chromeosは要らないんで16GBSSD全部をUbuntuにしたいんだが、どうやらChromeosがないとブートができないらしい。これは予想外。
SSDは突然死が怖いので外付けUSB3.0のHDDで使うつもりで、内蔵は16GBのままでいいやと思っていたんだが、9GBしか使えないとは。インストールして確認したら5GB空きはあるんだが、とりあえず日本語環境いれるつもりだしなあ。
今後大丈夫だろうか。

WPSでの接続方法がわからないのでパスフレーズを覚えてる遠めのWiFiルータに接続してたらダウンロードが遅すぎたんで途中で一度作業中断してやり直し。その時は再起動が必要で、それまでダウンロードしてたのは消えてしまった。
--
ちなみに現在LIVA XにSSDを付けて売っているようなんでSSD増設を考えている場合はお得かも。個人的には素のLIVA Xを安く売って欲しかったが。
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