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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

新聞報道の見出しについて

2022年08月22日 07時02分39秒 | えいこう語る

▼新聞の見出しだけで、読むか読むまいかと判断をしている人も多いようだ。それだけに熟読してもらうためには、見出しの付けかたに頭をひねるだろう。

▼今日の私のブログのテーマ(見出し)は、「新聞報道の見出し」だ。こんな普通のテーマでは、読もうという触手がのびてこないだろうと考えながらの見出しだ。

▼故安倍晋三の射殺事件。読売・毎日・朝日・産経の一面は【安倍元首相撃たれ死亡】だ。各社申し合わせたのか、こんな思考レベルが、新聞社の常識!?なのか。

▼そのせいか、晋三が死んだということを知らされた時、驚きはそんなになかった。これが「暗殺」「テロ」という見出しであれば、 今後の日本社会に与える影響の大きさを、強く感じたのかもしれない。

▼さらに、閣議決定での国葬だ。故吉田茂首相と同等扱いかと首をひねる。統一教会とのつながりでの事件を希薄にしようという、キシダ総理、いや自民党の策略だ。

▼福島原発の汚染水を太平洋に放出し、放射性物質を薄めさせるのと、ほど同様の手口だ。私の故晋三への評価は「嘘つき単純総理」だ。

▼続くスガ元総理は「意地悪総理」だ。さらにキシダ総理は、国民の声に耳を傾けない「知らんぷり総理」だ。いい人ぶって見せているが、いや、いい人に違いないけど、いい人と思ってはならない総理だ。

▼安倍晋三・菅義偉・岸田文雄の三人は、日本を“超軍事国家”にする【国民主権破壊総理】なのだ。と、早朝から「三悪総理」に腹を立て、今日のテーマを忘れそうになってしまった。

▼21日の北海道新聞一面トップの見出しだ。「道産材 増産急ぐ」「輸入材から切り替え 需要大」「地産地消も追い風」だ。

▼ロシアのウクライナ侵攻で、ロシア産の木材の輸入が止まり、世界的に木材の供給が減っているので、道産材の需要が伸びているという。

▼地産地消も追い風となり、道内の製材業者は工場の増設を急いでいる。道内の住宅建設で使われる木材はまだ2割。魅力を消費者に発信し、業界を挙げての活用を高めていく必要がある。との記事だ。

▼道産材の需要増加を手放しで喜んでいる。伐採を加速することでの環境問題を追求しないのか 。こんな偏った報道をする、新聞社が情けない。

▼ここ数年、私の周辺地域でも山林所有者の高齢化や木材の需要で、伐採がはなはだしい。戦後、木材を燃料にしていた時代の伐採より、さらに大きな面積の山がはげ山状態だ。

▼昨今の大雨被害は、山の荒廃により危険度が増してきている。私の店の裏山も伐採が激しい
。心配していたが先日の大雨で、山からの泥水が庭に流出し、庭が沼と化した。

▼あの後30分も豪雨が降り続けば、床上浸水間違いなしだった。役所もその実態は把握しているが、改善の答えは聞こえてこない。

▼山林は個人資産だが、世代を超えて育てられた山林は、治山治水など国土の保全に役立つ環境財産でもあり、このような長い時間の中での資産の蓄積の特徴は“公共性”だ。緑したたる景色は多くの人々に歓びをわかちあたえる。…中村良夫著、NHKこころをよむ。「風景からの町づくり」より。

▼というわけで、新聞の見出しの付け方に憤慨し、自分のブログのテーマの単純さにも、腹を立てている私だ。