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Lee's Diary

ドラマが好き。
お気に入りのドラマの感想をつぶやいています。

<ドラマ>昭和元禄落語心中 第10話(最終回)  *感想*

2018-12-18 | 秋ドラマ(2018)感想
* 「八雲」 *

「八雲」とサブタイトルがついているだけあって、
八雲(岡田将生)が強く印象に残った最終回だったわ。


現れた死神を見て、やっとお迎えが来たと安堵していた八雲が、
最後の最後に「嫌だ。死にたくねぇ。」と呟くシーンが印象的。

助六(山崎育三郎)とみよ吉(大政絢)が亡くなった後の八雲から漂う、
生への執着の無さは、哀しくって仕方が無かったからさ、、
ここで、その執着を見ることができたのは感慨深いもんがあったのよ。

小夏(成海璃子)に伝えなければならない事があるというのが、
八雲が生に執着した要因というコトなのかしらねぇ、、あれは。



甘える小夏に見せる穏やかな八雲の表情も良かった。
助六とみよ吉が亡くなってからというもの、
難しい顔ばかり見せるようになる八雲に寂しいものを感じていたからさ、、
穏やかな表情や、優しげな笑顔に惹きこまれたわ。

「あいよ。」
「はい。」

小夏の問いかけに対するこの二つの返事が特に好き。
あんな甘ったるい返事、
若い頃もしてなかったんじゃないかしらねぇ。


素直な気持ちで互いに向き合う束の間の時間を小夏と過ごした後、
ようやく助六とみよ吉の元へ、、
落語は与太郎(竜星涼)へと受け継がれていく、、
八雲は人生を全うしたんだなぁ、、と感じ入った最終回だったわ。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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記憶のゆがみ? (パインル)
2018-12-18 12:37:54
あれだけ頭が切れる小夏が人生で最も記憶が強烈だと思われる場面(だからこそ?)の記憶が飛んでいたというのが意外でしたが、最終回らしく、うまくまとめてありましたね。

手塚とおると並び、嫌味なことこの上ない役柄の印象が強い篠井英介さんも作品通して、二代に渡る落語一家を見守る厳しくも優しいお姿、良かったです。(ラスト、八雲を襲名した与太郎を歳相応に呆けた表情で見守る細かい演出も見事でした!)

今回、最も印象に残ったのは小夏が気を許した八雲に「弟子にして下さい」って頼むところ。お互いの心の中に素直さを見出す優しい表情に泣けましたね。
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パインル さま (Lee)
2018-12-19 08:34:37
コメントありがとうございます♪

篠井英介さん演じる松田、、良かったですねぇ。
人間の業だとか、、
愛憎だとか、、
嫉妬だとか、、
落語の世界の厳しさだとか、、
そういった辛い要素が多いドラマの中で、
松田さんの存在はホッとできるものでした。
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