カメラといっしょ★

地元福岡~イタリア留学からワーキングビザ取得しての海外生活を写真で綴るつれづれ日記

2009年の終わりに思う

2009-12-31 20:27:20 | ★編集後記


今、イタリアにいる。


私はこんなところで何をしているんだろう。


たったひとり異国にたってみれば
否が応でも浮き彫りになるわたしの問題。

私がわたしである限り
どこまで行ったってそれはついてくる。

答えはすでに私の中にある。
でもそれを選ぶ力強さは私の中にはない。


遠回りして逃げ回って今、ここにいる気がする。
それとも青い鳥を探す旅が私を力強くしてくれるのだろうか。



私はこんなところで一体何をしているんだろう。


今年最後のジェラート

2009-12-31 18:07:20 |  └・ジェラート&ドルチェ
私の持ち物の中で何より大事なカメラ。
いつも肌身離さず持っている。
それを昨日遊びに行った友達の家に忘れてきてしまった。
私としたことが、何たる失態!
慌てて友達に電話して取りに行った。

取りに行く途中、
すごくきれいな雨上がりの空に出会った。
くぅぅぅ、カメラ!
カメラが今ここにあればっ。

そんなヤキモキを経て
無事myカメラを奪還。
出かけたついでにジェラートを食べて帰る事に。

今年を締めくくるジェラートとして選んだのは「Neri」のジェラート。
ここのジェラートは大好きなチョコレート系のメニューが充実してて
その味わいは、良い意味で特別ではなく、
でも丁寧で、滑らかでまろやかで心地がいい。
だから何度でも繰り返し食べたくなるのだ。



大好物のチョコレートフォンダンテと
今日はチョコレートムースにした。
氷雨降る今日はさすがにジェラートだけでは寒いので
ムースで少し冷たさを緩和。

ムースはメレンゲたっぷりのふわふわで、たっぷりの甘さ
うーん、いいね、おいしい。
これがまたちょっとビターなフォンダンテのジェラートとよくあうじゃない。

なんだかんだなんだなんだありすぎて、
ちっとも整理がつかない怒濤の一年も
こうやっておいしいジェラートを食べる至福のひと時に
救われている気がするのでした。

■Gelateria dei Neri
Via dei Neri, 20-22r , 50122 Florence
Tel 055-210-034

今日のまかない

2009-12-31 16:33:27 | ★イタリア留学日記
昨日は忘年会で結局夜中の、いや朝4時に帰宅
そっと帰ったはずが同居人を起こしてしまい
怒り心頭だった同居人。
それでも今日もご飯をつくってくれました。

今日はトマトとブロッコリーのパスタ。
私の大好きな野菜たっぷりパスタ。
おおー、おいしそうっ
まずは写真を撮って。。と思ったら、ない!!!!
カメラがない!
あ”!昨日忘年会をやった家に忘れてきちゃったぁぁ
お財布忘れてもカメラは忘れない私が
何たる失態!ううう!



同居人に頭を下げてカメラを貸してもらいました。
一体どこまでお世話になるつもりなのか。

無事、パスタの写真を押さえて、いっただきまぁす。
うーん、おいしい!
こっちの野菜は味がしっかり濃くておいしくて
その旨味がしっかり出ている。
上から散らしたパルメジャーノチーズがコクを演出してまたよいね。

仕事忙しいのにいつもご飯を作ってくれてありがとう。
そしてカメラを貸してくれてありがとう。
ごちそうさまでした。

忘年会

2009-12-30 23:57:49 | ★イタリア留学日記
友達の家で忘年会をやるというので
差し入れのワインとパンドーロを持って出かけた。
(パンドーロ=イタリアでクリスマス時期に食べる大きな甘いパン)

友達のコックさん達が料理を作ってくれた。
出て来たのは豪華フルコース。
おお!忘年会気分も盛り上がるね~



これはbuffaroというチーズを焼いたもの。
とろけた感じと芳醇なチーズの香りと、すっごくおいしい。
これをつまみながらビールを飲んで
ごちそうが出来るのをしばし待つ。
この出来上がりを待つ時間って、なんだか幸せだよね。

・Primo Piati
 

ズッキーニ入りのカルボナーラと
野菜とトンノのタリアッテッレ(太麺パスタ)

・Secondo Piati
 

コッツェの白ワイン蒸しと
牛肉の赤ワイン煮込み

どれもとってもおいしく
みんなで食べるからもっとおいしく
イタリアで過ごす忘年会、
忘れがたいこの一年のことは
今このひとときは置いといて
ただただ楽しくみんなで飲み明かすのでした。

今日のまかない

2009-12-29 23:26:19 | ★イタリア留学日記
今日は病院に経過を診てもらいに行った。
病院のシステムがよく分からないので
都度つど人に聞きながらなんとか診察を終えた。
順調にくっつきかけているそう。
それから、どうもギブスがきつくて
手が腫れているのでそれを必死でイタリア語で訴えたら
どうにか通じて
じゃあ、ギブスを少し広げてあげるよといって
おもむろにペンチでギブスの端をボリボリと折りはじめた。
なんて適当な。。。
ま、おかげで少し指の自由が利くようになったけど。



骨折してからというもの
なぜかやたらチーズが食べたくなるといったら
同居人がカルボナーラを作ってくれた。
そして簡単な作り方も教えてくれた。
ほんとに簡単にできたのに
うん、これおいしい!

うちにバターがなかったので
オリーブオイルで仕上げたカルボナーラは
しつこくなくてチーズの良い香りと
まろやかな卵の風味がとってもいい。



そして今日は勤め先のレストランから
あのおいしいチーズケーキを持って帰って来てくれた。
わーい!
今日はチーズづくしだ。
カルボナーラをたっぷり食べたけど
これは別腹ベツバラ、ぺろりと食べたら
ご飯を用意してくれた本人がよく食うなぁって驚いていた。

チーズをたくさん食べて
これで骨もちょっとつながったかな?

疲れてるのにいつもおいしいご飯を作ってくれてありがとう。
ごちそうさまでした。


今日のまかない

2009-12-28 23:55:45 | ★イタリア留学日記
昨夜は送別会で飲み果てて
全員が酔いつぶれる始末。
酔いつぶれる程までに全力で
一緒に飲み明かせる友達に出会えた事は
すばらしいことだと。

翌朝、誰も起きて来ないので、私ひとりが
友達を空港へ向かうバス停まで見送った。

送られる友達はさっぱりした表情をしている。
とにかくイタリアに来て、やった、というのと
親しんだ日本に帰れる嬉しさと、というところだろうか。

私は帰るとき一体何を思うのだろうか。。

怒濤の送別会を経て
少々疲れ気味の今日のまかない。



体にやさしい野菜スープ。
心づくしをありがとう。
ごちそうさまでした。

今日のまかない&送別会

2009-12-27 23:40:44 | ★イタリア留学日記
今日のまかない。



今日はとっても寒いのでスープパスタ。
たっぷりお野菜とローズマリーの香りが良い感じ
ほっとあたたまるねぇ。
いつもおいしいご飯をありがとう!
ごちそうさまでした。


夜は友達の送別会を家で開いた。
1年のレストラン研修を終えて明日、日本に帰国する。
友達が帰っていってしまうのはとっても寂しいけど
イタリア留学をやり終えて本人は日本に帰れる事が嬉しそうだから
おつかれって見送ってあげたい。
それにしても日本のお正月を過ごせるのはちょっとうらやましい。
私もこたつに入ってお雑煮食べたいよぉ。



送別会に鶏めしを作った。
もうすぐ日本に帰っておいしい鶏めしを食べれるのになぜという気もするけど
ま、作った人が食べたかったんだなきっと。

なつかしい日本の味をあてに
こちらですっかり飲み慣れた安ワインを浴びるほど飲み
まるで卒業式を迎えた子供のようにはしゃぐ夜なのでした。

今日のまかない

2009-12-26 23:29:19 | ★イタリア留学日記
今日もご飯を作ってくれました。



今日はラグーのポモドーロソース
王道のミートスパゲッティ。
白ワインでしっかりと臭みを飛ばしたひき肉に
野菜の旨味たっぷりのソースがとってもおいしい。
こういうシンプルで定番的なものを
おいしくつくるって実はすごいことだと思う。

いつもおいしいご飯をありがとう
今日もおいしくいただきました。
ごちそうさまでした。

今日のまかない

2009-12-26 17:27:32 | ★イタリア留学日記
今日もご飯を作ってくれました。



きのことほうれん草の和風パスタ。
やっぱり和風の味付けはほっとするねぇ~
ああ、おいしい。
しょうゆのよい風味に唐辛子で少しアクセント。
ベタな和風になりすぎてないのがセンスの良さ。

今日もおいしくいただきました。
毎日おいしいごはんをありがとう。
ごちそうさまでした。

今日のまかない

2009-12-25 00:31:35 | ★イタリア留学日記
朝、同居人が仕事に出かける時
私の部屋にぽいっと小袋を投げていった。
「Buon Natare」



オレンジピールのチョコレートでした。
朝、枕元にプレゼントを見つけた子供みたいに
なんだか嬉しいクリスマスイブの朝。



午後の休憩で帰宅して作ってくれた昼食。
これはお店のメニューでパスタで作った生地に
ラグー(ひき肉)が入っているラビオリ。
イタリア版ちっちゃい餃子みたいなもの。
肉汁をたっぷり閉じ込めているラビオリに
ローズマリーを利かせたさっぱりスープが
肉の脂のしつこさを中和し、うまく助けていておいしい。



夕飯はちりめんキャベツと海鮮のパスタ味噌仕立て、みたいな?
パスタだけど濃い味噌味で和風というか中華というか
これはこれで私はおいしくいただける味だけど
決してイタリアンではないパスタに。
そろそろパスタを作るのにも飽きてきたのかな(笑)
そりゃ毎日ちがうメニューを作ってくれるのだもの大変に決まっている。
しかも、ドジな同居人が骨折しているという
どうにもモチベーションの上がらない理由で作ってくれているのだ。
それだけでどれほどにありがたく、そして申し訳なく。。

ふと、前バイト先のオーナーが
翌日のランチメニューのパスタを何にするか
いつも悩んでいたのを思い出した。
毎日食べにきてくれるお客さんがいるから
同じ物を出すわけにいかないと。

シンプルだからこそ多様なアレンジのきくパスタ
だからこそそこに作り手のセンスや技術が光るわけで
考えようによっては実に面白く、深いものだ。

いつもおいしいご飯をありがとう。
バッボナターレ、この親切なコックさんに
たくさんのいいことがありますように☆
「Buon Natare a Te!」