カメラといっしょ★

地元福岡~イタリア留学からワーキングビザ取得しての海外生活を写真で綴るつれづれ日記

疲れを癒す魔法(ハーゲンダッツ)

2006-11-27 22:16:47 |  └・洋菓子

プレッシャーから解放されてどっと押し寄せるけだるさ。
そんな疲れを癒したい時あなたならどうする?
マッサージに行く?ビールをあおる?
私はハーゲンダッツでアイスを食べる、無心に。
これが一番即効性があるの。
さてスタジオ生出演を終えた私は
黙々とハーゲンダッツへ向かった。
選んだのは冬季限定のチョコサンデー。
アイスは大好きなラムレーズンとクラシックチョコをチョイス。
オレンジのトッピングがマッチしてちょい爽やかに
んんん、おいしい☆生き返るぅ~。
当たり前にあるアイス。
でもそれが五感に与えてくれるおいしい幸せはマジックだ。
アイスはエジプト時代からあったっていうけど
これを考えた人は史上一番の聖人だと思うのでした。

河原でいい湯だな(天瀬温泉郷)

2006-11-25 21:42:38 |  └・九州ぶらり旅

テレビの取材で温泉へ。嬉野、天瀬とめぐる。
嬉野はプライベートでも行ったことはあるけど、天ヶ瀬ははじめて行った。

天ヶ瀬は深い山の谷に突如ひらける温泉街。
ここはなんと河原にも温泉が湧いており、実に開放的に湯につかることができる。
私も野趣あふれるというか、野ざらしそのままの河原の温泉へ入ることに。
もちろん水着&タオル着用。だって撮影だからね。
囲いのない自然のままにつかる湯は格別に気持ちよく
めっちゃきもちーって悠々入ってたら、ディレクターが妙な顔をしている。
どうやら「外で、はずかしぃ~」って言って欲しかったらしい。
ごめんね、見た目ほど女の子キャラじゃなくって。
自然に帰れてうれしかった野生児なのでした。

柳川名物うなぎのせいろむし

2006-11-22 22:08:25 |  └・和食

うなぎを食べに行こうと誘われた。
そこいらの鰻屋に行くと思い、いいよって言ったら
まんまと柳川までいくことになった。
同じ福岡県とはいえ柳川は遠いのだよ、知ってるか?友よ。
退屈な車窓を眺めつつうんざりするほど電車に乗り柳川へ。
途中から単線、ワンマン電車に切り替わたりして
一体私はどこへ運ばれていくのかとちょい不安になりつつようやく到着。

なんか冷える、福岡市内とは気温が違うような。
といあえず水郷に向かって歩く。
少し行くと流れる水郷と、風情を残す町並みが開けてくる。
水にしだれる柳、水面にゆれる陰、石の橋、しずかな町。
堀をゆく船が華やかな時代の面影をうつす。
柳川は情緒溢れるとてもいい町だ。


目的の柳川名物「うなぎのせいろむし」
せっかくだから「元祖本吉屋」の沖端店へ。
御花屋敷の側、窓下に堀を眺める沖端店なら柳川満喫度100%でしょ。

さて、うなぎが焼けるまでは杯を傾けつつゆっくり待つのがよい。
しかし傾けすぎてすっかりよっぱらいなコンビ。
でも酔っててもうなぎのおいしさは分かるから心配無用。
器いっぱいにしきつめられたうなぎ
関西人が見たらびっくりするくらい黒く照りっとした様子。
見た目からしてこってりかぁ、と思い口に運ぶ。
ややっ?なんてふっくら身が蒸し上がってるの。
濃く甘いタレは鰻の脂と相まって実によいタレとなり
その旨味をじゅうぶんに吸ったご飯は甘く。
あらら、おいしいじゃない。
ほかで食べたうなぎのせいろむしは変に甘くて
タレに対してご飯の割合が多くてなんか間の抜けた感じだったけど
ここのは格別、おいしいかも。
さすが元祖を名乗るだけあるな。
はるばる柳川まで食べに来たかいがあったプチグルメツアーでした。

■元祖本吉屋
福岡県柳川市旭町69
TEL:0944-72-6155/OPEN:10:30~21:00 第2・4月曜定休
http://www.yanagawa-cci.or.jp/kigyo/kigy0361.html

幸運は指先から?!(ジェラール・ミュロ)

2006-11-20 00:53:50 |  └・カフェ

人に誘われて、初めてネイルサロンに行った。
サロンというよりはネイル工房と呼びたい
ファッションビル内の小さな一室で
きつい有機化合物の匂いに酔いながら
お世辞でも優雅な時間とはいいがたい体験。
それでも爪はピカピカになり
それを眺めただけですごく優雅でほんのり幸福感が湧いたりする。
なるほど、爪をきれいに保つと運気が上がるってこういう事か。
幸せは幸せを呼ぶもんね。

さてそろそろランチタイム
爪先は優雅になったので、お腹も優雅にしておくかって
ジェラール・ミュロのカフェへ。
現定数のプレートランチが人気でいつも人が並んでいる。
でも今日はさっきまで降っていた雨のおかげで
テラス席が空いててすんなり席につけた。
やった、ラッキ☆
白いプレートに盛られた彩り鮮やかなサラダにキッシュに。
雨上がりのテラス席でゆっくりいただけば
お腹も心もすてきに優雅な気分になりましたとさ。

■Gerard Mulot(ジェラール・ミュロ)
福岡天神イムズB1F
TEL:092-733-2110 /OPEN:10:00 ~20:00
http://www.ims.co.jp/shop/shop/?shopNo=102

最強チョコパフェ(ラ・ボエム)

2006-11-17 23:08:48 |  └・洋菓子

食事に行った。
もう1杯飲もうとラ・ボエムへ。
1杯が2杯にとこころゆくまで飲んだら、デザートも忘れず。
チーズケーキにタルトにガトーショコラにパフェに、、
どれもおいしそうぅ!
すごーく迷って、直感のみでエイっと選んだのは「チョコレートパフェ」

やってきた!
キャンドルの緩やかな明かりのなかで艶やかにゆらめくパッフェ
なんておいしそうなのっ。合格☆
いや、それは食べてみてから。
まずトッピングのラム酒に浸したレーズン。
はぁぁ、チョコとラムレーズン、それだけで私のハートはすでに射抜かれた。
いいや、もう合格☆
と思ったは序章、感激はその先、このチョコレートアイス。
このなめらかさ、チョコとアイスの融合のし具合が
ものすごーく濃密なのさ。
そりゃリッチなチョコアイスはたくさんあるけど
所詮アイスにチョコを混ぜてチョコアイス。
でもこれはチョコレートアイスというものが最初から存在するがごとく
チョコアイスなのだ。
店員さんにきいたら、なんと毎日お店で手作りしているチョコアイスだとか。
そうか、その混ぜたてだからこんなにチョコとアイスが甘く溶け合っているのね。
とってもロマンティックな味わいじゃないかしら。
こんなにも溶け合えるチョコとアイスに羨望すら感じたりして。

香ばしく煎ったアーモンド、ガトーショコラのダイスに
キャラメルソース、生クリームも楽しげに
おいしいおいしいチョコパフェなのでした。

■La Boheme
福岡市中央区天神2-3-24 TENJIN LUCE 5.6.7F
TEL:092-737-2601 / OPEN:11:30am-5:00am
http://www.global-dining.com

宮崎へ

2006-11-15 20:37:25 |  └・九州ぶらり旅
CM撮影の仕事で宮崎に行くことになった。
宮崎に行くのは小学生以来だ。
何年ぶりだろう、数えるのもそら恐ろしい。
博多駅で制作スタッフと待ち合わせ。
駅弁を渡され特急「にちりん」へ乗り込む。

私がいつもは乗らない方向へ列車が滑り出す。
住宅街を抜け、いつしか車窓は田園風景に。
列車は何枚も何枚も田んぼを飛び越えていく。
ちょっと行けばすぐに山か海にぶちあたる小さなこの島
九州にもこんなに田んぼがあったんだとふと思う。

お弁当を食べ一眠りしてようやく様子がかわってきた。
列車は速度をゆるめ、山間を抜けてゆく。
森のとぎれ目に見える川の水の透明さハッとする。
それは微かな緑青の色をたたえ静かに澄みわたっている。
列車からも川底の小石が数えられそうだ。
その清水に手を浸したらさぞきもちいいだろう。
ひやりとしたその感触を想像しつつ、またまどろみ。。

どれだけうたたねをしただろう、ようやく日向市に到着。
陸の孤島といわれる所以が分かった気がした。
駅から現場に向かうまでの間に私が見たもの。
日本でないみたいな青い空とコンビニより多く立ち並ぶカフェバー。
どうやらこの町にあるのは広い空と呑んべいな人々らしい。

撮影の合間をぬって夕食。
やっぱりご当地モノを頂かなくてはと「チキン南蛮」を注文。
あれれ、なんか様子が違う。
衣が薄く、片栗をはたいただけくらい。
甘めの甘酢にしっかり浸してあってしつこさが想定以下だ。
チキン南蛮といえば、たっぷりした衣にしみ込んだ油とタレ
+タルタルソースで高カロリー代表選手のイメージだったけど
本場はさっぱり仕立てで、鶏の味がしっかりする。
おお、やっぱり本場はおいしいのね。

チキン南蛮パワーで深夜までつづいた撮影をとりきり
翌朝、それでも日の出と供に目を覚ます。
知らない町の朝の空気に触れるのが私は好きだ。
カメラをもって散歩。
青の中の青の空がのびやかに広がる美しい土地
こざっぱりと澄み切った早朝の空気。
少しノスタルジックな町角の風景はまだ眠っている。
人が活動するにはまだ早すぎる時間なのか
全ての気配がしんと息をひそめている。
それとも海風に終始さらされているこの町は
土地に染みつく気配みたいなものをすぐに風がかき消してしまうのか。
暑苦しいほどににぎやかな自分の町がふと恋しく思えたのでした。





正解のチーズケーキ(CORDUROY cafe )

2006-11-13 23:01:13 |  └・洋菓子

友達と昼下がりの街をぶらぶらアテもなく歩く。
つきない話題はいつのまにかチーズケーキへ。
うむむ、そうとなってはチーズケーキが食べたいっ。
それも、この欲望を満たすほどおいしいやつでなくてはならないっ。
友達は携帯のサイトをつかって
メモ魔の私はmy手帳をめくり躍起になって探すさがす。
そんなときに神は光臨する「CORDUROY cafeへ行きなさい」
声に従ってカフェへ向かう。
もちろん頼むはチーズケーキ☆
ピンポン!ピンポン!ピンポン!大正解!!!
なんかね、なんていうかね、
個性的とか技巧的とか軽やかとか芳醇とかとかの形容詞は無用
ただ、ただおいしい。大好きさ。
しっとり系のベイクドチーズケーキ。
その味わい、しっとり感、重量感、チーズ感ともに過不足なく
まさに正解のケーキ。
底のサクッもそこがたまらない。
ぱくりと口に含むと、んん~と広がる幸福感。
スイーツの神様ありがとう☆
やっぱり信じるモノは報われる。
小さなカフェの片隅で幸せに浸る女二人なのでした。

■CORDUROY cafe
福岡市中央区今泉1-21-2秋吉ビル4F
TEL:092-716-3367/OPEN:AM11:30~AM3:00

自然食レストラン キャトルセゾン旬でヘルシー晩ご飯

2006-11-11 23:38:21 |  └・和食

買い物に出てきた両親と待ち合わせて夕飯へ。
さんざん買い物につき合わされてゴキゲン斜めの父は
疲れたから帰る、とかあんまり食欲ないとか子供のような事を言う。
じゃあお父さんの食べられるモノにしようと言ったら
お好み・鉄板焼きのお店の前で立ち止まる父。
食欲なかったのでは?そんなにがっつり食べるのか?父よ!
家族会議の結果、体にやさしい自然食和食の店へ。
そこで晩酌御膳を頼みようやくゴキゲンを取り戻した父。
値段もリーズナブルだし、
色々な野菜と雑穀米がしっかり食べられなかなか良い晩ご飯でした。

■自然食・雑穀季節料理 レストラン キャトルセゾン 旬
福岡天神 イムズ13F
TEL:092-739-5308/OPEN:11:00 ~23:00

空の道(阿蘇)

2006-11-08 23:18:21 |  └・九州ぶらり旅

その道を私は密かに空の道と呼んでいる。
阿蘇、大観望へと続く道。
世界一の外輪山をゆくこの道は
ゆらゆらとアップダウンを繰り返し
どこまでも空へ続いていく。
車を走らせるるうちに
まるでロケットが空の燃料タンクを切り離すように
身の回りにある雑多なことがふわりふわりと離れていく気がする。
そしていつまでも空を走る、その感じだとても快感なのだ。

この日は雲一つない晴天。
こんなに日当たるなんて私は最強の晴れ女!
家族で阿蘇へドライブ&水くみに。
我が家はいつも阿蘇の湧水を汲んで使っているのだ。
タダだけど、最高に贅沢な水だぁね。
水くみの一仕事の前に
大観望で母の手作り弁当を広げる。
なつかしい母の弁当の匂い。
学生の時に作ってもらった分も合わせて感謝の思いが温かく起こる。
雄大な阿蘇を眼下に空の上で食べるおにぎりは格別。
父と争うようにほおばる。

さてお腹を満たしたら働け働けぇと水くみに。
溜まる水の透明さにハッとする。
その美しさ。その恵みに幸せと感謝。
滾々と、いやドバドバと湧き出る清水を
文字通り家族バケツリレーで汲みあげること小一時間。
水を満載にしてすっかり走りを遅くした車を
今度は夕焼けを探しにまた空の道を走らせたのでした。