カメラといっしょ★

地元福岡~イタリア留学からワーキングビザ取得しての海外生活を写真で綴るつれづれ日記

あなたが落としたのは・・・(オ・バカナル)

2006-10-23 22:45:21 |  └・洋菓子

例えばである。
湖から女神がでてきて
「あなたの落としたタルトはこのルビーのタルトか?
それともこちらのベリーのタルトか?」と聞かれたら
私は間違えなく速攻「こちらのベリーのタルトです」と答える。
ルビーのタルトが時価数億円であろうとも!
この世でこんなにも愛らしく悩ましいのはベリーのタルト。
ぷちぷちと弾む、甘くて、きゅんと酸っぱいその味は
大好きな人がふいにぎゅっと抱きしめてくれた時に似てる。
冷たいルビーの輝きが与えてくれることのない幸せ。
それはどんなに高価な宝石とだって代えられない。

なんていやいや、ルビーのタルトをもらいそれを売って
ベリーのタルトをしこたま買えばいいものを
バカ正直貧乏さんな私はひとかけらのタルトに
そんな幸せを妄想したりしつつ
昼下がりのカフェにまったりと長居するのでした。

■オ・バカナル
福岡市中央区天神1-4-1 博多大丸1F
OPEN:8:30-22:00

花火競技大会!!

2006-10-21 23:16:26 |  └・九州ぶらり旅
八代の花火競技化へ。
花火の競技会!花火師達がその技術を競う花火の品評会。
初めて見る。さてどんなものなんだろう。
夜空にキラキラと広がる光を思い浮かべ
期待もりもりと、早々とまだ青空の会場につく。

会場はすでにたくさんの見物客が席を陣取る。
秋とは思えない汗ばむ日射し。
まま、とりあえずは出店のアイス
それから弁当でも食べてのんびり日暮れを待つ。

そしてゆっくりとその時はきた。
やがて目の前に打ち上がる大輪の花火。
まずは花火の種類の説明とともに見本の花火が上がる。
一輪ずつじっくりと味わうのって初めて。
こうやってみるとその奥深さ、
それにかける職人さんの努力が忍ばれる。

大会は「5号玉」「10号玉」「音楽と花火の競演」の3部門で競われた。
趣向を凝らした5号玉
夜空いっぱいに広がる10号玉も素晴らしく。
でも一番興かったのは「音楽と花火の競演」。
そう、音と同様、光は人にとって情報伝達体。
その2つの合わさることで伝わるモノは倍になるのだ。
あふれんばかりの作り手の思いにいちいち感動。

キラキラとした花火の残像が自分の瞳にも映って
私のなかをキラキラと照らしてくれているのが分かる。
いつもは、夏の終わりの夜空に
華やかに開いては消えてしまう花火を
少し寂しい気持ちで見上げていたけど
花火とはこんなにも力強くあるものだと知る。
炸裂音が胸を打つ度、細々とした煩悩がパチンとはじけ
降り注ぐ光に満たされていく。
なんだかそんな心持ちで季節はずれの花火を
飽きることなく見つめていたのでした。

冬支度の鍋(ふく問屋 あたか)

2006-10-14 22:11:20 |  └・和食

暖冬傾向にあるとはいえ、夜にはそろそろ鍋も恋しくなる季節。
では鍋だぁ!と友人と待ち合わせ。
ところで鍋と言えばなんだろう。
博多といえばもつ鍋、水炊き、
それから九州場所があるからか意外にちゃんこ鍋屋もあるね。
私は多聞の韓国海鮮鍋がいいな。
なんて話しつつ中洲の繁華街を歩く。
ふと目に留まる看板「ふく問屋 あたか」
おお!そうだ、博多といえば「ふく」。
いいね、ふぐちり☆
とういことで今夜はココに決定。
せっかくだからと「とらふくコース」を注文。
ふくの刺身はちょっと厚切リッチに味深く、熱燗もすすむ。
ふくちりが来る頃にはそうとう楽しくできあがり。
ぷりっぷりの白身をほくほくいただき
上気した頬もぽっかぽか。
これで寒い冬がきたって大丈夫だいっと
超寒がりなのをすっかり忘れさって
強気に構える私なのでした。

■ふく問屋 あたか
福岡市中央区西中洲5-9
TEL:092-724-5680/定休日:日曜・祝日
http://www.atakasuisan.co.jp/

風の通り抜けるカフェ(ICONE)

2006-10-11 22:33:21 |  └・カフェ

中庭に反射した柔らかな光が照らし
自由きままに風が通り抜ける
私の大好きなカフェ「ICONE」へ。

今日のランチは大根と牛すじの煮込み定食。
とろっと牛すじ、お箸がするっと入るやわらか大根
しっかり味のしみた豆腐、しゃきっと水菜と七味でしめて
ああ、おいしったらありゃしない。
ちょうどよく濃く甘いおかずと白飯。
日本人たる歓びに体が満たされていく。
何も急がなくていい、そんな気になった。

ランチにコーヒーを追加して
読みかけの文庫本を開いたのでした。

■ICONE
福岡市中央区薬院1-16-18 江島ビル1F
TEL 092-771-3282
OPEN 12:00~1:00/金土祝前12:00~2:00
定休日 不定休
http://www.sones.jp/

和風オーガニックレストランで晩ご飯

2006-10-10 22:08:35 |  └・和食

母と買い物へ。
食事でもして帰ろうと和風オーガニックレストランさんむーるへ。
これといって凝っていない、定番の和食の品々に「こんなの私もつくれる」と母ぽつり。
うーん確かに母の年代にはありふれた和食も、しかし私にはご馳走だったりする。
なんだかんだいいつつも、おしゃべりと、オーガニックワインのつまみに
アッという間に御膳を平らげてしまった母娘なのでした。

■和風オーガニックレストラン さんむーる
福岡市中央区天神1-4-1 博多大丸東館5F
OPEN:11:00-22:00

朝カフェ(オ・バカナル)

2006-10-07 22:51:04 |  └・カフェ

私は朝に生まれた。
だからか、一日のうちで朝が一番好きだ。
そして朝に食べるご飯が大好きだ。
特に朝の光を浴びながら食べると
食事と一緒に体中に朝日が行き渡り
ふつふつとあたたかくなる。
体に栄養、心に愛までも補給される気がする。
そんな気がするだけだけど、「気がする」ってことで全ては存在しうるのだ。

さて、オープンカフェは朝日の朝食を頂ける格好の場所。
ふと思い立っては、早起きのお年寄りよろしく
そこいらの喫茶店でモーニングコーヒーをしている私。
今日はオ・バカナルへ。
おいしいエスプレッソが飲みたくなったから。
また一日始まることがつらく思う日もあるけれど
苦いエスプレッソと一緒に飲み干してしまえ。
反射する朝日と、少しひんやりした空気。
大好きな晴れた朝にきっと今日もいいに日なると唱えてみた。

■オ・バカナル
福岡市中央区天神1-4-1 博多大丸1F
OPEN:8:30-22:00

溢れる思いと塩キャラメル(キャラメランジェ)

2006-10-05 11:27:18 |  └・洋菓子

どれもキャラメル味というキャラメルに心を捧げたお店「キャラメランジェ」へ。
甘い物が苦手な人にはキャラメルときいただけで
血糖値が上がって血管切れそうになるかもしれないが、
このお店は全面キャラメル戦争!ではなく
ほんのりキャラメル味というおくゆかしくってかわいらしい愛すべきケーキたちが揃う。

さて今日は「塩キャラメル」をいただく。
塩とキャラメル、一見ミスマッチの組み合わせも
スイーツマニアの私の直感はおいしいぞといっている。
塩によって引き立てられたキャラメルクリームはより濃厚にかえって甘く
官能的にケーキの生み出す幸せの渦の中へ導く。
甘い物が大好物な私だって一瞬たじろぐ程にパワーに溢れている。
作り手の、キャラメルそしてこのケーキに対する思い入れを感じる一品でした。

■キャラメランジェ
福岡市中央区渡辺通4-1 Bivi福岡1F ラ・パレット内
TEL:092-716-5055/OPEN:AM10:00~PM8:00店休日:なし
http://www.coffeetime.org/showcase/cara/

ボリューム満点和定食(わっぱ定食堂)

2006-10-04 22:51:36 |  └・和食

高級料亭中田中がプロデュースする定食屋「わっぱ食堂」へ。
定食650円~とリーズナブルかつボリューム満点なので、お店はいつも混み合っている。
なので、まったり系の私としてはつい足をむけないでいたけど
今日は人と連れだって行ってみた。
納豆スタミナ丼定食+キムチトッピングを頼む。
納豆、山芋、オクラとくればネバネバマニアとしては注文せずにはいられない。
ご飯少なめに頼んでもこのボリューム!
ってか、みそ汁の椀でかっ☆
恐れおののいて、ご飯をさらに減らしてもらう。
で、写真は通常の1/3程度のご飯量です。
具をぐるぐるっと混ぜ十分ネバネバさせたらご飯にとろりとかけていただく。
味はご想像通り、実に健康モリモリになりそうな味。
半ば戦いを挑む気持ちでなんとか完食。
銀だら定食や豚汁定食など、他のメニューもバランスのとれた和食中心で
しかもどれも大盤振る舞いなボリューム。
働き者のお父さんにぜひ食べてもらいたいご飯たちでした。

■わっぱ定食堂
福岡市中央区警固2丁目10-12
TEL 092-781-3708/OPEN:11:30頃~22:30頃,不定休

しっとりシフォンケーキ(西麻布ドゥリエール)

2006-10-04 07:18:46 |  └・洋菓子

前回のパイシューを買って、予想以上のおいしさだったので、
このお店の定番シフォンケーキもぜひ食べようと心に誓っていた。
有言実行、
こんなときだけ妙にフットワークの軽い私。
正直言ってシフォンケーキはそんなに好物というわけでない。
だって、たいていの物は水分なしじゃたべられない。
パサッとした生地に紅茶だの何だののフレーバーが混ざってるって風で
添えられた生クリームで無理くっと飲み込む感じが私の求めるところと違うから。
パサついたケーキと女はいただけない。
でもここのシフォンケーキは違った。
まずフォークを刺したときのふわっと弾力感に期待膨らみ、
口に入れるとふわっと、でもしっとりとなめらかで、
ココアの風味とともにすっと溶ける。
これがむせぶる粉からできてるなんてもう想像できない。
そして周りの生クリームがなんとも良くあいおいしい。
むむ、このクリームはっ?っと思ってそれだけなめたら、ほんのりラムの香りが!
おお、それでラム酒好きの私の琴線にばっちり響いたのねっ。
少し大人の上品なシフォンケーキ。
しっとりとした至福の時間を約束してくれる味なのでした。

■西麻布ドゥリエール
福岡市中央区警固2-16-6 Fitけやきビル1F
TEL:092-752-1100/OPEN:11:00~翌1:30(日曜、祝日は~22:30)不定休
http://www.derriere.co.jp/

ゆるやかな時、ほっとする味(tack)

2006-10-03 20:20:38 |  └・カフェ

なんだか日本のご飯が食べたくなった。
和定食のカフェ「tack」へ。
ちょうどランチタイムで満席。
でもみなさんくつろいでお食事してるから店内もまったりといい感じの雰囲気。
お店の方だけが忙しく、でも静かに着々と立ち動いている。
スタッフは女性が3人。
みんなとってもスタイルがよいのは和食のおかげかしら?

さて、サバのみぞれ煮定食を注文
(写真はご飯少なめで頼んでます。あとこれにドリンクとデザート付いて780円)
濃すぎず、ほんの少し甘めの味付けがほっとできる味。
 ああ、おいしい☆
結局こういう食事が一番好き。つくづく私ってば日本人だわ。
私もこういう薄味で毎日食べたくなるような、心温まるような和食をつくれるようにりたいなぁ。
そしてそれを味わう時間を誰かとシェアできたらなぁと幸せ妄想にしばし時を忘れる。

シンプルな木のテーブルに小さな窓から柔らかに差す日の光。
ゆるやかなBGMとともにやんわりと時が流れる。
料理上手の友達にご飯をごちそうになったような気分でくつろいだのでした。

■tack
福岡市中央区薬院2丁目2-19I・J・Cビル3F
TEL:092-713-5113/OPEN:11:30~23:00