カメラといっしょ★

地元福岡~イタリア留学からワーキングビザ取得しての海外生活を写真で綴るつれづれ日記

ペルージャ☆チョコレート祭り!

2012-10-25 21:56:04 | └☆イタリアぶらり旅

早起きしてお出かけ。
今日は私が待ち望んでいたペルージャのチョコレート祭りへ。
ペルージャといえば、日本でも有名なバッチ・チョコの町。
そんなチョコレートの町が町を上げての大規模なお祭りに
チョコレートをこよなく愛す私のテンションも上げあげで乗り込む。
 
ペルージャに行くときは何故かいつもぱっとしないお天気だったけど、
今回は快晴!
モノレールで丘の上の町へと上がる。

わー、きれい!
町の上から見る眺めはやわらかな朝もやに包まれる。
きっとこの町が出来た頃から、
このやわらかな朝の風家はこんな風だったんだろうな。。
昔の人がここに住もうと思った気持ちもなんとなく分かる。

さて、町に入るとチョコレート祭り一色。
毎回思うんだけど、このポスターかわいい!
 
 
町中にチョコレートを売る屋台が並ぶ。
 
どうやらバッチチョコの90周年らしく、
気合いの入れようもハンパない。

おおー!、バッチチョコドリンク!!
夢のようだ~♡
 
 
並ぶチョコ、チョコ、チョコにテンション上がりまくり。

まずは、心落ち着けて一服。
チョコラータ・カルダ(ホットチョコレート)
厳選したのはハイカカオの濃厚タイプ。
ふうう~、胃が一気にあったまって、血糖値急上昇↑
 
 
チョコレートカードというスタンプカードを買うと、
いろんなブースで試供品をくれたり、
スタンプラリーを集めて景品に応募出来たりする。
 
 
チョコレートカード片手に、チョコと青空、楽しい町歩き。
 
ちょっとチョコを食べ過ぎたので甘くない物で中和。
オリーブのフライ。おいしいのー、これ!
揚げたてホクホク。
 

こちらはジャンドゥヤチョコでおなじみのカファレルのブース。
ここのチョコもおいしいよねー。
 
写真右はイベントのマスコットキャラクター。
このチョコを食べてる子ども達、ほんとにかわいくって大好き。
左は「チョコレート工事中」と書かれた標識。
こんな洒落た標識が実は町中に隠れてあったりするのも楽しい。
 
 
チョコ、チョコ、チョコー!と
目を♡にしつつ、お土産選びにも余念がない。
大好きなチョコレートに囲まれて幸せ。

会場を念入りに2周して、見晴らしのいいBARで休憩。
 
写真左はもらった試供品と景品。
もう食べちゃってない物もあるけど。
そして、のどが乾いたのでビール!

ぷはー!
青空にビール、最高でしょう!

大好きなチョコレートに囲まれて満たされた一日。
そして、晴れ渡る秋の青空をいっぱい吸い込んで、
過ぎ行く季節を寂しく思わないように、
エネルギーをチャージしているのでした。

空の上のヴォルテッラ、編集後記

2012-10-20 21:31:08 | ★編集後記
CREA WEBの取材。
トスカーナ西部の町ヴォルテッラへ。
車で行けばそう遠くもないんだろうけど、
シーズンオフで本数の少ないバスをつかまえるため
ようやく夜の明けたフィレンツェを出発。

朝焼けのポンテベッキオ。
早起きは三文の得な景色に見送られ、駅へと急ぐ。

ポンテデッラ駅からバスに乗り、
ゆらゆらと丘を上る事しばし、
大地が遥か下に遠のいた頃、
ひときわ高い丘の上の町ボルテッラに着く。

朝日を浴びる町。

夜を覆っていた雲も切れ始める。

ヴォルテッラは古代エトルリア時代から続くこの町は、
長い歴史を刻んだ古き美しき佇まいを残している。

こんなローマ時代の遺跡だってある。
 
そんな町の景色とともに、みなさんに紹介したいもの、
それはこの地方のおいしいもの!
だっておいしいものって記事で読んだだけでも
なんだかワクワクしちゃうでしょ。
 
 
わざわざ今日取材に来たのもそのため、
実は今「Volterragusto」ヴォルテッラ秋の味覚祭りをやってるから。
この地方はミネラル豊富な土地で、
おいしいぶどうや小麦が獲れる。
それから、ジビエを使ったハム、トリュフの産地でもある。
おいしいものたくさんだー!
町の至る所にブースが設けられ、
ワイン、チーズ、ハム、オリーブオイルなどなど
町の特産品を売っている。
私も地図と、ワイン試飲用のグラスを買って、
ブースを廻りつつ町歩き。
 
  
ワインの試飲で取材も絶好調、
写真撮って、試食、試飲して、色々感じて

そう、感じる事、これが私の仕事には一番大事。
何も感じなければ、この世はないと同じ。
ないものは書けない、撮れない。
 
 
もちろん勉強だって忘れてません。
エトルリア時代の発掘品などを展示するエトルリア博物館へも。
館内は撮影禁止なので、お庭で写真をちょっと。
 
それから町を散策。
 
 
本当に不思議な町。
高い丘の上に孤高にあるこの町は、
何にも汚されず美しくある。
ずっと昔に見たあのアニメの空に取り残された町みたいに。

公園では美しい秋に出会った。

ハッとするような秋の色が一気に私の胸の内も秋色に染める。
なんだか急にすごく人恋しくなった。
桜はひとりで眺めても平気だけど、
紅葉はどうしてひとりだといたたまれなくなるんだろう。。

町の外れに出た。

その向こうは崖、ここは孤高の丘。
眼下に広がる美しき大地。

ようやく日が高く昇り、今日を美しく照らす頃
私は帰りのバスに乗らなくてはいけない。
もうちょっとゆっくりしてたかったなー。
 
バスを待つ間、広場の淵に腰掛けて広い景色をながめつつ
味覚祭りで買った「Acciughe in zimino」を
試飲でもらった赤ワインとともにいただく。
アッチューゲインジミーノはアンチョビとビエトロという野菜を使った料理。
試食させてもらったら激旨で迷わず購入。
すぐに食べたかったので、
売り場のおばさんにパニーノ(サンドイッチ)にできる?ときくと、
できないけど、でも、とこっそり試食用のパンを切って分けてくれた。
なんて親切。。ありがとうおばちゃん。。

おいしいパニーノとワインと人のあたたかさで満たされた昼下がり。
帰りのバスから振り返る町はぽつりと空の上。
夢のように小さく遠のいていくのでした。

この時の記事はこちらから↓
「CREA WEB」世界の気になる街角から

シチリアのデザート、カンノーロ

2012-10-19 16:43:14 |  └・ジェラート&ドルチェ
友達が「カラベ」のジェラートが食べたいというので行ってみた。

何にしようかなーと見ていたら、
隣にいたおじさんがこれを食べてた。
おいしそー、と見ていたら、
おじさんはここのカンノーロおいしさを熱弁。
これはね、シチリアのお菓子でな、
リコッタのな、このクリームがおいしいんだ、
でな、注文してからクリームを詰めるから、
まわりの皮もパリパリでな、これがいいんだよ!
作り置きのしなってしたのはダメだねっ、云々かんぬん

スーツを着た大の大人がドルチェ片手に熱弁、
その姿があまりにもかわいくって、思わず笑み。
じゃー、私もそれ食べるっ。と食べてみた。

うん、ぱりぱりの皮、おいしい。
クリームはびっくりするほど甘い!
リコッタチーズは酸味の少ないフレッシュチーズ、
まったりととした甘みが、ふわわ~と口の中に広がる。
うん、おいしい。
おいしいけど、おいしいけど、、これはキケン×
すっごく疲れた日とか、特別な時だけにしようと、
自分に警告カードを出しておくのでした。


■Carabé
Via Ricasoli, 60r, Firenze
tel +39-055-289476

私の窓を覗く者

2012-10-08 15:30:29 | ★イタリア留学日記
二階にあるウチの部屋、
たまにふと、視線を感じて振り向くと、
向いの窓からヤツがこちらを見てる。

大の動物好きの私は、♡♡♡となって、
日本語、イタリア語、猫語とあらゆる言葉で呼びかけるけど、
どうも通じない。
いや、あえて無視されているのか、、ねこめ。

それでも勝手に名前を付けてかわいがっています。
ヘビーさん
背中の模様がヘビ柄なのと、
とっても大きくってヘビー級だから。(ダジャレかい;)

ヘビーさんは今日も、
向かいの窓の変な人間の観察をしているのでした。

大っきなサラダ☆

2012-10-04 16:12:45 |  └・カフェ&BAR

お友達とBARでカジュアルにランチ。
こちらのランチメニューには「Insalatone」というのがよくある。
”大きなサラダ”という意味のこのサラダは、
ほんとうに野菜がモリモリ盛りで出てくる。
日本みたいにドレッシングを使わないし、
本当に野菜がドーンと盛られただけなのだけど、
野菜好きの私にはたまらないこのメニュー、
あるとつい頼みたくなってしまう。

好物をモリモリ食べつつ、
のんびり過ごす午後なのでした。


<ランチしたお店>
■Rose's
Via del Parione, 26r, Firenze
tel 055 287090
http://www.roses.it/Roses/