カメラといっしょ★

地元福岡~イタリア留学からワーキングビザ取得しての海外生活を写真で綴るつれづれ日記

イタリア家庭料理

2009-11-30 19:58:48 | └☆イタリア家庭料理
楽しみにしているイタリア家庭料理の授業。
今日のメニューは↓

・Antipasto

Insalata di Mele Carote e Grgonzola(りんごとにんじんのゴルゴンゾーラサラダ)

これすっごくおいしかった。
りんご、にんじん、ゴルゴンゾーラチーズを切って
オリーブオイル、レモン汁、塩こしょうを入れるだけ。
これも私のレパートリー入り確定だな。


・Primo&Secondo

Risotto alla Milanese(ミラノ風リゾット)
Ossi Buchi con Piselli(ミラノ風仔牛のシチュー グリーンピース添え)

オーソブッコはミラノの郷土料理。
骨付き肉を使い、
骨の中の髄液までとろとろに煮込むのがよいらしい。
これはミラノ風リゾットと合わせていただくのが一般的だそう。
リゾットの何がミラノ風かといえば
オリーブオイルでなくてバターを使っているところらしい。

・Dolce

Torta di Carote all'Arancia(にんじんオレンジケーキ)

にんじんをたっぷり入れて作るケーキ。
オレンジの搾り汁と皮も入れるため
にんじん臭くならず
オレンジの香りがとてもよいケーキ。
これも材料を混ぜて焼くだけの簡単ケーキ。
今度、家でも作ってみようっと。


今日の夕飯

2009-11-29 09:31:58 |  └・Ristorante/Trattoria
来月、私が引っ越すので
ルームメイトと夕飯を食べに「Yellow」へ行った。

 

ここは雰囲気も値段も気軽だし
ピザも薄手でぱりっとしてて
パスタも手打ちでなかなかおいしい。
それに来月から住む家の大家さんが働いている店だから
サービスしてくれるし。
居心地のいい席もあてがわれ
ゆったり過ごす夕飯なのでした。

■The YELLOW BAR
Via Proconsolo 39r
tel 055 211766

Olio Extra Vergine di Oliva 2009

2009-11-28 09:11:07 | ★イタリア留学日記
先日収穫したオリーブから採ったオリーブオイルをいただいた!
自分で採ったオリーブからオイルができるなんて超感激!!

 

金色がかった美しいエメラルドグリーン
これが正真正銘のエクストラバージンオイル。

シンプルにトマトとモッツァレラのサラダにかけていただいた。

これが今までのオリーブオイルの味とは全然違う!
ピリッと少し辛みがあり、
口の中に青く新鮮な香りが広がる。
一瞬、その独特な味わいに戸惑うも
すぐにそのおいしさの虜になった。
その味わいはまるでスパイスのようにコクとキレがあり
たんなる素材を一級の料理に引き上げてくれる。

ああ、なんておいしい!なんて贅沢!
本場でしか味わえない旬の味覚を頂いて
この上なく幸せに思うのでした。

食後のジェラート

2009-11-27 22:59:40 |  └・ジェラート&ドルチェ
知り合いの方のお家で夕飯をごちそうになった帰り道
なんだかジェラートが食べたくなって
すぐ角にあったジェラート屋に寄ってみた。

サンタマリアノベッラ広場に面したこのお店
まるで田舎の売店のような感じだけど
一応、手作りのジェラート屋らしい。
(フィレンツェには手作りでない
工場で作ったアイスを売ってるジェラート屋も多い)



残念ながら、食べ比べ中のチョコレートフォンダンテはなかったので
チョコレートとシナモンにしてみた。
トスカーナ風のさっぱりとした仕立て。
たらふく食べた食後にはおいしい冷たさ。

寒空の下ジェラートを食べつつ
ひとり夜道を帰りながら
私も強くなったもんだと思ったのでした。




送別会は豪華ディナーで

2009-11-24 23:32:15 | ★イタリア留学日記
料理のインターンシップで渡伊してきて
今はイタリアをさすらい旅していた友達が
いよいよ日本に帰るのでみんなで送別会。
コック仲間の友達が腕によりをかけて
ご馳走をつくってくれた。

 

海鮮パスタと鱸のオーブン焼き
この友達がつくる海鮮パスタはとってもおいしいのだ。

 

そしてこれ、コニッリオ(野うさぎ)料理。
ウサギさんを料理してしまうなんてさすがプロ。。
イタリアでは、コニッリオはウサギの形をしたままスーパーで売ってるけど
日本では入手困難な素材だから
イタリアの思い出にはちょうどいいのかな。



そして、私が撹拌に失敗し、ふわふわ感がなくなったため
急遽、凍らしてジェラートになったティラミス。
(手形は友達がいたずらでつけた)
しかし失敗は成功の母、これがすっごくおいしかった。

おいしい料理とたくさんの友達に囲まれて
イタリア最後の思い出の楽しい夜は更けて行くのでした。

今日のランチ

2009-11-24 17:34:09 |  └・ピザ&パニーノ
今日のランチ
午後からの授業に遅刻しそうなので
近所のFORNOでパニーノを買って
かじりながら学校へ行く。
イタリアの人はみんな結構こうやって
食べながら歩いているから
お行儀悪いなんてない
私も街の風景の一部。



プロシュートのパニーノ。
やっぱりこっちのプロシュートおいしいんだよね。
パンもそれに負けずしっかりした味わい
お店で焼いているからさらにおいしい。

このお店で初めて買ったけど
けっこうイケてる!
こんどからここでお昼を調達しようと思うのでした。

■FORNO ROSSI
V.Ponte alle Mosse 33r Firenze
Tel 055.5122477

世界一美しい丘上都市 Orvieto

2009-11-21 23:03:12 | └☆イタリアぶらり旅
週末、日帰りプチ旅、Orvieto(オルヴィエート)へ行った。
オルヴィエートへはフィレンツェから電車で約2時間
トスカーナの田園風景を車窓に眺めつつ行く。

オルヴィエートの町は凝灰岩の上にそびえ立つ特徴的な景観をもっていて
ガイドブックには「世界一美しい丘上都市」なんて記載されているけど
経験上、その手の「世界一○○」的な記載にはあまり期待しない方がいい。
が、しかし!着いてみてその定説は覆された。



見よ、この景観。
こんな崖の上に街がのっかている。
まるで天空に浮かんでるようだ。

 

町並はまるで時の流れに取り残されたように
中世のままの趣きをたたえている。

青空にそびえ立つ美しい大聖堂。

 

この町は木工、陶器などの工芸品が有名。
町のいたるところにこのように工芸を活かしたオブジェがある。

 

ちょうどお昼時になったので腹ごしらえ。
おいしいお店を調べて来ていたのでそこに行ってみる。
裏路地の奥にあるとても小さなお店。
店内のアットホームな雰囲気にほっと席についた。

おすすめの「Umbrichelli al Tartufo」トリュフのパスタを食べた。
パスタの上に載っているのはトリュフ。
店員さんがテーブルでたっぷりすりおろしてくれる。
う~ん、なんて贅沢。

こんなにたっぷりトリュフをかけたのだから
その香りが口の中に広がる事といったらそれはそれは。
世界三大珍味といえど、
一般市民の私にすれば一体何がそんなにと思っていたが
トリュフってほんとにおいしんだねぇ。
Umbrichelli はこの地方の伝統的なパスタ。
もちっとした食感と卵を使わないシンプルな味わいが
トリュフの香りをぐっと引き立てとってもおいしい。

 

デザートには町にでてジェラートを買う。
ジェラート片手に散策再会。
ふと小人にでも出会いそうな
雰囲気ある路地を歩いて行く。

 
 


くるりと一回り歩いて行ける程の小さな町。
おとぎ話を読んで想像したようなかわいい町。
中世のままの石造りの建物には
今でも人が生活するぬくもりが灯り
それがこの町をより魅力的にしているようだ。

 

町の小さな時計塔に上ってみた。
時を知らせる鐘
この町の時があまりにも穏やかすぎて
居心地よくってついつい展望台で居眠り。

気がつけば町は夕焼けに染まる



夜の帳もおりて、明かりの灯る町は
さらにおとぎの国のようで
小さな頃に見た夢の続きを
まだまだここで見ていたいと思うのでした。

(ランチをしたお店)
■rattoria La Palomba
Via Cipriano Manente,16 - 05018 Orvieto (TR)
Tel +39 0763-343395

ザ・トスカーナ

2009-11-20 23:55:21 |  └・Ristorante/Trattoria
料理のインターンシップで来ている友達が来週から働くお店の
オーナーシェフおすすめのレストランへ行った。
フィレンツェなら伝統的なトスカーナ料理をここで食べてみるといいとのこと。

明るく広い店内は白いテーブルクロスをぴっしっと設えてあり
オステリアとはいうけど、トラットリアみたいな雰囲気。
早い時間なのにすでにお客さんも結構入っている。



これはサービスででてきた「リボリータ」
見た目はよくないけこれでもれっきとしたトスカーナ伝統料理。
それからもう一品、
この季節ならではの搾り立てのオリーブオイルを
たっぷりパンにかけていただく。
この採れたての一番搾りのエキストラ・バージン・オリーブオイルは
ピリッと少し辛みと口の中に広がる青くフレッシュな香りがとてもおいしいのだ。

 

写真左は私が食べたpiciといううどんみたいな太さのパスタ。
同じトスカーナ地方のシエナの郷土料理。
しっかりとした歯ごたえの麺に
しっかりと味付けされたソースがあってなかなかおいしい。

写真右は友達が食べたトリュフのラビオリ。
ふんだんにかけられたトリュフが贅沢だねぇ。



これは友達が食べたコニッリオ(野うさぎ)の煮込み。
野うさぎはこの地方のジビエ料理だけど。。私はちょっと。。



そしてこれまたサービスで出てきたカントゥッチ(ビスコッティ)
これがとってもおいしかった。
外はかりっと、でも中は少し柔らかく
アーモンドの香ばしさが引き立って
今まで食べたどのカントゥッチよりおいしい。
カフェとこれだけ食べにきたいくらい。

伝統的なトスカーナー料理をおいしく味わって
ふと旅情を感じる夜なのでした。

■L’ osteria di Giovanni
Via del Moro 22 Firenze
Tel 055.284897


http;//www.osteriadigiovanni.it

木枯らしにも負けずジェラート散策

2009-11-20 19:29:32 |  └・ジェラート&ドルチェ
黄金色に街を染めた紅葉も落ち
すっかり冬模様の今日この頃。
とてもアイスクリームなんて食べられた気温じゃないけど
ジェラートに対する飽くなき探究心は健在。
今日も元気に新規開拓にでかける。

行ったのは「Neri 」というジェラート屋さん。
ウフィッツィ美術館の裏通りにあるので
特に目立った感じはないけど
狭い店内にはこの寒空のもと
ジェラートを食べる地元っ子が立ち代りやってくる。



頼んだのは、現在食べ比べ中の
大好物チョコレートフォンダンテと
もうひとつ珍しい味のチョコレートジェラートがあったのでそれにした。

フォンダンテはミルクチョコレートを
濃く滑らかにジェラートにしたような味わいでとってもおいしい。
うん、いい味!これ好きだなっ。
目下のお気に入り店「EMPORI」のフォンダンテと比べるなら
そちらはビターチョコをジェラートにしたといった感じで
濃厚さ、カカオの苦み渋みがチョコ上級者向けかな。

そしてもうひと種類頼んだ珍しいチョコレートジェラートは
ピスタチオ&ペペロンチーノ!
チョコレートジェラートにピスタチオが入ってるのは想像着くけど
ペペロンチーノ、唐辛子って一体。。!?
これがとんでもなくおいしかった!
滑らかで甘いチョコジェラートに
ピリピリとスパイシーな唐辛子が
もうなんともはまっちゃう感じ。
かりっと香ばしいピスタチオの風味もよく
これは食べてみないと分からないおいしさ。

ここにきてまだまだおいしいジェラート屋はあるもんだ。
まだまだ探求の余地あり。
木枯らしなんかに負けてられないと思うのでした。

■Gelateria dei Neri (ジェラテリア・デイ・ネーリ)
Via dei Neri, 20-22r , 50122 Florence
Tel 055-210-034
ベッキオ宮殿とウフィッツィ美術館の間の道をまっすぐ行った左側