カメラといっしょ★

地元福岡~イタリア留学からワーキングビザ取得しての海外生活を写真で綴るつれづれ日記

2008年に捧ぐ

2008-12-31 23:59:24 | ★編集後記

どっぷりと心を泥水につけられた去年
それよりは悪くはないだろうとのん気に思った2008年は
心がちぎれるかと思うほどの悲しみと苦しみにみまわれた。
ほんとうに千切れると何度も思ったけど
でも心は簡単にちぎれたりせず
重いプレッシャーにどんどん引き伸ばされて
薄っぺらな紙みたいになった。
何の重み価値もない軽薄なこれを
いっそアサギマダラ蝶の形に切り抜いたら
海を渡っていくだろうか。
私の人生はなぜに苦しみと悲しみに満ちている。
その先に光などなく、
ただ時が消えることの中にのみ今、希望はある。

空の旅

2008-12-31 22:09:51 |  └・ハワイ

帰りたくなぁいと地団駄踏みたくなる旅の終わり
でも今回は、まだちょっとした楽しみが待っている。
それは航空会社の手配ミスで経由地を変更する代わりにビジネスクラスに乗れるようになったのだ。
憧れのビジネスクラス、自腹で乗れるようになる日はほど遠い。なんてラッキー☆
ゆったりとしたシートに深く座る優越感。
機内食は陶器のお皿でサービスされた。それだってリッチな気分にさせてくれる。
乗務員の方がまるで赤子にするみたいに丁寧にお世話してくれるのが少し気恥ずかしくもあり
でも立派なお酒も飲み放題。調子に乗ってシャンパンをお代わり。
見放題の映画にうつつをぬかし、4本立て続けに見たらさすがに頭痛がしてきた。。
今すぐのびのびと大地を駆け巡りたい。
たとえビジネスクラスの極上シートでもじっと席に縛り付けられるのは性に合わないのだなぁと思うのでした。

ハワイ旅行の写真を「★写真集」にアップしています。そちらもどうぞご覧下さい!

ハワイと朝食

2008-12-31 21:45:12 |  └・ハワイ

大好きなハワイともしばしのお別れ。
旅立つの日の朝食は、素敵なハワイとの別れを静かに惜しみたい。
眺めのいいカフェで朝食をとろうと「HulaGrill」へ。
「サンライズの特等席に案内するわ」とお姉さんのかわいらしい笑顔に迎えられバルコニーの席につく。
目の前に広がる夜明け前の海はとても思いやり深い表情で眠り
向こうにはダイヤモンドヘッドがうっすらと朝日をあびて静かに横たわる。

ハワイスタイルの朝食は実はとっても楽しげなものなのだ。
フルーツやパンケーキ、卵やお肉のグリルをゆっくりと過ごしながらいただく。
夜は軽くカクテルぐらいにして、朝食をめいっぱい楽しむ方がおすすめだ。
大好きなパンケーキを注文。どうしてアメリカのパンケーキは日本のよりおいしいのかな。
もっちりとしたパンケーキは豪華四段重ね。
ナイフを入れるときのワクワク感は、子供の頃いつも胸に秘めていたもの。
バナナとたっぷりのシロップ、マカダミアナッツの香ばしさ。
うん、おいしい~~。はぁぁあ。
日が昇につれ色鮮やかに目覚めていく海に、いつかまた戻ってくるねとそっと約束したのでした。

■Hule Grill
2435 KANAPALI PWY, Honolulu
TEl (808)6676636

ハワイを味わう

2008-12-29 21:09:56 |  └・ハワイ

車を飛ばしてカイルアへ。
白い砂とエメラルドグリーンの海、シャイな天使みたいに静かでかわいらしいビーチに
母を連れて行ってあげたかった。
さわがしく楽しいワイキキはいわばハワイのテーマパークみたいなもの、そこに本当のハワイはない。
ワイキキあたりはきらきらとした青空をのそかせていたが
東海岸をまわった先は雲におおわれていた。
せっかくの美しいビーチもすぐに冷たい風雨にさらされ色をなくし、母は終止ご機嫌ななめ。
カイルアにあるすてきなハワイアンブティックに連れて行き、ちょっと機嫌も回復したか?

次の町までかなりあるので早めだけどランチにした。
これもリサーチしていた「ALOHA SALADA」へ。
ハワイ産の野菜をつかったサラダ専門店。
無類の野菜好きの私には夢のようなお店。
マンゴーやフルーツのはいったトロピカルなサラダを選ぶ。
これがすっごくおいしい!とにかく野菜もフルーツも新鮮で味わいが深いのだ。
クリアでみずみずしい、透き通るような食感とそれぞれの野菜がもついきいきと表情豊かな味わい。
ほんと、ほんと、ほんとおいしいおいしいよぉ。大好きだぁ。ああ、幸せ~~~。
こんなにおいしいものを育てたハワイの大地に感謝、地球に感謝。
このために、ここへ越してきてもいいと真剣に考えるのでした。

■Aloha Salads
Kailua Shopping Center
600 Kailua Rd. #103, Kailua, HI 96734
TEL 808-262-2016/OPEN 10:30~20:00
http://www.alohasalads.com

奇跡のフルーツ

2008-12-29 14:41:29 |  └・ハワイ

もとより海の幸、山の幸に恵まれ、今や世界中のものが食べられる飽食日本にいて
食べてみたいと憧れに思い描く物などそんなにないのだが、ひとつ気になっているのがアサイー。
アマゾン原産のフルーツで、多くの栄養素を含むため奇跡のフルーツと呼ばれ
なんでもダイエットやアンチエイジングに良いらしい。
そりゃがっちりハートつかまれるキャッチコピーだ。
ハワイではこのアサイーをたっぷりつかったアサイーボールが食べられるらしい。
ぜひ食べてみたいと朝からDown to Earthへ
オーガニックやナチュラルフードを売るすてきなお店だ。
そこのイートインコーナーで売っている。

つぶしてピューレ状にしたアサイーたっぷりの上にフルーツとシリアルをたっぷりかけある。
店の前のテーブルについていただく。
アサイー自体に味はそんなになく、ほんのりヨーグルトのようなすっとした感じがする。
ヨーグルトがけフルーツをもっとサラリとあっさりさせた感じ。
これがバナナやシリアルのさくさくとあわさるととってもおいしい。
多分思い込みのせい大だが、ビタミンなどフルーツのもつパワーがすっと体になじむようで
とっても体にいい気がする。
きらきら光る朝日の中で食べればなおさらだ。
ああ、ほんとおいしい!!
毎朝これを食べたなら、この朝日のようにきらきらした人になれるような気がするのでした。

■Down To Earth Natural Foods Lifestyle
2525 S KING ST, Honolulu 96826
TEL 947-7678


CHEESEBURGER IN PARADISE

2008-12-28 14:12:09 |  └・ハワイ

アメリカといえばハンバーガーだろう、と
私の勝手な連想ゲームでハンバーガーを食べに。
陽気なおばちゃんウエイトレスの案内で、なんだか楽しい気分で席に着く。
お店の名前にも冠しているチーズバーガーを注文。
トロピカルなカクテルを飲みながら出来上がりを待つ。
奥のカウンターでは西洋人の男性客がアメフトの試合をみながら
「☆#▲!!」と叫び気合の入ったガッツポーズをしてる。
誰かのためにあんなに力の入ったガッツポーズをできるなんてすごいかも。

さて、トロピカルな小さな傘をさしたかごにのって
注文のハンバーガーがやってきた。
蓋のパンのがオープンになっていてハンバーグがだけがのっている。
ハンバーグはこんがりと焼かれ、とろーりとろけたチーズをまといなんておいしそう。
アボガドやオニオンなど他の具は横に添えられ、好みで挟んでたべるらしい。
いっしょにパイナップルが添えられているがこれは口直しのデザートなのかハンバーグの具なのか。。
ええい!とりあえず全部はさんでかぶりつく。おいしー!
素材がとか、風味がとかなんとか四の五の抜かさず
大口開けてかぶりつく、こういうのなんかただただおいしいね。
高級和牛のとろけるようなジューシーハンバーグよりむしろ
私はこっちの方が好きだ。所詮、庶民の子。ジャンクフード万歳☆
疑惑のパイナップルは肉の脂をうまく中和してくれ、アンチ肉脂派の私的にはなかなかグッド。
普段はほとんど肉を口にしない娘がなぜか喜んでハンバーガーにかぶりつくのを
不思議そうに眺める母なのでした。

■CHEESEBURGER IN PARADISE
2700 Kalakaua Ave.
TEL 923-3731

ロコモコでランチ

2008-12-27 13:51:29 |  └・ハワイ

山登りをして腹ぺこ。
せっかくだから現地ならではのローカルフードを母に食べさせてあげようとロコモコをテイクアウト。
ロコモコはご飯に目玉焼き、ハンバーグ、グレービーソースをかけたものだけど
日本で食べるロコモコはほとんどがグレービーソースではなくデミグラスや照焼ソースだ。
牛の油を煮込んだこのソースは日本ではきっとうけないのだろう。
地元の人が利用するLLドライブインへ。
ローカルフードなんだからローカルなお店で食べるのが正しい作法だろう。
しっかりした歯ごたえのハンバーグ、グレービーソースはまろやかで食べやすい。
ご飯の上にてんこ盛りのマカロニサラダ。。乗せちゃうんだ。。
ま、この付け合せ具合が実にアメリカンな醍醐味だ。
なんでもよく食べる母はおいしいおいしいと食べ進めたのでした。

■L&L Drive-Inn
ワード・ウェアハウス店、ワード・エンターテイメント・センター店、ワイキキ・クヒオ通り店など
Minato 930 Hauoli St. TEL956-1322

虹の島

2008-12-27 13:48:14 |  └・ハワイ

前回のハワイ旅行は一ヶ月も滞在していたのに
やり残したことがたくさんある。
そのひとつがダイヤモンドヘッドに登ること。
一般的な観光コースだし、ここなら母を連れて行っても大丈夫だろう。
見た目よりは急な斜面を登ること40分
頂上は見えているのになかなか着かない。
狭い頂上は観光客でごった返していたが
虹のかかるワイキキを見下ろしたときは少し胸が震えた。
どこまでも青いきらめく海に囲まれたこの島を
人々が愛する理由を見た気がした。

下山は登りの倍速、あっというま。
真夏ではないとはいえ明るい日差しと運動にのどが渇いた。
と、そこに丁度まちうけているシェイブアイスを売るワゴン。
吸い寄せられるように買う。
有名なマツモトシェイブアイスの雪のように繊細な氷ではないけど
レインバーカラーに彩られた甘くて冷たいカキ氷は
ほてった体に実においしく。
木陰のベンチで小鳥たちとしばし憩うのでした。