カメラといっしょ★

地元福岡~イタリア留学からワーキングビザ取得しての海外生活を写真で綴るつれづれ日記

国境を越えた新大久保

2012-02-29 23:48:44 | └・国内旅行
電車を降りたら異国だった。。

って、東京だって、ココ!
新大久保。
初めて降り立ってみたが、
街に聞こえる声がハングルで驚いた。
あふれるハングル文字の看板、
少し歩けば韓流ブームにのっとったイケメンカフェ。わっ!
こんなにもここは韓国だったのかっ!
驚きのあまり、地図に聡い私もうっかり迷子になってしまった。

東京に長く住んだ私も初の新大久保。
降り立ったのは、高校の同級生が東京女子会を開いてくれるから。
会場は新大久保のおいしい韓国料理屋。
韓国料理、大好き!

今、流行の女子会という名が生まれる前から
私は女子だし、集ってはワイワイする会合好きだ。
もう女子会なんて得意中の得意、むしろライフワーク。
高校以来本当に久々の再会に胸躍る夜。
私の事をうっすらしか覚えてなくて、
それがただの切欠に過ぎないとしても、
こんな雪の中、集ってくれた同級生。
みんな変わらず美しく(なぜ??恐ろしやアラフォー力。みんな美魔女)素敵女子だった。
東京はしぼんでる、そう思った今日を反省。
みんな、こんなにきれいで、がんばってる。
私もがんばらなくっちゃ。
忙しい中、会を発起してくれた友達に感謝、
楽しい時間を本当にありがとう!

パワフルな日本女子とスタミナ満点の韓国料理に力をもらった夜なのでした。

なごり雪降りぬ

2012-02-29 18:01:20 | └・国内旅行
目覚めたら、そこは雪国だった。。

って、東京だって、ココ!
と、寝ぼけ頭で我につっこんだ朝。
昨日まで春を感じる日和だったのに、
一面の銀世界。
しかし、東京滞在のお世話になっている友人宅では
世界が雪に埋もれてても、
いつも通りいそいそと忙しく一日が始まった。

お母さんが作った温かな朝食の湯気の中、
みんな昨日の疲れを残したぼんやり眼で、
家族揃って朝食に箸をすすめる。

交わされる短い会話。
今日も遅くなりそう
帰る頃には雪やんでるかな

それは今、世界で一番幸せな景色。

ずっと昔、私もその中に居たかもしれないが、
その頃には学校に遅刻しやしないかと気が気でなくて、分からなかった。
今はそうだと分かる、
なぜなら私はそれを客観的に見る事が出来る傍観者だから。
”傍観者”
青春な歌のフレーズではネガティブに語られるその言葉も、
「あなたは本当は幸せなんですよ」と告げる人であれば
なんだかそんなに役立たずな者でもない気がする。

雪ニモ負ケズ、いや雪なんてもろともせず
出勤、通学していった友人家族をぼー然と見送った後、
私は考えた、今日の予定。
今日はまだ営業アポを取れていない。
雪も降っている。
足下には温かな炬燵、コタツ。。
それはイタリアにいて、もっとも欲しいアイテム。
それなしで、どうやってマイナス0に冷やされた石の家の中で眠ろうぞ。
コタツがある、、しあわせ、、
うとうととうたた寝る。
ボロ雑巾のように疲れきった体はしおしおと眠りまどう。
時々、家の子猫が私のまわりを走り抜ける。
大猫は知らぬ顔。
 
連日の営業の緊張と、毎夜の酒盛りに疲れ果てた体
でも、むくっと起きた。
東京、なごり雪→写真撮らなくちゃ
これ、職業病に認定してもらえるでしょうか。。
もらえる訳はないので、
腹いせに写真を撮りにでかけた。
 
真っ白な雪は全てを覆い隠す。
清らかな白
清らかで冷酷な色
全てをなかった事にする
真っ白
なかった事になった東京は美しい

私は東京が大好きだ。
世界に出て、世界の街を見た今でも大好きだ。
古くて、新しくて、
満員で、
いっぱいに膨らんだ風船のようにかわいくて、愛おしい。

でも今回、1年ぶりに帰国して見た東京、
何かとても違和感を感じた。
なんだろう、、上手く言えない。
しぼんだ風船。

駅ビルを新しくして活気づいた福岡を先に見たからかもしれない。
でも活気づいたってたって、同じ日本、
福岡の経済だけが良い訳は到底なく、もっと厳しい状況だと思う。
それでも、町には若い人が溢れ、
女の子達はバイト代を全部つぎ込んだのってくらい
キラキラにおしゃれして、かわいらしい笑顔をふりまいていた。

肩を丸め、踵をすって新宿の交差点を渡る人をながめる。
どうしたんだろう、日本。
ちょっと留守をした間に、こんなに変わっては
私はどこに帰ればいいんだろう。。
変わったのは私なの?
私はどこに行けばいいんだろう。。

降り尽くす雪はただ白く、
全ての道を覆い隠してしまい、
ただただ私は途方にくれるのでした。

東京ランチ

2012-02-28 15:28:21 | └・国内旅行
今日も出版社へ挨拶回り。
営業は苦手だけど、元気だしてこ!

ランチを通りがかりのパン屋さんで。
おいしそう、という嗅覚のみで入ってみた。
色んな種類のパンがのったランチセット。
おかずのキッシュもおいしかったけど、
やっぱりパン屋さん、パンがとってもおいしかった。
おいしかったので、
東京滞在中、お世話になっている友達のお家へお土産のパンも買った。
仕事も子育てもタフにこなし、忙しいのに、
毎朝ちゃんと私の分の朝ご飯まで作って送り出してくれる友達。
働くお母さんの顔は世界で一番美しい。
ああ、私もがんばらなくっちゃ、
東京日和の青空の下、己に克を入れるのでした。


<ランチをしたお店>

http://www.boulangerie-a.com/

ニッポンの風景

2012-02-27 18:08:57 | └・国内旅行
短い一時帰国中の半分以上を東京滞在に割いた理由、
それは仕事の営業。
一番苦手とする分野だけど、
フリーランスで仕事をしている以上
自分でやっていくしかない。

営業の合間に立ち寄った明治神宮。
 
 
 
そこにある静かな静かな日本の風景は
しんみりと心を癒し、
そして何故か、強い電気に打たれたように
心は強く固くなる。

鎮守の森に抱かれて胎児のように深く深く沈んでいく。
重く息苦しく見上げた空に
今一度この世に生きる勇気を乞うているのでした。

トーキョウ・ニョッキ

2012-02-26 16:05:40 | └・国内旅行
3泊4日怒濤の福岡帰省は
たくさんの友達の笑顔に会え、
久々に私に戻って笑えた日々。
変な感想だけどでも「ちゃんと呼吸した」そんな気分。
誰もが羨む海外生活は実際どれだけのストレス下にさらされたものかを改めて知る。
さて、烏兎匆匆の日本時間に時計を合わせた私は
とんぼ返りでまた東京へ。
羽田についたその足で、大きなスーツケースをゴロゴロ引いて原宿へ。
イタリアで出会ったお友達が、
原宿にニョッキのお店をオープンさせたので仲間とランチ。

ニョッキはスパゲッティ同様、
様々なソースに合わせて、色とりどりに楽しめる逸品。
しかも手作りの本物のニョッキのふわもっちりの食感は
やっぱり本場仕込みでなければ味わえないおいしさ。
土地柄か、女性を意識した野菜をたっぷのランチプレートがうれしい。
んー、これはイケてる。
東京在住のお友達に早速知らせなくては。

久々に集まったイタリアの仲間。
みんなの元気な笑顔に囲まれてほっとしている私。
そっかイタリアにも少しだけ
くつろいでいれる仲間がいたんだ。
くたくたにくたびれきった旅の途中、
ほんのひとときの憩いを得た昼下がりなのでした。

夜明けのコーヒーを一緒に

2012-02-25 13:50:39 |  └・カフェ

夜明けのコーヒーを一緒に、、
そんなフレーズが昔流行ったような。
古すぎる記憶、年がバレちゃうな。

昨日はお友達と楽しい夕食、たくさん話して笑って、
食後のコーヒーをここマヌカフェ飲みつつ尽きない話、
ホテルでうとうとしながらさらに話して、たのしいたのしい長い夜。
朝起きて、朝から露天風呂をいただくという
なんともなんとも贅沢気分を堪能して、
朝食はまたここマヌカフェのおいしいコーヒーでスタート。
コーヒーのいい香り、ああ~幸せ。

こんな幸せ企画、
本当にありがとう!!
どれだけ、どれだけ私が
友達と過ごすこの時間を憧憬していたか。
うれし涙は心に流れて、
私のなかは潤っていく。
 
カプチーノにお花が咲いて、
一気に今日一日が良い日になった。
大好きなくるみはちみつトーストを
友達と仲良く半分こして、
素晴らしい今日は始まるのでした。

■manu coffee春吉店
福岡市中央区渡辺通3-11-2ボーダータワー1F
TEL 092-736-6011/OPEN AM10:00~AM3:00(金・土はAM5:00まで)不定休

本場のコーヒーよりも飲みたいコーヒー

2012-02-25 00:24:00 |  └・カフェ
仲良しのお友達と久々の再会。
会えなかった日々の出来事の申し送りには
1回の食事の間では足りない。
おいしいごはんをいただいたら、
これまた大好きなマヌカフェへ。
コーヒーのおいしいイタリアに暮らしてからは
そんじょそこらのコーヒーは飲めなくなった私。
それでもここのコーヒーだけは、
本場イタリアに劣らない、深い味わいのあるおいしさだと思う。

大好きなコーヒーにほ~っとしながら、
またたくさん話してたくさん笑って、
幸せな夜は長く、永く続いて行くのでした。


■manu coffee春吉店
福岡市中央区渡辺通3-11-2ボーダータワー1F
TEL 092-736-6011/OPEN AM10:00~AM3:00(金・土はAM5:00まで)不定休

大好きワカモレ☆ナイト

2012-02-24 23:40:35 |  └・エスニックなど
スーツケースに入れられるもの、
それは少しの着替えと生活用品。
私は大好きなもの全てを置いて旅立った事を
旅先でスーツケースをほどいてみて知った。
大好きなものをなくした私は、
ただ日用品の詰まったスーツケースみたいに味気ないものだった。
それは汎用的でつながりのないバラバラのピース、
取るに足らないゴミ同然のものだった。
私の中にどれだけたくさんのあいするものが詰まっていたのか、
それを除いたら私はどれだけつまらないものかということを思い知った。
 
帰省して馴染みの町を歩けば、
私のあいするものたちは今も町でキラキラしてる。
そのひとつ、大好きなワカモレdiエルボラーチョ
最初は赤坂の小さな店舗だったのが、
今やこの小さな福岡な3店舗も構える流行のお店。
3軒目の新店舗は新しくなった博多駅ビルの中にできたというから
仲良しのお友達と久々に出かけた。

新しい駅ビルのおしゃれな空間におしゃれなお店。
新店舗でも、ごはんのおいしさ、店員さんの感じの良さはかわらない。
いいね~。
大好きなワカモレ(アボガドディップ)とコロナビールで
大好きなお友達とたくさん話してたくさん笑って過ごすこの時間。
これこそが私を作っていたもの。
このまちに残していった大切なもの。
うるうると心の中がなにかで満たされていくのが分かる。

人生って
たのしくって
しあわせだね

ありがとう、
おいしい食事と空間をありがとう
ありがとう、
仲良しのお友達でいてくれてありがとう

約1年ぶりの楽しい時間を埋め合わせるべく、
私たちは今日はオールと決め込んでホテルまで予約済み。
楽しい夜はまだまだ続くのでした。


■CANTINA ELBORRACHO
福岡市博多区博多駅中央街1-1 JR博多シティ10F
tel 092-409-6263
http://www.elborracho3.com/


博多と言えばラーメンたい!

2012-02-24 16:05:27 |  └・和食
地元に住んでいた時は、まあたまに食べに行くくらいだったラーメン。
離れてしまえばやたら恋しく故郷とともに思い出す味。
だって、博多のラーメンは他とは違う。
東京のとも違うし、中華のラーメンとも違う。
インスタントでも再現しにくい、
独特のコクのあるスープとつるりとコシのある麺。
それは博多でなければ味わえない。
せっかく帰ってきたのだからどーしても食べたいっ、と
特にラーメンが食べたかった分けでもない友達を無理矢理つきあわせ博多一風堂へ。

あー、もう、コレコレ!
これが食べたかったとよー。
コクのあるスープにすっと喉を通る細麺。
ゆでもやしに、紅ショウガに、辛子高菜、きくらげ、
日本にはあふれてるこんな些細なものこそイタリアにはなく
口にしては懐かしい味わいにいちいち感動。
今満員の店内で、一番感動してラーメンを味わっているのは間違えなく私だ。
勢い良く食べ終わって、ふぅ~満足。
おいしい博多ラーメンに感謝、
つきあってくれてお友達に感謝のランチタイムなのでした。

■一風堂 西通り店
福岡市中央区大名1-12-61
092-781-0303
http://www.ippudo.com/index.html