カメラといっしょ★

地元福岡~イタリア留学からワーキングビザ取得しての海外生活を写真で綴るつれづれ日記

再来ジェラート祭りとトッリジャーニさんの庭

2011-05-29 20:32:06 | └☆イタリアぶらり旅
フィレンツェ近郊に住む友達から
夕方フィレンツェに行くけどヒマ?とメールが来た。
空いてるよ~といって、落ち合ってまたここにやってきた。
ジェラート祭り!(二日連続)

夏のように暑い日曜の今日はジェラート日和
たくさんの人達でごった返す。
 
人だけでなくわんちゃんも。
これ、何かな~と思ったら、なんと犬用のジェラート!
おいしいのかなぁ。。
でもわんちゃんたちは冷たいジェラートに
しっぽもちぎれんばかりに喜んで食べてた。

そして、さらにめっちゃお代わりしまくって食べる甘いもの大好きコンビ。
写真は昨日食べておいしかった「洋梨&赤胡椒」

いや~、喰った喰ったぁと会場をあとにして、しばし散歩。
プラプラしていたら、他の友達から電話。
「トッリジャーニの庭園が今開いてるから見においで」
この庭園はトッリジャーニさんの私物なので普段は一般公開されてないのだが、
今日は特別公開されてるらしい。
よし、予定変更!と無理矢理友達を連れて庭園へ。

小さな塔の立つ美しい庭園。

庭園と言ってもイギリスの華やかなものでなく、
日本の細やかなものでもない。

それは小さな森。
取り立てた装飾もない、一見ただの森。
 
小鳥の声、揺れる木漏れ日の美しさ
森を抜ける風はどこまでも心地よく、
その森がただの森でなく、
ちゃんと計算されて木や丘、小道が配置されているのが分かる。
 
いいね、、造り込んだ庭よりも
私はこういうのが好きだなぁ。
森の中にいると、大学時代、樹木の研究で
毎日裏山にでかけていたのを思い出す。
静かに木と向き合う時間が好きだった。

いいな、私ここに住みたいって言ったら、
よし、じゃあこの家に独身の男性がいるかきいてきてやるよ、と友達。
できればそれなりの年齢で、心優しい男性でお願いしますと悪のりする私。
くだらない冗談も黄昏色にまぎれてくある初夏の日の午後なのでした。

ハンバーガーとポテトとビールと日曜の午後

2011-05-29 15:57:28 |  └・ピザ&パニーノ
骨董市の帰り道、お昼でも食べようかとお店を探したけど
ことごとく閉まっている。仕方ない、日曜だしな。
日本では考えられないけど、それが当たり前のイタリア。

1件だけ開いててくれたピザ&ハンバーガーのお店。
ファーストフードじゃなくて、
ハンバーガーは好きな具やトッピングを選べて、
お肉は鉄板でじゅーっと焼いてくれる、ちょっと気の利いたお店。
ピザも注文したら焼いてくれるらしい。

キアナ牛のハンバーグにズッキーニのグリル、ルッコラ、パルミジャーノに
バルサミコソースでイタリアーンなハンバーガーにしてみた。
ん~、おいしそう☆

ハンバーガーとポテトとビールで過ごす晴れた日曜の午後は最高。
お友達ととりとめもない事をおしゃべりしつつのんびりと過ぎてゆくの今日なでした。








チョンピの骨董市

2011-05-29 14:41:52 | └☆イタリアぶらり旅
友達とチョンピの骨董市に出かけた。

イタリアでは各地で小さな骨董市が開かれるのだけど
連れに連れられてなんとなく行って撮った写真を
「ふるきものかわいきもの」と題してfacebookにアップしたら
かなり反応が良くて、一躍私は骨董市通のようになった。
でも本当は骨董何てちっとも分かんなくて、
ただかわいい被写体として撮ってまわるのが好きなだけだ。
そのかわいいものがどういう年代のものでどういう価値があるかとか
そんなに興味はなく、ただ、かわいいということにのみそそられるのだ。
 
 
眩しい初夏の日差しに骨董たちは少し肩をすぼめて立っている。
 
 
あ、これお友達がもってたチベットベルだっ。
確かこれが欲しくてわざわざネットで買ったって言ってた。
チベットベルにイタリアで出会うとは。
ちょっと鳴らしてみると、永く反響を残すすずしげな鈴の音。
それぞれ音が違うみたい。
ほんまや!と友達とかたっぱしから鳴らしてみたりする。
楽しい楽しい骨董市。
 
今日私たちを一番笑わせたもの。
何の箱だかわからないけどかわいいブリキ缶。
「何やろな」と手に取ってひっくり返したら書いてあった「?」の文字。
「分からんのかいっ!」と思わず缶につっこむ西日本出身者たち。
あはは~、きっとこの缶の持ち主もこれに何を入れたか分かんなくなったんだな。
そういうの想像すると、使い古しの物たちもなんだかすっごく大切な物に思えて来る。
 
 
ふるきもの かわいきもの
 
 
ふるきもの おかしきもの
 
たのしく過ぎて行く時は止めどなく、
今日も青空はまっすぐに高く広がっているのでした。





再会☆そしてジェラート祭り

2011-05-28 23:05:12 | ★イタリア留学日記
日本に帰国していた友達が帰ってきた!
明るく元気いっぱいな彼女が大好きだ。
思えばそんなに回数遊んだわけじゃないけど、
でもなんだか妹のように親しく感じている。
はつらつとした彼女とのほーんとした私は一見全く違うように見える。
でも、実はなんだか似ているところもある。
お互い写真が好きだったり、自然が好きだったり、
いつも元気なようでいて、でも実はすっごく感傷的で泣いたりする。
よくお酒も飲んで、よく甘いものも食べる。

そんな彼女と再会して、まず行ったのはジェラート祭り!
ちょうどフィレンツェで開催されていた。
だって日本に帰ってイタリアの何が恋しいかっていったらジェラートだ。
こんなにおいしくって、こんなにたくさんのジェラートは世界中探したってここにしかない。
 
 
すっかり体が冷えるまでいっぱいたべた。
チョコレートもおいしかったし、
洋梨と赤胡椒、レモンとバジルもおいしかったな~。
調子に乗って、ジェラートカクテルまで飲んでいる私たち。

すっかりジェラートでお腹がタプタプになったけど、
ちゃんとご飯は食べとかなくちゃと
通りすがりのBIOのカフェに入ってみた。
 
ここはセルフサービス式のお店。
BIOワインとお惣菜をいただける。
棚にあるワインサーバーから好きなワインとグラスに注ぐ。
つい貧乏根性でなみなみ注いじゃったけど、
他のイタリア人もみんなグラスいっぱい注いでいる。だよね。
あら、おいしいっ。
食事も野菜中心でヘルシーなものがおおい。
写真はナスの団子。
バジルがきいててとってもおいしかった。
これ、作り方知りたいな~~~。

久々の再会に話しは尽きず、
フィレンツェの夜は夢のように過ぎてゆくのでした。

<食事をしたBIOのお店>
■Vivanda
via Santa Monica 7r, Firenze
tel 055.2381208
http://www.vivandafirenze.it/

イタリアから愛を込めて

2011-05-28 17:26:44 | ★イタリア留学日記
東日本大震災復興支援としてチャリティーバザーを開きました。
今回は何の組織でもなく、在フィレンツェ日本人の有志が集まって
一から本当に手作りで開催しました。
私も打ち合わせに参加し、チラシを作ったり、
当日は作品を出品し、また売り子としても参加しました。

何のノウハウも持たない素人が集まって右往左往しながら
でも、なんとか被災された方の力になりたいという一つの気持ちで
どうにか開催にこぎつけ、そして小さいけど成果をあげられたのではと。
バザーの売り上げは、被災した子どもたちを富士山に招いて笑顔を取り戻そうという企画
「子どもを元気に富士山プロジェクト」へ募金されます。
赤十字等の義援金はかなり集まっているけれども
こういった活動法人への支援が足りてないと聞いてそちらにしました。
震災のニュースは熱が引いたようだけど、本当の復興はこれから。
私たちも今回だけでなく、継続的にバザーを行って、
少しではあるけど募金を続けたいと思っています。
子どもたちが明るく元気でいられる社会にみんなでしましょう。
遠く離れているけれど、みんな日本を思っています。

被災されたみなさまには心からお見舞いを、
そして一日も早い復興をお祈り申し上げます。

「子どもを元気に富士山プロジェクト」

今、最もアツいおやつ

2011-05-26 16:53:30 |  └・ジェラート&ドルチェ
うちの近所にスターバックスができた!
ついにイタリアにもスタバ進出か!?と思いきや
スタバにそっくりな看板のBARだった。
うさん臭いとオープンしてからも近寄らなかったのだけど、
たまたま近所の友達と会って、そこが空いてたから行ってみたら、
なんとそこはクレープカフェだった。
なーんだ、クレープ屋か、と日本の方は思うかもしれないが
フィレンツェには私が知る限りまともなクレープ屋は一軒もない。
クレープ大好きっ子としては目に星が浮かぶくらいウキウキな話だ。
さっそく焼いてもらった。

具は迷ったけど、やっぱりチョコレート!(やっぱりかっ)
日本でよく見るあの丸いクレープ用の鉄板で焼いてくれる。
生地を薄ーく伸ばして、丁寧に焼いてくれる。
その焼き具合はパリッとしてて、
もともと小麦粉の味わいが強い土地だから皮だけだっておいしい。
それにとろーりチョコレートフォンデンテ♡
おいしい~☆

クレープは日本方式に好きな具をトッピング出来て
甘いデザートクレープはもちろん、
チーズやハムを入れる惣菜クレープだってある。
お店も新しいからきれいだし、
トイレもきれい(これイタリアにはなかなかない)。
お店なんてすぐ閉まっちゃうイタリアにはめずらしく
朝から夜中の3時まで開いてるらしい。
超イケてるじゃん!!

日本からすれば、何?普通じゃんというところが
イタリアでは当たり前じゃない事が多く
たまにちょっと気の利いたことがあるとすっごく嬉しくなっちゃう。
うれしくって、多分、私通い詰めるだろうな。。
もらったスタンプカードも貯まる日は近いに違いないと思うのでした。


■L'unica Fermata
via f.lli Rosselli 59r Firenze

旅は道づれ

2011-05-25 23:58:30 | └☆イタリアぶらり旅
それは昨夜の帰り道、目の前のアパートに住む友達と偶然道で会った。
ちょうど旅行に来ている友達を案内しているところらしく、
せっかくだしじゃあ1杯飲んで帰るかと近所のカフェに立ち寄る。
で、当然1杯といわずビールを数本空けた私たち。
聞けば、お友達のお友達は明日ローマへ行くという。
いいなぁ、私も行きたいなローマと言った一言で
じゃあよかったら一緒にとその場のノリで行く事になった。
ま、旅は道づれ。
友達から友達へバトンタッチして廻る旅も面白かろう。

と、いうわけで、まずは朝イチにウフィツィ美術館へ。
これを見ずにフィレンツェを離れる事はできない。
よく晴れている。

お昼のユーロスターでローマへ。
昨晩遅くまで飲んでた二人だから当然爆睡。
(あ、車内にもスリ等いるらしいから、みなさんまねしないように。)
あっという間にローマに着いて、まずはホテルにチェックイン。
そしてホテルの人に聞いたおすすめのレストランでランチ。
 
わーい、カルボナーラ!
ローマと言えばカルボナーラ発祥の地。
これをここで食べてみたかった。
本場のは日本のようにこってりしてない。
ベーコンの旨味たっぷりオイルソースに
チーズと卵黄、胡椒少々を想像してもらうといいかも。
私はクリーム系が苦手なのでこっちの方が好きかな。

写真右は「サルティンボッカ」これもローマの料理。
薄切り肉に生ハムとセージをあわせて焼いたもの。
これがすっごくおいしかった。さすが本場。

そしてイタリア定番デザート「ティラミス」
マスカルポーネの中にたまごのおいしさがしっかりする。
ローマの人ってたまご好きなのかな?(多分誤解だと思うけど)

さて、残り半日のローマ観光。
とりあえず、バチカンへ行ってみた。

ちょうどパウロ二世が福者になった祝典の直後。

福者は聖人の前段階の位(?)
聖人になるには2つの奇跡を起こさなければいけないらしい。
奇跡かぁ、すごいねぇってボツボツと話しながら廻る。
だってさ、バチカンに来るといつも思うのだけど
全く別世界っていうか別次元っていうか、
その建物や歴史がすごいのは理解出来るけど、
ここを中心に渦巻く大きなエネルギーみたいなのがあって
それがよくわからなすぎて実感をともなわない。
完全なる異邦人となって彷徨う。

次は、んー、時間と地理的によいので「トレビの泉」へ寄った。
 
ものすごい人で泉に近寄る事すらままならない。
人ごみが苦手という友人は遠く上の方から眺めてる。
でもせっかくだし、と人ごみをすり抜けて
また来れるように肩越しにコインを投げておいた。
これで三回目の投銭。
コイン効果より、また来るという意思が大事。

夏に来てはじめて思ったのだけど
この青くて美しい泉は美しいからすごいんじゃない
この乾ききった大地に滾々と泉を湧かせることがすごいんだ。
だって超のど乾くんだ。
そこに水があふれていたら人は目がくらむような天国だと思うだろう。
ローマって本当に絶大で強大な夢のような都市だったんだなぁ。

そう、喉が渇くんだ。
でも泉の水は飲めないので(飲めるの?)ジェラート。
このそばにあるジェラート屋さんは天然素材を活かしたさっぱり味。
特にフルーツ系がおいしくって、前回来た時はおかわりまでした。
今回はグレープフルーツ、そして私的にはずせないチョコレート。
泉の水もいいけど、やっぱり私はジェラートがいいな。

ボチボチと話しながらプラプラとローマを歩く。
昨日できたお友達。でもあんまり新しいお友達という感じもしない。
彼はニューヨークに住んでいて、ヨーロッパを旅行中。
私の友達とはベネチアで知り合い、私とはフィレンツェで出会った。
それはまるでバトンリレー方式でつながっていく人の輪
不思議な縁。
またいつか広い世界のどこかで会えるんだろうか。
きっといつか会えるだろうけど、それは来世の話かもしれないとふと思う。
そっか、新しいお友達な気がしないのは、
ずっと昔、私が私として生まれる前にこの人を知ってたのかもしれないな。
袖触れ合うも他生の縁ってことだろうか。

私はフィレンツェのお家へ帰るので、その前にローマで最後の晩餐。
ローマのピザは薄型パリパリ。
ナポリのもっちりも好きだけど、これは食べ易くっていいね。

楽しい時はあっという間。
古代の時間が封印されずにうようよしているローマで
昔の友達のような新しい友達とめぐった旅は時間ごと旅したみたいな不思議な感じ。
名残はおしいけど、ここで別れるのもきっとこの縁。
また広い世界中のどこかでいつか会おうね。
急かされるように飛び乗った最終電車で
人の深い縁について思いめぐらすのでした。

火曜朝市にはじまる一日

2011-05-24 19:32:39 | ★イタリア留学日記
よく晴れた今日、お友達とカッシーネ公園の朝市にでかけた。
私のジョギングコース、いつもは小鳥やりすが遊ぶ静かな公園も
火曜の朝はたくさんの屋台が出て、たくさんの人で賑わう。
 
本当に色々なものが売ってる。
見てるだけでも楽しい。
この日の収穫は古着のキャミソール3ユーロ。

お昼はBIOのレストランで働くお友達が作ってくれたクスクス。
カッシーネで買った野菜と一緒に。
とってもおいしくってもりもり食べた。

すっかりお昼をごちそうになって帰り道、
おやつにジェラートを食べに行った。

最近の私の一番のお気に入り「cantina del gelato」へ。
ここのチョコレートが最高においしいのだ☆
それともうひと味、今日はベリーミックスにしてみた。
ん~、やっぱりここのジェラートはおいしいっ。

おいしいジェラートにささやかな幸せを感じつつ
平穏な今日がゆっくりと過ぎて行くのでした。

■cantina del gelato
via de bardi 31, 50125 Firenze
tel 055.0501617
http://www.cantinadelgelato.com

青空とジェラート

2011-05-18 16:15:40 |  └・ジェラート&ドルチェ
5月18日、フィレンツェは眩しいくらいに晴れている。

青空とジェラート、
こんなに似合うものってないなって勝手に思う私。

さて、お仕事でお世話になっている方に
おいしいジェラート屋さんに連れて行ってもらった。
フィレンツェの中心より少し外に行った所、
街角のジェラート屋さんって様相のお店。

はじめてくるお店なので
まずは定番ピスタッキオと私の定番チョコレートにした。
ちょっと濃いめのジェラート。
チョコレートはカカオの原産地ごとに味があった。
ベネズエラにした。ナッツのような香ばしい香り。
さすが!おいしいね☆
 
 
ぷらぷらと歩いて帰るフィレンツェは
夏の日に輝いて濃い影を落としているのでした。


■gelateria Caminia
viale giannotti 29r Firenze
tel. 055.6810651