カメラといっしょ★

地元福岡~イタリア留学からワーキングビザ取得しての海外生活を写真で綴るつれづれ日記

がんばれ、長友!

2010-10-31 18:14:04 | ★イタリア留学日記
前回の留学でやり残した事、サッカー観戦。
今は寒いからもうちょっと暖かくなってから、、と
のんびりしてたらいつの間にかシーズンが終わってた。
なんでcarcioの国にいながら見逃してしまうのか。
残念でならず、どうしても行ってみたかった。
念願かなって今日サッカー観戦にチェジェーナまでやってきた。

フィレンツェから電車に乗る事3時間
スタジアムに着いて当日券を購入。
女性は半額だよ、と10ユーロ返ってきた。ラッキー☆

スタジアムの前の屋台でハンバーガーを買って
いざサッカー観戦。

あれ、結構ちっちゃい。
これでセリエAのスタジアムなのか。
ま、近くてみやすいけど。

あ、長友!
長友は同郷だから特に応援している。

ピッチに立つ姿はもはや何人かわからないほどに日に焼けて
筋肉モリモリに鍛え上げられ、凛としている。
世界で活躍するということ、
それがどれほどの鍛錬を必要とするか
その背中を見てひしと感じる。
同じように世界にでてきたものの
私は何を琢磨できているのだろう。

熱烈なファンたちの歓声がとぶ。
まわりをぐるっとおまわりさんに取り囲まれている。
おお、なんか本場って感じ。

しかし、試合運びはぱっとしない。
んん~、なんかフラストレーションたまるわぁ。
結局、ロスタイムに決勝点を決められチェジェーナの負け。
がんばれ、長友!!

新着ジェラート

2010-10-30 17:32:42 |  └・ジェラート&ドルチェ
友達の家に行った帰り道
新しいジェラート屋さんを発見。
もうジェラートって季節じゃない寒さだけど
やっぱりジェラートには目がない私。

チョコレートとパンプキンにしてみた。
甘すぎずナチュラルな味わい。
パンプキンはシナモンが利いてていい感じ。
うん、おいしいかもっ。
お店の人も親切でいい感じだし
また近くを通った時には寄ってみようと思うのでした。

ライフイズビューティフル、Arezzo

2010-10-23 22:04:40 | └☆イタリアぶらり旅
週末、新しい学校のお友達とアレッツォに出かけた。
アレッツォは映画「ライフイズビューティフル」の撮影現場にもなった
古き良きイタリアの面影を残す可愛らしい町。
フィレンツェから電車で約1時間程度と週末のお出かけには最適。
 
アレッツォに着いて、まずはカフェ休憩。
そのあと、プラプラと町を散策。
 
 
  
この町は丘を上るような形で作られている。
ゆっくり町を見ながら
ゆらりゆらりと上る坂道は
秋の日差しの温度に似て心地いい。
 
町の中腹、Piazza Grande
映画の冒頭、この広場を親子が自転車でかけおりるシーンが
音楽とともに思い出される。
素晴らしい評価を得たこの映画、
この町を舞台に家族の幸せな生活を描いた前半部分が私は特に好きだ。
 
  
広場を抜けて、さらに坂を上り
丘の上の公園まで行ってみる事に。
  
 
緑に溢れた広い公園。
その向こうにはトスカーナの田園風景が眼下に広がる。
 
そして丘の一番上にアレッツォのドゥオーモが立つ。
 
ゴシック様式の重厚な建築。
貴金属、宝石の加工を主産業とし栄えた町らしい立派な教会だ。
 
 
市庁舎の横を抜けて、今度は町を下る。
 
  
いたるところに小さな町の教会がある。
それをめぐりながら、
秋の散歩はゆらゆらと続いていくのでした。

【フィレンツェからアレッツォへの行き方】
FirenzeSMN駅から電車で約1時間、Arezzo駅で下車
http://www.trenitalia.com/homepage.html

みんなでピザランチ

2010-10-22 13:28:11 |  └・ピザ&パニーノ
みんなでランチを食べに「GUSTAPIZZA」へ。
店内は広くなく、カウンターの中に大きなピザ釜がどーんとあって、
そのまわりにイートインスペースがあるカジュアルな雰囲気。

まずレジで注文して支払いをしてオーダーの番号チケットをもらい、
番号が呼ばれたらカウンターまでピザを取りにいくセルフサービス形式。
だからコペルト(席料、サービス料)もなくっていい。
 
できあがり、あら、けっこうおいしそう。
生地の厚いナポリ系のピザだ。

生地はもっちりしていて焼きもカリカリすぎないし
お!けっこうイケてる。おいしい。
特にお店の名前を冠した「GUSTAPIZZA」は
たっぷりのったルッコラとパルミジャーノがいいかんじ
私好みでとってもおいしかった。

学校からも近いし、橋は渡るけど中心街にも近いし
また来ようと思ったのでした。

■GUSTAPIZZA
via Maggio 46r Firenze
tel 055.285068

アペリティーボへ行こう

2010-10-21 23:18:48 |  └・カフェ&BAR
友達とご飯を食べに出かけた。
極力安くすませようと、アペリティーボに行く事に。
アペリティーボとはドリンク1杯+軽食ビュッフェ食べ放題のシステム。
このスタイルをやっているBARがフィレンツェにはたくさんある。

やってきたのは「kitsch」
アペリティーボの軽食はお店によって違うのだけど
ブルスケッタやオリーブやチーズといったおつまみ系が中心。
でもここは、パスタや野菜、肉料理もあったりして
食べ物が充実しているからおすすめだ。
おなかいっぱい食べて、ビールで8.5ユーロ。
学生にありがたい価格だ。

デザートはいつものようにジェラート。
散歩がてらにアルノ川を渡っておきにいりのジェラート屋さんまで行った。

今日のフレーバーは、私の定番チョコレートフォンダンテと
ごまのジェラートがあったのでそれにしてみた。
練り胡麻みたいな味を想像してたけどそうじゃなくて
とってもクリーミーでミルキーな感じだった。

アペリティーボとジェラートは
フィレンツェの夜を気軽に楽しむプチコース。
友達と気楽にのんびり過ごす夜は
のんびりと更けていくのでした。


<アペリティーボ>
■KITSCH American bar
Via San Gallo 22, Firenze
tel 328 9039289

<ジェラート>
■EMPORIO
piazza frescobaldi 11R firenze
TEL 055.23.81.130

晴れた日の放課後の過ごし方

2010-10-21 17:21:29 | ★イタリア留学日記

放課後、今日はあまりにも天気がいい
このまま帰ってしまうのはもったいない。
これは私の子どもの頃からの悪癖、
放課後、家に帰らず暗くなるまで遊んでは
よく母親にしかられていた。
ま、でももう大人だしね。
そうだ、お昼とおやつを買ってボーボリー庭園に行こう。
 
ボーボリー庭園はメディチ家の住んだピッティ宮にある庭。
広く緑に溢れ、小高い丘にあるからか俗世から少し離れた感じで空気も清々しい。
 
丘の上まで上って、買ってきたパニーノをかじる。
端を秋色に染めた公園の木々を眺めつつのんびりいただく。
青空の下で食べるご飯ってどうしておいしいのかな。

ご飯のあとはやっぱりデザート。
近所のおいしいドルチェ屋さんで買ったミニタルト。

公園に入る前にセキュリティーの荷物チェックがあるのだけど
このタルト、当然のようにチェックにあった。
危険物としてのチェックじゃないよ、
係のおじさんに、それはおいてきなさい、食べとくからってからかわれた。
やだよ、あげないもんね。

というわけで独り占めしたタルトたち。
どれもおいしかったけど、一番奥のチョコレートムースのタルトが
ふわふわ食感、しっかり甘くてでもほんのりビターで一番好きだったかな。

おいしいデザートを食べて幸せ気分も倍増、はぁぁぁ~
温かい日の光と少し冷たい空気をいっぱいに吸い込んで
おもいっきり伸びをする。
  
公園はとても静かで心地よく、みんな思い思いに過ごしている。
ひなたぼっこしながら本気で寝ちゃってる人達も。
ああ、きもちいね~。

気分がいいので、この波に乗ってここで宿題を済ませる事に。
空気がいいせいか以外に集中出来た。
ひととおり終わらせたら、少し日が傾き始めていた。
 
日が落ちたら急に冷えるからそろそろ帰ろう。
  
帰る道すがら、新しいジェラート屋さんができてるのを発見。
裏道の角、販売スペースだけの小さなお店。
こだわりありげなおじいちゃんがひとりジェラートを売っている。
どうしても通り過ぎる事が出来なくて、試しに買ってみた。

種類はそんなに多くはないけど
リキュールをいれたものなどフレーバーがすこし凝っている。
チョコレートとクレメンターレ(日本のみかんみたいなやつ)にした。
チョコはあますぎずさっぱりめな感じ
クレメンターレは柑橘の香りたっぷりで
でも酸っぱすぎずほどよい甘さでなかなかおいしい。
へぇぇ、また寄ってみるかな。

そのつもりはなくても、やっぱり散歩の最後には
ジェラート食べてしまう晴れた日の午後なのでした。


<ボーボリ庭園>
ピッティ宮殿内にあります。
ピッティ宮には他にもパラティナ美術館などいくつかの美術館があり
入場券はいくつかの美術館との共通になっています。
庭園のみの入場券はありません。(2010年10月現在)
見学出来る場所の組合せによって値段が違うので、
チケット売り場の案内を確認するとよいと思います。

<ミニタルトを買ったお店>
■Dolcissima Firenze
Via Maggio 61r Firenze
tel 055.2396268
http://www.dolcissimafirenze.it

ゴルドーニ劇場へ、バレー鑑賞に行く

2010-10-20 23:20:37 | ★イタリア留学日記
古都フィレンツェに住んで得したなぁと思う事はいっぱいある。
超絶的に美しいドゥオーモがあること
ボッチェリの絵がいつでも見れること
毎日の通学路の景色が美しいこと
おいしいジェラートとホットチョコレートがあること
etc.etc...
そのうちのひとつ、劇場が多くある事もそうだ。
フィレンツェには劇場が大小いくつもあって
オペラやバレー、コンサート、色々な芸術を鑑賞する事が出来る。
しかも、日本に比べて随分と安い!

たいていのことはインターネットでまかなえちゃう昨今
でも芸術だけは、本物を、直に、五感で鑑賞しなければ意味がないと思う。
それを気軽にできる環境に今あることは
得なくては損だというくらいラッキーな話。

というわけで、あんまり贅沢出来ない貧乏学生だけど
日々安いパンをかじっても、できるだけ行ってみようと思っている。

ちょうどバレーの公演をやっていたのでお友達と観に出かけた。
 
と、その前にアペリティーボで腹ごしらえ。
フィレンツェにはアペリティーボをやっているお店がたくさんある。
アペリティーボとはドリンク1杯の料金で軽食ビュッフェ食べ放題のシステム。
観劇前にちょっと寄るのに本当にちょうどいい。

ポンテベッキオの橋のたもとにあるお店に行ってみた。
とってもおしゃれなお店で、
窓辺にはもちろんポンテベッキオを眺める事ができる。
スパークリングワインを飲みつつ
おつまみを3回くらいおかわり。
イタリア人にはほど足りない軽食も
日本人には十分な夕飯になりうる。

ほどよく満たされて、いざ観劇へ。

テアトロ・ゴルドーニは小さな劇場。
もとは映画館だったそう。
でもボックス席もあって、このかわいらしさ。
芸術鑑賞気分も盛り上がる。

今回の演目はモダンバレーで「Trois Histoires」
フランス人のクラスメイトいわく、フランスの話だそうだが
私はよく知らない。
知らないけど、バレーだし、観てるだけで楽しめるはず。
そして、それはとても素晴らしかった。
3部構成になっていて
1、2部は前衛的すぎてやや飲み込みずらかったけど
3部は「ボレロ」の曲にあわせた群舞で
音楽と迫力ある踊りは鳥肌が立つ程に圧倒的だった。

ああ、いいもの観たなぁって夢見心地にプラプラ歩いて帰る古い街並は
夢の続きみたいに美しい陰影を落としているのでした。


<フィレンツェの劇場情報>
http://www.maggiofiorentino.com/
フィレンツェの全ての公営劇場のスケジュールが載っています。
インターネットでチケット購入も可能。
また、チケットは劇場の売り場でも直接購入出来ます。