カメラといっしょ★

地元福岡~イタリア留学からワーキングビザ取得しての海外生活を写真で綴るつれづれ日記

鎌倉へ

2014-02-11 22:35:31 | └・国内旅行
東京へわざわざ来たのは、仕事の取引先に挨拶するため。
しかし、日本のカレンダーを見ていなくて
実は祝日がはさまっていることに気がついた。
ん~、ただでさえ少ない東京滞在、
十二分に営業活動したかったのが、、
しょうがない、そうとなったら遊びに行こう!
そうだ、友達が住む鎌倉へ行こう!

と、いうわけで、まだ雪の残る鎌倉へ。


鎌倉在住の友達の案内で
まずは銭洗い弁天さん。
しっかりユーロ札も洗っといた。
これでお金が返ってくるといいなぁ~。

それから、竹林の美しい報国寺へ


ああ、この静寂な空気
静かでありながらピンと張ったようなその空気が
余計な思考を切り払っていく。
抱え込んでいた思惑が消え、心がふと空白になる。

素晴らしい和の境地を見た私たち
ジンと感じいったのは心だけでなく、
手先足先も寒さでジンジン。。
温かいおしるこで体を温めた。
ああ、おしるこ。。イタリアでどんなに食べたいと夢見たか。。
ふぅぅぅ~、おいしいよ~、温まるよ~。

半日だったけど、鎌倉の、鎌倉らしさを堪能した旅。
案内してくれてありがとう!

そして夕飯は友達の家でチーズフォンデュ。
仕事で海外から帰ったばかりの友達もスーツケースをガラガラしながら直接合流。
楽しい鎌倉の夜はまだまだ続くのでした。

東京へ

2014-02-10 22:28:00 | └・国内旅行

たくさんのお友達に会えて楽しかった福岡をあとに東京へ。
大きな翼の上で、故郷でどれだけたくさんの友達に支えれていたかを思う。

10年暮らしたこの街、
新しいもの、でも古いものもちょっと残っていたり
いいところも悪いところも色々あるけど
色々あって私は好きだ。

帰ってきたよ、東京。

おやつは二度食べる

2012-03-02 19:48:43 | └・国内旅行
念願の特製苺のロールケーキをいただいたあと、
おつきあいいただいた友達と別れて、自由が丘へ
昔なじみのお友達に会いに出かけた。
思い起こせばもう10年も前になる、
その時毎日を一緒に過ごしていたお友達、
今でも時々便りをくれる事が
きびしい海外生活でほっとやすらぎをもたらしてくれる。

今ではママになった彼女は
当時と変わらないかわいい笑顔で現れた。
おいしいケーキと共にひさびさのティータイム。
今日二度目のおやつだって俄然食べちゃう。

なんでもない毎日の事をかわいい彼女と笑いながら話す小さな時間が
複雑だったあの頃の私を現実につなぎ止めてくれていた。
たくさん迷ったり悩んだりした。
今でもまだその道の途中だけど、
でも私が私の形を保っていられるのは、
一緒に笑ってくれるやさしい友達がいるからだって本当に今思う。
本当にありがとう。
こんな私のお友達でいてくれて。
いつか私もあなたの小さな幸せになれる様、
がんばって私を生きるからね。

小雨降る鈍色の東京の空の下
心は小さく震えているのでした。


■TOKYO SWEETS FACTORY
東京都世田谷区奥沢5-28-1 fino JIYUGAOKA B1F
TEL_03-5483-8811 FAX_03-5483-8812
OPEN_everyday 11:00-23:00(L.O22:30)



下町散歩道

2012-03-02 18:56:06 | └・国内旅行
はるばるイタリアから帰国して、
私にはどうしても食べたいものがあった。
それは、納豆でもイクラでも寿司でもない、
イナムラショウゾウの特製苺のロールケーキ。
成田に降り立ったその日にお店に向かったけど、
敢えなく定休日。。がーーん。。
帰国を目前にして再チャレンジ。
だってね、あの夢を見ているような味は
イタリアだって世界中探したってそうそうはない。
 
じゃあ私も食べにいく~と同行してくれたお友達とまずはランチ。
彼女のおすすめで、お茶屋さんが経営するカフェへ。
茶蕎麦と抹茶を使ったお菓子、シュークリームとクッキー。
お茶の香りってほんと落ち着く~。
なんか頭の中が森林で深呼吸したみたいにふ~ってする。
仲良しの彼女と過ごす時間にも心はほっこり癒されていく。

じゃじゃーん!
そして大好き、だいすき、
目下私が最後の晩餐に選んでいるほど大好きな、
念願!!のイナムラショウゾウの特製苺のロールケーキ。
やった~!!
柔らかくしっとり味わい深い生地に
草原の朝を思い出すようなすっきり生クリーム
苺を凝縮した甘酸っぱいジャムに飾りの苺のかわいらしい様子。
その全てが完璧でありながら、出過ぎず、調和されている。
それはまるでひとつの世界になりうる完璧さで、ちいさく手のひらにのっている。
まどろんだ夢のように甘くて幸せな世界。
んん~、おいし~~
はぁぁ~、幸せ~
この世にこのケーキがあって良かった。。
雨に濡れる桜並木の下で、
念願のケーキを食べて妙に感慨深く、しんみりと幸せに浸る午後なのでした。


■パティシエ イナムラショウゾウ
東京都台東区上野桜木2-19-8
TEL03.3827.8584 OPEN10:00-19:00
定休日 月曜・第3火曜日
http://www.inamura.jp/

異業種混合パーティー☆

2012-03-02 00:22:20 | └・国内旅行
イタリア帰国まであと2日。
それでもまだまだ会いたい友達はたくさんいる。

今夜は大学時代の友人と会う約束があるのだが、
短い滞在中、貴重な時間なんだから、
良ければ他のお友達も呼んでと言ってくれた。
その心遣い、なんと、あなたは大人なのっ!
ありがとう!
これ幸いと、色んな友達に連絡しまくった。
 
というわけで、集まった六本木。
それぞれ私と出会ったタイミングも場所も違い、
年代も、職業もバラバラ。
でも、こんな私と仲良くしてくれ、
こんな訳の分からない会に出向いてくれる良き人々だから、
すぐに和気あいあいと楽しい飲み会に。

わんこ蕎麦方式に次々出て来るおいしい蛤で
おいしいビールもすすみまして、
もはや会は私のお帰り会だということは忘れ、
みんな勝手にくだらない話題で盛り上がる。
ああー、もう楽しいよ!!

大好きなお友達に囲まれて何より楽しいこの時間。
たくさん笑って、おなかいっぱい、幸せいっぱい。
みんな、友達でいてくれてありがとう!
六本木の夜は幸せにゆるゆると更けてゆくのでした。


おソバにいてください

2012-03-01 23:17:32 | └・国内旅行
怒濤の日本一時帰国、
色んな予定がありすぎて、人に会いすぎて、
もう何が何やら分からなくなってきた。

色々見て、会って、たくさん気付いた。
今の事。
そして、まだ見えぬ先の事。
失望。
でもみんなからたくさんの元気をもらったから
失意はしないですんでいる。
私を支えてくれているもの、
それはたくさんの心いい友達だと痛感する今日この頃。

今日も大切なお友達のひとり、
今私を泊めてくれている大学時代の友人が、
働く社会人であり、母であり、妻である忙しい身を半日空けて私に付合ってくれた。

一緒にお蕎麦ランチ。
博多ではラーメンが、東京では蕎麦が無性に食べたくなる私。
そういえば、以前、夏休みに上京した時も一緒に蕎麦すすったっけ。
振り返れば10年を越す長年来の友人、
話す事は山ほどある、
でも、ただこんな小さな時間を共有する事で、
話さなくても分かり合える事は海ほどある。

海外生活でひとり窮地に追い込まれた時、
どんなに彼女に会いたいと思ったかしれない。
でも、もし会えたなら、きっと私の話をうん、うんと聞いてくれ
きっと私はそれで心を落ち着かせたに違いない、
そう想像して、それだけで、気持ちを強く思い直したりした。
その想像通り、今、側にいて蕎麦をすすりながら、
うん、うんと私の話を聞いてくれている。

側で一緒に過ごしたのは大学時代のみ、
それぞれの人生を歩み、遠く離れて暮らしている。
それでもその存在はいつも側にある。
それは家族にも似た信頼感。
いつもありがとう。
ずっとありがとう。
大切な友に恵まれた人生を、本当に幸運だと思う昼下がりなのでした。


<おそばを食べたお店>
■kurkku 3
渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ本館1F
Reservation:03-6438-9603
営業時間:
月-土 11:00 ~ 23:30 (22:30 L.O.)
日 11:00 ~ 22:30 (21:30 L.O.)
定休日:無休
ランチ 11:00 ~ 15:00
http://www.kurkku.jp/kurkku3/

国境を越えた新大久保

2012-02-29 23:48:44 | └・国内旅行
電車を降りたら異国だった。。

って、東京だって、ココ!
新大久保。
初めて降り立ってみたが、
街に聞こえる声がハングルで驚いた。
あふれるハングル文字の看板、
少し歩けば韓流ブームにのっとったイケメンカフェ。わっ!
こんなにもここは韓国だったのかっ!
驚きのあまり、地図に聡い私もうっかり迷子になってしまった。

東京に長く住んだ私も初の新大久保。
降り立ったのは、高校の同級生が東京女子会を開いてくれるから。
会場は新大久保のおいしい韓国料理屋。
韓国料理、大好き!

今、流行の女子会という名が生まれる前から
私は女子だし、集ってはワイワイする会合好きだ。
もう女子会なんて得意中の得意、むしろライフワーク。
高校以来本当に久々の再会に胸躍る夜。
私の事をうっすらしか覚えてなくて、
それがただの切欠に過ぎないとしても、
こんな雪の中、集ってくれた同級生。
みんな変わらず美しく(なぜ??恐ろしやアラフォー力。みんな美魔女)素敵女子だった。
東京はしぼんでる、そう思った今日を反省。
みんな、こんなにきれいで、がんばってる。
私もがんばらなくっちゃ。
忙しい中、会を発起してくれた友達に感謝、
楽しい時間を本当にありがとう!

パワフルな日本女子とスタミナ満点の韓国料理に力をもらった夜なのでした。

なごり雪降りぬ

2012-02-29 18:01:20 | └・国内旅行
目覚めたら、そこは雪国だった。。

って、東京だって、ココ!
と、寝ぼけ頭で我につっこんだ朝。
昨日まで春を感じる日和だったのに、
一面の銀世界。
しかし、東京滞在のお世話になっている友人宅では
世界が雪に埋もれてても、
いつも通りいそいそと忙しく一日が始まった。

お母さんが作った温かな朝食の湯気の中、
みんな昨日の疲れを残したぼんやり眼で、
家族揃って朝食に箸をすすめる。

交わされる短い会話。
今日も遅くなりそう
帰る頃には雪やんでるかな

それは今、世界で一番幸せな景色。

ずっと昔、私もその中に居たかもしれないが、
その頃には学校に遅刻しやしないかと気が気でなくて、分からなかった。
今はそうだと分かる、
なぜなら私はそれを客観的に見る事が出来る傍観者だから。
”傍観者”
青春な歌のフレーズではネガティブに語られるその言葉も、
「あなたは本当は幸せなんですよ」と告げる人であれば
なんだかそんなに役立たずな者でもない気がする。

雪ニモ負ケズ、いや雪なんてもろともせず
出勤、通学していった友人家族をぼー然と見送った後、
私は考えた、今日の予定。
今日はまだ営業アポを取れていない。
雪も降っている。
足下には温かな炬燵、コタツ。。
それはイタリアにいて、もっとも欲しいアイテム。
それなしで、どうやってマイナス0に冷やされた石の家の中で眠ろうぞ。
コタツがある、、しあわせ、、
うとうととうたた寝る。
ボロ雑巾のように疲れきった体はしおしおと眠りまどう。
時々、家の子猫が私のまわりを走り抜ける。
大猫は知らぬ顔。
 
連日の営業の緊張と、毎夜の酒盛りに疲れ果てた体
でも、むくっと起きた。
東京、なごり雪→写真撮らなくちゃ
これ、職業病に認定してもらえるでしょうか。。
もらえる訳はないので、
腹いせに写真を撮りにでかけた。
 
真っ白な雪は全てを覆い隠す。
清らかな白
清らかで冷酷な色
全てをなかった事にする
真っ白
なかった事になった東京は美しい

私は東京が大好きだ。
世界に出て、世界の街を見た今でも大好きだ。
古くて、新しくて、
満員で、
いっぱいに膨らんだ風船のようにかわいくて、愛おしい。

でも今回、1年ぶりに帰国して見た東京、
何かとても違和感を感じた。
なんだろう、、上手く言えない。
しぼんだ風船。

駅ビルを新しくして活気づいた福岡を先に見たからかもしれない。
でも活気づいたってたって、同じ日本、
福岡の経済だけが良い訳は到底なく、もっと厳しい状況だと思う。
それでも、町には若い人が溢れ、
女の子達はバイト代を全部つぎ込んだのってくらい
キラキラにおしゃれして、かわいらしい笑顔をふりまいていた。

肩を丸め、踵をすって新宿の交差点を渡る人をながめる。
どうしたんだろう、日本。
ちょっと留守をした間に、こんなに変わっては
私はどこに帰ればいいんだろう。。
変わったのは私なの?
私はどこに行けばいいんだろう。。

降り尽くす雪はただ白く、
全ての道を覆い隠してしまい、
ただただ私は途方にくれるのでした。

東京ランチ

2012-02-28 15:28:21 | └・国内旅行
今日も出版社へ挨拶回り。
営業は苦手だけど、元気だしてこ!

ランチを通りがかりのパン屋さんで。
おいしそう、という嗅覚のみで入ってみた。
色んな種類のパンがのったランチセット。
おかずのキッシュもおいしかったけど、
やっぱりパン屋さん、パンがとってもおいしかった。
おいしかったので、
東京滞在中、お世話になっている友達のお家へお土産のパンも買った。
仕事も子育てもタフにこなし、忙しいのに、
毎朝ちゃんと私の分の朝ご飯まで作って送り出してくれる友達。
働くお母さんの顔は世界で一番美しい。
ああ、私もがんばらなくっちゃ、
東京日和の青空の下、己に克を入れるのでした。


<ランチをしたお店>

http://www.boulangerie-a.com/

ニッポンの風景

2012-02-27 18:08:57 | └・国内旅行
短い一時帰国中の半分以上を東京滞在に割いた理由、
それは仕事の営業。
一番苦手とする分野だけど、
フリーランスで仕事をしている以上
自分でやっていくしかない。

営業の合間に立ち寄った明治神宮。
 
 
 
そこにある静かな静かな日本の風景は
しんみりと心を癒し、
そして何故か、強い電気に打たれたように
心は強く固くなる。

鎮守の森に抱かれて胎児のように深く深く沈んでいく。
重く息苦しく見上げた空に
今一度この世に生きる勇気を乞うているのでした。