カメラといっしょ★

地元福岡~イタリア留学からワーキングビザ取得しての海外生活を写真で綴るつれづれ日記

押し掛けバースデー旅行 in パリ

2014-07-31 18:46:51 |  └・フランス
誕生日、特にいいこともなさそうなので、
いい一日にするべく旅に出た。
いい日、旅立ち、ちょっと意味違う?
でも、なんかいいことないかなぁ、って腐ってるのは性に合わない。
というわけで、大好きなパリへ!
 
パリ在住のお友達の家に泊めてもらえることに。
自ら、ロゼワイン持参で参上。
宿泊のお礼の夕飯も作ったところで、
私の誕生日に強制的に乾杯してもらった。
もう、こうやって一緒に乾杯できただけで十分すぎるぐらい嬉しいのに、
「もー!なんで先に言わないの?ケーキぐらい用意しといたのにっ!」って
急いでアイスケーキを買ってきてくれた。

こんな破天荒な私につきあってくれて、
本当にほんとうにありがとね!

こんなに情けない私でも、
思いやってくれる人がいることが世は情け。
どうか、与えてもらった幸せを
倍に返せる強くて大きな私になれますように。

そして朝が来た

2014-07-18 20:37:59 | └☆イタリアぶらり旅
アマルフィに朝が来た。

早朝で誰もいない。

静かに祈るような神聖な空気に
心が同調していく。

こんな早朝に起きだしたのは
ロケハンをするため。

それは美しい朝。

あれやこらやとアングルを見ながら、
撮影の流れを頭の中で組み立てていく。

青い海に差すまぶしい朝の光は希望の色に似てい気がした。

よし、これから撮影。
行こう。

アマルフィの夕暮れ

2014-07-17 22:42:44 | └☆イタリアぶらり旅
というわけで、仕事でアマルフィへやってきた。
明日からの仕事に向けて前乗り。
到着して、荷物を下ろして、
早速カメラとともに海辺へ。

穏やかな海風が暑かった空気をすうっと吹き去る。
今日の終わりのとほうもなく穏やかな色に包まれて
なんだかふぅぅ。。と解き放たれたような心地になった。
私を捕らえていたものはなんだったんだろう。。

明日に備えて、しっかり夕飯を取ったあとは、
前に食べておいしかったアマルフィ名物のレモンケーキ

カロリー高いって分かってたって、
このおいしさの前ではためらってなどいられない。
たっぷり甘い、ほんのり酸っぱいケーキを
ひとりほおばっていたらこの子が同伴してくれた。

お店の人の飼い犬らしいのだけど、
じっと私の隣に座って一緒にいてくれる。
か、かわいい。。

なんだか色々すっかり癒されて、
よし、明日からの仕事がんばろっと
新鮮な気持ちで思うアマルフィの夜なのでした。

フィッシュパーティー

2014-07-15 23:50:45 |  └・Ristorante/Trattoria
友人がちょっと早めの誕生日パーティーをすると言ってくれた。
海鮮好きの私たちが選んだのは”Hiron”というお店。
スリランカ人のシェフが経営する海鮮をメインとする創作料理のお店だ。
トスカーナの郷土料理を愛してやまないフィレンツェにはちょっと珍しい。

こちらは手長海老をたっぷり使った海鮮サラダ。
サラダ好き、手長海老好きの私にはそりゃもうごちそう!

こちらは”Tempra”という名前だけど、
この豪快な盛り付けにもはや和を感じられないけど笑
でもサックサクに揚がっててとってもおいしい!

もう食べれないって言っているのに、
なぜか私にご飯をたくさん食べさせたがる友人の勧めでもう一皿。
こちらは海鮮のファゴッティニ、イタリアンです。
海老のうまみたっぷりでこちらも美味。

お誕生日だからと、作ってくれたバナナと苺のクレープ。
ちゃんとロウソクも付けて持って来てくれて、
友人独唱の”ハッピーバースデー”
年をとることはもう嬉しくないけど、
でもおめでとうって言ってもらえるとうれしいかも。
どうもありがとね。

そして、私たちはお祝いをいいことに、
なんと2人で3本のプロセッコを空け、
豪快によっぱらいましたとさ。
ああ、こんなんでいいのかな、41さい。。

Polpo in umido(タコの煮物)

2014-07-10 16:49:17 | └☆イタリア家庭料理
Polpo in umido(タコの煮物)
元々、友人の得意料理だったものをついに習得してしまいました。

とってもおいしいこの料理、
友人が作るのを見ていたら特に難しい手順はなかったので覚えてしまいました。

タコを白ワイン、ニンニク、トマト、オリーブとともに
柔らかくなるまでただじっくり煮ればできあがりです。

おいしい恵み、今日もありがとう!

スペイン再び、コスタ・ブラバの旅(6)~旅の終わり

2014-07-06 22:38:30 | └・海外旅行
旅の終わり、結局、私たちはけんかをした。
原因がどうとか、どちらが悪いとか、些細だとか、そんなことが問題ではない。
それは根本的に全く違う時間を持った二人が一緒に過ごしたことによる歪み。

友は少しも笑顔をみせないくせに、
それでも注文してくれる私の好物。

おいしい、と私が笑顔を見せると、少しだけ笑ってくれた。

よく同じ釜の飯を食った仲というが
一緒にご飯を食べる時間はひとをつないでくれるらしい。

君がどんな風でも、僕は君のことを大切に思ってるよ、静かに友が言う。

とても優しいその言葉は、
全てを受け入れているようでもあり、
全ての可能性を奪う絶望でもありうるだろうかとふと思う夏の日なのでした。

スペイン再び、コスタ・ブラバの旅(5)~Roses

2014-07-05 23:33:15 | └・海外旅行

今日はロゼスのビーチで海水浴

ああ~、きもちい。。
絶え間なく吹く海風、
何をするでもなく砂浜でゴロゴロ
暑くなって入る海の冷たさ
どれも、どれもこの上なく気持ちいい。
なんでヨーロッパの人たちが海水浴が好きかよく分かった。
今までの私の海水浴といえば、
友達とワイワイ遊んで、のど渇いてビール飲んで、
はしゃいで、日に当たって、ぐったり疲れて、、
ま、それも楽しかったけど、
こういう海辺の楽しみ方、なんかいいな。。
これだったらいつだって来たい、
また来たい。

お昼は昨日入ったビーチ沿いのお店が意外においしかったのでまたそこへ。
砂浜で十分、陽を浴びて、
さてそろそろのどの渇きも最高潮なところへ、
冷たいCAVAを流し込む。
ぷはぁぁぁ~!ウマイ!
調子良く二人でボトル2本開けまして、
もう海に入るのはちょっと危険なので、
海岸をお散歩しつつホテルへ戻ってお昼寝。
どんだけ幸せな夏の日なのでしょう。。

夜は海の見える素敵なレストランへ。

ヌォーボ・クィジーヌとでも言うのでしょうか、
全く新しい、斬新な、そして美しい料理の数々。



あまりにもイメージから離れすぎてて、
説明されてもそれが何かピンとこないけど、
でもどれもおいしかった。

今日が楽しすぎたからかな、
夜の帳が意地悪に、ひんやりと心を冷やしていくようで
海風に身震いする夜なのでした。

スペイン再び、コスタ・ブラバの旅(4)~Cadaqués

2014-07-04 23:40:02 | └・海外旅行

おいしいお昼で元気をつけて、午後はドライブに出かけた。
日が長い夏、楽しまなくっちゃ。

ひとつ丘超えてカダケスの町へ。

あ、見えてきた!

カダケスは小さいながら白い町並みが美しい町。
たくさんの芸術家たちに愛されたこの町。
とくにダリは、生涯の伴侶となるガラとこの地で出会い、
彼女とこの地で暮らしながら、たくさんの作品を残した。

芸術家たちがこの地に留まったのがなんとなく分かるような
静かで、安らいだ雰囲気の町。
ん~、このままここにいてもいいかも。。
なんてまったりと思っている午後なのでした。