カメラといっしょ★

地元福岡~イタリア留学からワーキングビザ取得しての海外生活を写真で綴るつれづれ日記

今日のランチ

2010-01-31 15:18:48 | ★イタリア留学日記
寒い日曜日、引きこもりを決め込んでいたら
同居人が、おいしかったからと
勤めるレストランのまかないを持って帰って来てくれた。


わぁい、ドリアだ!
小さい頃これ好きだったんだよね。
だから未だにドリアを前にすると
なんだか子供に還った気がするんだ。

こんがりチーズに濃厚なベシャメルソース
それにその下のピラフがまた
ご飯にちゃんと味がのって、しかも良い感じでぱらりとしてて
とってもおいしい。
自分でドリアをつくると、ご飯がどうしてもべちゃっとなるけど
どうやったらこんな風にできるのかな?

おいしいご飯をありがとう
ごちそうさまでした!


雨の日は美術館廻り_Galleria Palatina

2010-01-30 16:44:36 | └☆イタリアぶらり旅
雨降りの週末、写真日和でないので美術館に行く事に。
ずっと見たかったラファエロの聖母子像を見にパラティーナ美術館へ。

トコトコとアルノ川沿いを歩いていると
何やら市が立っていたのでちょっと寄り道。

食品から衣料品、手作りのアクセサリーなど色んな物が売っていた。
 
おいしそうなおやつ発見。ちょっと買い食い。
栗の粉で作ったクレープにたっぷりのヌテッラをぬってくれる。
(ヌテッラ=ヘーゼルナッツのチョコクリーム)
だから味はヌテッラの味になっちゃうけど
このほんのり香ばしいたっぷりとした甘さが
病み付きになるおいしさなんだよね。


寄り道も楽しい散歩道。
目的のピッティ宮に到着。
パラティナ美術館はこの中にある。


ここには見きれないほどのたくさんの絵画が展示されている。
ただでさえ量が多くて見るのが大変なのに、
部屋は迷路の様に入り組んでいて分かりにくいし、
美術館の展示というよりは
宮殿の部屋にたくさんの絵画を掛けている風で
とりとめもなく名画が掛かっていたりするから
注意深く進まなくてはいけない。

そうやって気力と体力を総動員して見て回り
ようやく見たかったラファエロの絵画にたどり着いた。
それは中学校の美術の教科書で見て
その聖母の柔らかな眼差しに魅せられ
ずっと憧れていた一枚。
私がフィレンツェに来た理由のひとつ。

その古い絵は教科書で見たよりも
もっともっと柔らかく穏やかな光に満ちていた。
何よりも素晴らしいのはそのバラ色の肌。
その下に流れるあたたかな血潮を感じる。
素晴らしい。
なんて素晴らしい絵なんだ。

なぜ素晴らしいと思うのか、そんな理由は抜きにして
ただただその絵の光に照らされていたいと思うのでした。


チョコレートチャージ

2010-01-29 18:30:10 |  └・ジェラート&ドルチェ
すっごくチョコレートが食べたくなった。
甘いあまいチョコレートが。
そういう時は心に素直に従うのがよろしいね、
行きつけのチョコレートショップへ行った。


おいしそうな新作ケーキがあったのでそれにした。
中にはヘーゼルナッツクリームと
たっぷりとチョコレートを使ったケーキ。
ん~、おいしい!

これこれ、甘いチョコレートを食べた時の
ちょっと高揚するような感じ、
幸せみたいな、元気みたいな。
そうだこれが欲しかったんだ。

行きつけのチョコレートショップでのんびり寛ぎ
おいしいケーキでチャージ完了。
訳も無く、よしっ、と立ち上がってみる午後なのでした。

■ Coccole Cioccolato
Vai Ginori 55/57R Firenze
Tel 055.294750

今日のランチ

2010-01-29 18:05:56 |  └・ピザ&パニーノ
バルジェッロ博物館の帰り、
たまに行くパニーノ屋へ寄った。

そこのイチジクとクリームチーズのパニーノというメニューが気になって
それを食べてみたいと思ったのだけど
イチジクがないんだと言われた。
そっか、いま冬だもんね、イチジクなんてないか。
日本だと大抵の物は年中無休で手に入るが
こっちはその時採れる物を食べるのが普通なのだ。


ないなら仕方ないのでゴルゴンゾーラとアンチョビを挟んでもらった。
一見くせ者同士のこの組み合わせ
でもこれが何気によく合うのだ。
カリッと焼いたスケッチャータ(平べったいパン)の
香ばしい歯ごたえを楽しみつつ
暖かくなったらイチジクのパニーノをまた買いに来てみようと
のんびり思うのでした。

■ Da’ Vinattieri
Via sabta margherita 4r ang. Via del corso
Tel 005.259703

バルジェッロ博物館

2010-01-29 17:23:30 | └☆イタリアぶらり旅


バルジェッロ博物館へ行った。

中世の建物を利用した博物館。
その建物だけでも赴き深く一見の価値がある。

展示は彫刻が中心で
ブルネッレスキ、ミケランジェロなどの作品もあった。
絵画は見るのに読解力を要したり体力がいるが
彫刻は覗き込まなくても作品が目の前にあり、
それをただ眺めるだけで知る事ができるからいい。

その他、ジュエリー、タペストリー、工芸品、武器などなど
様々な展示物があって結構楽しめた。
何か目玉があるわけではないけど
時間があったらまたぷらりと来てみたいなと思ったのでした。

■Museo Nazionale del Bargello
Via del Proconsolo, 4
Tel. +39 055 2388-606
http://www.firenzemusei.it/bargello/home.html

帳消しジェラート

2010-01-27 18:53:46 |  └・ジェラート&ドルチェ
放課後、デッサンの教室に行った。
でも、教室の電気が突然消えてつかなくなって
あえなく中止。
停電って、、イタリア、、。

ま、しょうがないので友達とジェラートを食べて帰ることに。

お気に入りのジェラート屋さん「Neri」へ。

今日はFici(イチジク)のジェラートと
そしてどうしても外せない大好物のチョコレートフォンダンテ。

Ficiはイチジクの果実らしいおいしさと
またそれを包むミルクジェラートのやさしくっておいしいこと。
やっぱりここが一番好きだな。

とんだハプニングも甘いジェラートで帳消しにして
今日も幸せに日が暮れるのでした。



■Gelateria dei Neri
Via dei Neri, 20-22r , 50122 Florence
Tel 055-210-034

宴のなごり、棚からぼたもち

2010-01-26 00:59:40 | ★イタリア留学日記
同居人の働くレストランで行われたイベント
ジャポネーゼ・セラータ(和食の夕べ)のなごり
サーモンの刺身とドルチェに使った生地を持って帰って来てくれた。
これぞ棚からぼたもち、果報は寝て待て。

 
これをささっとカルパッチョにして出してくれた。
サーモンは結構いいものがイタリアでも手に入るの。
とろりと脂がのっておいしい~。

そしてドルチェの生地には
私が友達からもらった羊羹を崩して餡にして
即席おしゃれどら焼きに。

これらを肴に一杯やれば
そこはかとなく至福のひととき。
おいしいご飯をありがとう!
ごちそうさまでした。

憩いのカフェ

2010-01-25 20:40:04 |  └・カフェ&BAR
骨折した手首はすっかり固まってしまい
ほとんど曲げる事ができない。
これからリハビリ治療に通わなくてはならない。

でも通っていた救急病院では
もちろんリハビリ治療は行っておらず、
どこでどやって治療を受けていいか全く分からなかった。
そこでフィレンツェに長く住む方に聞いたら
親切に色々とあたって下さった。
私は本当にこの方にはお世話になりっぱなしだ。
本当にほんとうにありがたい。

公共の病院ではなかなか予約が取れず
ようやく探した私立のリハビリ私設に通う事になった。

家から中心街を挟んでちょうど斜向こう
徒歩50分のところにその私設はある。
そこへ週3回、ひと月通う。

通うだけでも一苦労。
病院の近くカフェで一休み。


いつもカフェマキアートとチョコを注文していたら
カフェのお姉さんが私の顔と注文を覚えてくれた。
「Ciao!」とキュートな笑顔で迎えてくれて
「マキアートとチョコラティーノでしょ」って言う。
「Perfetto!(カンペキ!)」と私は答える。
こんなちょっとしたやり取りが楽しくって
またちょっと元気になれる。
しんどいリハビリ通いも頑張ろうって思うのでした。

■ARTE CAFÉ’
Via masaccio 24a/r