カメラといっしょ★

地元福岡~イタリア留学からワーキングビザ取得しての海外生活を写真で綴るつれづれ日記

イタリアのマンマと再会!

2010-09-29 23:03:02 | └☆イタリア家庭料理
前回の留学で、一緒にイタリア家庭料理を習ったお友達が
またフィレンツェに料理を習いに来ているというので
授業をやっているイタリアのマンマ、先生の家まで会いに行く事に。
だったら、ご飯一緒に食べなさいとマンマから嬉しいお誘いで
喜び勇んでマンマの家に向かう。

今日のメニュー

トマトのオーブン焼き
シンプルだけどとってもおいしい前菜。
野菜好きの私にはたまりません。

 
ポルチーニ茸のリゾットと肉団子
ポルチーニ茸は今が旬。
フレッシュのものは今、ここでしか食べられない。
こちらに来る前は、所詮ただのきのこでしょとおもっていたヤツは
とんでもなくおいしかった。
今日のリゾットもポルチーニの旨味たっぷり
松の実もよいアクセントでとってもおいしかった。


そしてプリン!
頼んだ訳でもないのに私が食べたかったメニューが出て来た!
イタリア出発前、福岡のイタリアンレストランで食べたプリンがおいしくて
ぜひ本場のプリンも食べたい~~っと思っていた私の念力が通じたらしい。
私好みのしっかり焼いたたまごたっぷりプリン!おいしい!

ああ、久しぶり、イタリア家庭料理。
みんなで手作りした料理をみんなでいただく
私はこの時間が大好きだった。
(今日は私は作ってないけど)
そして、豪快でおちゃめなマンマも大好き。

本当においしい料理をごちそうさまでした。
おいしいご飯をたらふく食べて
人として単純にとっても幸せな午後なのでした。

イタリア大衆食堂と往復ジェラート

2010-09-27 23:05:58 |  └・Ristorante/Trattoria
友達と食事、「Casalinga」へ行くことに。
Casalinga=主婦という名前のこの店は
その名の通りイタリアの家庭料理を安くおいしく味わえる大衆食堂。

お店に向かう途中、1ユーロカップのあるジェラート屋さんの前を通った。
もちろん通り過ぎる訳にもいかず、前菜代わりにジェラート。

大好きなチョコレートフォンダンテと
イタリアならやっぱりフルーツのジェラートだと桃にした。
ここのは、甘すぎず、さっぱりすぎず
軽くおやつ感覚でかるくぺろりと食べられるおいしさ。
今日もぺろりといただいて、先へ進む。

お店に着いた。
広い店内にぎゅうぎゅうに詰められた席は満席、
狭い間口には席を待つお客さんであふれている。
でも、待ってれば席が空きそうだったのでおとなしく待つ事に。
さっき食べたジェラートもお腹の中ですっかり溶けた頃、席に着けた。

 
写真左、前菜の盛り合せをたのんだら2皿もどどーんと出て来た。
もうこれとワインで十分な夕飯。
でもせっかくなので頼んだパスタもいただく。
セージとバターのラビオリ。私、この組合せ好きなんだ。

他に頼んだチーズの盛り合せは
お腹いっぱいで食べれず、結局テイクアウトにした。

ずばぬけておいしいというタイプのお店じゃないけど
値段も安いし、なんか落ち着く味。
ちょっと騒がしいくらいの活気ある、気取らない雰囲気も私は好き。
やっぱり安いってのが気に入った。
大満足でお店を出た。

プラプラとフィレンツェの夜景でもみながら帰ろうかと歩いていると
今度は私のお気に入りのジェラート屋の前を通った。
またもや通り過ぎる事ができなくて寄ってしまった。
だって、ここのチョコレートフォンダンテに目がないのだ。

今日はそのチョコレートフォンダンテと梨にした。
チョコレートはカカオのしっかりした渋みと香ばしさと
この上なく濃厚な味わい。ああ、これこれ!
梨はみずみずしく華やかな甘みがとってもおいしい。
そしてチョコに合う!

何はなくともおいしい楽しい夕飯と、往復ジェラートに
ああ、イタリアって最高って思う夜なのでした。

<食事をしたお店>
■Trattoria la Casalinga
Via dei Michelozzi, 9r, Firenze
055-218624
http://www.trattorialacasalinga.it/

<往ジェラート>
■ gelateria La Carraia
P.zza N. Sauro 25R 50123 Firenze
Tel 055.280695
http;//www.lacarraiagroup.en

<復ジェラート>
■EMPORIO
piazza frescobaldi 11R firenze
TEL 055.23.81.130


かりん塔へ引っ越す

2010-09-26 23:29:17 | ★イタリア留学日記
今日、日本へ帰国する友達を見送りに
早朝のフィレンツェの町を駅に向かって歩く。
もうちょっと肌寒い。

朝焼けに染まるその姿は、きっと
400年前もこんな風だったのかもしれない。

今までもう何人もの友達を見送って来た。
みんなそれぞれに思いを抱えやって来たイタリアで
それぞれ成せる事を成し、
またそれぞれの思いを抱え帰って行く。

日本にいたら会えたかどうか分からない
それぞれ違う居場所へ帰る友達たち。
でも何の縁だか、遠くイタリアの地で出会った。
それがほんの短い出会いだったとしても、
みんなそれぞれにがんばったのだから、
友達として笑顔で見送ってあげたい。
それが私に出来る一番の餞。

朝からフィレンツェの町を縦断して、お腹ぺこぺこ。
宿に帰るとあたたかい朝食が用意されていた。

イタリアに戻って、住む家を探す間、とりあえず宿を借りたB&B。
広くて快適なお部屋と、温かく迎えてくれる心地よさ。
ずっとここでもいいかも~って思うくらい。
でも、次のお客さんの予約があるから出なくっちゃ。
で、まだ部屋も見つかっていなかったところ
お友達のお部屋まで紹介してもらった。
本当に色々お世話になって、ありがとうございました!!

そして新しいお部屋。
広くてきれいで明るいお部屋。
そして、窓からの眺め!

空!

なんて心地いい空間なんでしょう。

んー、でもなんかこれどっかで見た事あるような。。
あ、そうだ、かりん塔だ!
ドラゴンボールでかりん仙人が住んでる雲の上のかりん塔。

かりん塔ってイタリアにあったんだ。。
どうして私ここにたどりついたのかな、
私も悟空みたいにここで修行するのかな、
なんか悟りの境地とか開いちゃうのかな。

雲の上に横たわるみたいにソファに身をあずけて
ぼんやり空を眺めている午後なのでした。


(フィレンツェにあるアットホームなB&B)
■Al Cantuccio
http://alcantuccio.web.fc2.com/jhome.html
ちょっぴり不安な海外旅行でも、安心してくつろいで泊まれるB&Bです。
私もとってもお世話になりました~

ピザが食べたい!

2010-09-25 23:20:59 |  └・ピザ&パニーノ
友達とピッツェリアへ。
イタリア研修を終え明日、帰国する友達と最後の晩餐。

日本にいた間、イタリアを懐かしんで食べたくなったのがジェラートとピザ。
わーい、ようやくピザが食べられる。

やって来たのは友達おすすめのピザ屋。
住宅街にある町のピッツェリア。
店の入り口にはテイクアウトを買う
地元のお客さんが列をなし、
店内もたくさんの人で賑わっている。

定番マルゲリータ、4.5ユーロ。安いね。

そしてこれトリュフときのこのピザ、
これはちょっとお高い8ユーロ。
と言ってもこれでも日本で食べるより安い。

もっちりとした生地としっかり窯で焼いた香ばしさ。
うん、おいしい!
特にトリュフときのこのピザのおいしいこと。
トリュフときのこの香り高く、
チーズともマッチしてとってもおいしい。
ピザはシンプルマルゲリータ派だったけど
これはおいしい!また食べたい。

おいしいピザをみんなで分け合って
イタリアの夜は楽しく更けて行くのでした。


■pizzeria S.Jacopino
Piazza S.Jacopino 30/31r Firenze
tel 333.195

ただいまフィレンツェ

2010-09-25 18:33:11 | ★イタリア留学日記
明日なにしてんの?と聞かれて
ん~、晴れたらカメラ持ってどっか行く。
これが私のイタリアライフ。
今日、せっかく晴れたので、どっかでかけることに。
どっかって、どこ??
じゃあ、フィエゾレ、もののはずみで言った一言で
みんなでお昼を持ってフィエゾレに行く事に。
 
お昼ご飯買ったなら当然ワインもでしょって
酒屋さんでビンにワインを詰めてもらう。
酒瓶ぶら下げて、さ、ピクニック。

フィエゾレはフィレンツェの郊外の山の上の町。
フィレンツェからは市内バスで行ける。
 
 
くねくねと山道をのぼること30分。
高台にある小さな町に着く。
とてものんびり、穏やかな町。

見晴らしのいい公園のベンチに陣取ってランチタイム。

景色はいいけど、山の上はさすがにちょっと寒い。
買った赤ワインで暖をとる。

眼下にはフィレンツェの町。
赤煉瓦の屋根瓦が秋の太陽にハレて美しい。
ドゥオーモは遠く小さく見えるけど、それでもさすがの存在感。
ただいまフィレンツェ。
心の中でつぶやいてみる昼下がりなのでした。

フィレンツェへ

2010-09-24 23:21:54 | ★イタリア留学日記
ローマからフィレンツェへ
鈍行列車に4時間ゆられて向かう。

あいかわらずおんぼろの列車の
曇った窓の向こうに
緩やかな丘陵が波打つように過ぎて行く。
どこまでも、どこまでも続く丘の間を
まるで波を立て進む船のように列車はゆく。

長い列車の旅、出発前にお友達にもらった本を読みながら過ごす。
ラフカディオ・ハーンの「日本の面影」
彼が日本に来たときの印象がきらきらと描かれている。
そこには、青い屋根瓦が太陽にきらめき、
美しいフォルムの文字を染め抜いた紺色ののれんが軒先に揺れ
親しげな笑みを浮かべた人々がいる日本があった。
もう今はない日本。
私も見た事はないけど、でもその面影は私の中のどこかにあって、
それを読めばその情景がありありと目に浮かぶ。
美しき日本。

頭の中には日本の面影、目の前にはイタリアの乾いた大地。
なんだか一瞬時間と空間がぐにゃぐにゃとねじ曲がったような感覚に陥る。
彼が小さな妖精の国といった、その小さな国の私が今、巨人の国を旅している。
私はこの国で何を思うのだろう。

この見知らぬ国でこれから私も見た事もない美しい景色にであうんだろう。
でも、どんなものに出会っても
日本の美しさを忘れてはいけない。
それを失ったら、私は人として美しくあれない気がする。
長い旅にでる私の手に、なぜこの本があるのか
なんだかとても意味があるような気がした。

本を読み、車窓を眺め、長々と過ごしてようやく
フィレンツェに着いた!

Ecco mi!! Arrivo a FIRENZE!

荷物大変だろうと、友達が駅まで迎えにきてくれた。
うれしい、仲良しのお友達との再会。

離れていたたった3ヶ月の間に、駅前が少しきれいになっている。

ああ、戻って来た!
この町で、これからどんな風に暮らすのか。
考えれば尽きないけど、とりあえずは
この町の空気を楽しんでいるのでした。

イタリア第一食!

2010-09-24 22:46:44 | ★イタリア留学日記
空港からローマテルミニ駅まで電車で移動。
ここからフィレンツェまで
お得意の鈍行列車で4時間かけてのんびり行く。
ユーロスターという早くて立派な電車はあるけど
そんな高い運賃払っている余裕は貧乏学生にはない。
でも時間ならたっぷりあるもんね。

電車の時間までも少しある。
大きなスーツケースを持ってうろついていては危険なので
とりあえず落ち着こうとBARへ。

と、目に留まる例のモノ。

キッラーン☆
ジェラート!大好き!

今回はチョコレートと
喉カラカラだったから気分的にレモン。

イタリアにたくさんあるチェーン店のジェラートで
私の愛する手作りジェラートではないけれど
ああ、でもこの甘さ、この冷たさ、この口溶け。
やっぱりおいしっ!

ああ、戻って来たんだ、イタリアにって思いつつ
おいしく味わうジェラートなのでした。