『 昭和の日 』 にちなんで、
昭和の車の走行会。
名付けて 『 昭和ラプソディ 』
訳あって、昨夜一睡もしないまま朝8時からの参加でした。
第一回で、どういうことが出来るかの試みのため10台の参加で、
オフィシャルが私も含めて7名、
空中撮影部隊のパラグライダーのクラブメンバー多数での開催でした。
有田川南岸の広場を出て、オレンジロードを通って辰ヶ浜、出発地点に戻るコース。
午後は、川原の広場でジムカーナーで盛り上がりました。
そんな中、一人居眠りしてしまった ・ ・ ・
参加の車を眺めていて感じたのですが、
117クーペ
ピアッツァ
ジェミニ
何れもいすずの車ですが、
(私自身、特にいすずファンというわけではありませんが、)
基本デザインの良さ、
デザインのつくり込みのシビアさ。
どの車も、古いデザインなのに、そんなこととは無関係に美しい!
「 デザインとはこういうことであろう 」
と、改めて感じたのでした。
= [ 創造された作品や商品の全体につらぬかれた、骨格となる発想や観点 ]
最近あまり聞かなくなった言葉の様に感じますが、
始めて知ったのは1年生のデザイン概論の授業だったと思います。
(最近は、もっと細分化して検討されるのか、違う言葉が当てはめられているのか)
住宅では顕著ですが、どの分野の建物づくりでも、失敗する原因の多くは、
コンセプトの検討不足か、あるいは全く検討されていないことだと思います。
これに関しては、大手のハウスメーカーは優秀です。
住む人の年齢 ・ 家族構成 ・ 職業 ・ 趣味 ・ 年収etcを想定した上で、
商品開発の全てをコンセプトに落とし込んで進めているはずで、
そのコンセプトが、モデルハウスの建築やそこに置かれる家具、パンフレットにまで反映されているのでしょう。
前もって用意された既成のコンセプトに自分達の暮らしを当てはめる覚悟があれば、
まず失敗しない “ 買い物 ” が出来るでしょう。
家を “ つくる ” “ 建てる ” つもりであれば、
『 コンセプト 』 の練り込みには十分時間をとる方がいい。
全体の検討期間の半分を超して、これにあてても良いくらいだと思っています。
仮に
・ ・ ・ あくまで仮にですが、
方向性を少々間違っていたとしても、
正しくコンセプトに乗って進めた建物づくりであれば、
普通に建てられた隣の家よりは、ずっと愛せる建物になるはず!