大ザルの上には何かしら野菜がのっている。キノコ類はすぐに袋から出して軽く干すことも習慣になった。
3日前から干していた白菜はかなりくた~っとなっていい感じ。何がいいかといえば・・干した屑野菜で作るシレギ汁に。
鶴橋で食べたチュオタン(どじょう汁)に入っていたシレギの美味しさが忘れられなくて作ってみた。野菜をイリコ出汁で1時間ほどくたくたに煮て、テンジャンを溶きさらにぐつぐつ煮込み、最後にトゥルケカル(えごまの粉)をたっぷり。見た目は悪いけれど、美味しい~!
同じ味噌でも韓国の味噌テンジャンは煮込むほど風味が増して美味しくなる。日本の味噌は沸騰させると味が飛んでしまうのに、なぜだろう。調べてみると、煮込まれる過程でも蛋白質が分解され続けアミノ酸を生み出すからだとか。
河回村(ハフェマウル)の韓屋に宿泊したとき、母屋にメジュ(味噌玉)が吊り下げられていたのを思い出した。この味噌玉からカンジャン(醤油)とテンジャン(味噌)が作られるそう。
韓国の田舎に行きたい。