ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

思ひわび さても命は あるものを 憂(う)きに堪へぬは 涙なりけり  道因法師

2022-03-25 11:59:24 | 草花
子供の頃に一番初めに覚えた百人一首の歌が上掲のものでした。
(現代語訳は:つれない人のことを思い嘆きながら、絶えてしまうかと思った命はまだあるというのに、辛さに絶えきれずに流れてくるのは涙だったよ。・・・・・ネット上の「小倉山荘」様から解釈文を引用させていただきました。)

小生の場合は、子供の頃のことですから、この歌が昔の爺ぃの坊様がつれない人のことを思い嘆いて詠んだ歌だとはつゆ知らずにいたことは言うまでもありません。

夫や父を、激戦地において、子供を抱えて戦火から逃れてくる人たちを連日のように写しているTVニュースを見ながら、ふとこの歌を思い出していました。 もちろん老僧の恋の嘆き歌ではなくて、命からがら逃れて、残してきた夫への痛哭の歌として捉えながら・・・・

二十四日朝の月 ↓

殆ど上弦の半月に近くなっています。この時の月齢は21.2.

午後所用があり出掛けますが、ついでに徒歩で付近を周回することにしました。

歩行図 ↓

およそ10km強を2時間半弱かけて歩きました。



コブシ ↓

ついこの間まで孫が通っていた保育園の手前で咲いていますが、その孫も先日小学校を卒業していますから、もう6年も前のことだったのですね。
年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず・・・・ということの見本みたいなことでしたね。



ミツマタ ↓

先日は庭で咲く大株を見たところでしたが、今回は庭の北隅でひっそりと咲くものを見ました。
枝が三叉(みつまた)になっているところが見えます。



ムスカリ ↓

ムスカリのやっとまとまった姿を見ました。



カラスノエンドウ ↓

風にそよいでいたものを撮りましたが、とまった一瞬を撮るのになかなか待たせてくれました。



ハナニラ ↓

こういう花を見るにつけ、春の花が一斉にそろってきた感じを強くします。



スイセン ↓

畑の一角で賑やかに咲いていたものです。



ツクシ ↓

JR東海道本線の法面で、たくさん出ていました。時期的にはすでに峠を越えているようです。



ボケ ↓

民家の庭の南側で派手に咲いています。



ラッパズイセン ↓

その隣で新鮮な黄色い花を見ました。



チューリップ ↓

深い朱色というべきでしょうか? 真紅の花色とは違いますね。日差しを浴びて恐る恐る花を開いて来ました。



芍薬 ↓

庭のあちこちから芍薬の新芽が出てきています。
コメント (4)
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