ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

鳳来寺山 山行 その6(最終記事):参道の石段を下りて下山 バスと電車を乗り継いで帰宅

2022-03-13 04:40:03 | 草花
シリーズの最終記事となりました。
これまで小出しにしてだらだらとレポートしてきたのは、久しぶりに歩いた山が、自分の中で結構濃い印象であったことと、ボケ防止のためになるべく発信し続けたいと願っているからなのです。
今山行最後の部分のレポートに入ります。
タフなお兄さん ↓

参詣道石段の上部で、若いお兄さんに逢いました。軽装でしたので彼とちょっとだけ話をしたところ、案の定、彼もNHK番組制作の
一員だそうでした。そして驚くことに、この石段1450段(数え方によって数字は若干上下します。)すべてを走って登ったそうです。
またもっと驚くべきことかもしれませんが、所要時間はたったの8分だったそうです。
この石段コースの所要時間は2時間とも聞いていましたので、その15倍の駿足だったことになります。
マラソンをやっているかと聞いたところ2時間30分台で走ると聞き、これは将来の有力ランナーになるかもしれないと思い、写真を
撮らせていただいた次第です。

石段下り ↓

その若者の話を聞き、小生も気持ちに張りが出来、この石段下りにも力が湧いてきました。



若山牧水の歌 ↓




松高院 ↓

参道の途中に山門のあるお堂があります。明治以降寺社領没収の波を受けて鳳来寺は衰退の一途をたどりましたが、この堂宇と
医王院だけが現存しています。



傘杉 ↓ ↓ ↓





傘杉の下に落ちていたセッコクを拾って持ち帰り、庭の柿の木に着けたものは株を大きくして、すでに30年以上にわたり初夏に
花を咲かせています。



山門 ↓
立派な山門があり、それを潜るときに左右を見れば立派な仁王様が見下ろして睨んでくれます。


その由来など ↓




仁王像阿形 ↓


仁王像吽形 ↓




芭蕉の句紹介 ↓



石段の基点 ↓

参拝者はここから石段上りが始まりますが、小生は石段の下り終わりとなります。


県道の基点 ↓

石段を下りきった地点がすなわち愛知県道441号鳳来寺山公園線の起点になります。この道は鳳来寺の表参道であり、
起点付近は参拝客のための旅館街となっていて道路幅員が狭くて車がすれ違い困難なほどの道幅の狭さです。

起点:愛知県新城市門谷上浦(鳳来寺山登山口)
終点:愛知県新城市門谷笠川

県道の全長は(驚くなかれ!):(たったの)1200メートルです!。 小生はこの県道を全線歩いて行きます。



ネズノキの大木 ↓

県道のわきに愛知県の指定文化財となっているネズノキを見ます。


県道の終点 ↓

県道441号鳳来寺山公園線の終点は、主要地方道鳳来東栄線と一般県道富栄設楽線の重複部分に突き当たる箇所で、
ここに帰りに利用する豊橋鉄道のバス停があります。
これで下山完了ですので、バスを待つ間に、着替えや腹ごしらえトイレなどを済ませておきます。

この後バスで本長篠駅まで、そこから豊橋までJR飯田線、豊橋から安城駅までJR東海道本線を使って戻って来ます。

安城駅のホームで ↓

安城駅でホームに降りて普通電車待ちをしている間、珍しいものを見ました。
これは在来線版のドクターイエローともいうべきキヤ95型ドクター東海のようで、珍しいものを見ました。

普通電車で最寄りの駅まで来て、帰宅したのは午後7時半のことでした。久しぶりに山を歩いて相当草臥れましたが、現在の
体力状況も把握できたような気がします。(全盛時の半分くらいでしょうか。)
コメント (6)
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