ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

ひよどりのチャレンジ

2022-03-23 17:54:33 | 草花
食べ物に対する執念というものはどの動物でも同じことのようで、ひとたび餌を見つけると、全身全霊でそれを得ようとするもののようです。
かたや人間界では、特に日本のあるTV番組では爆食いとか言って、か細い女性が大食らいするところを囃し立てていますが、地球上に飢え苦しんでいる人たちがたくさんいる中にあって、興味本位・視聴率至上のこんな企画はいつか必ず天罰が下らないかと危ぶんでしまいます。

拙庭に餌台を設置して、毎回野鳥が餌を食べるところを物陰から見ていて気付いたことがあります。
それはスズメ同士、メジロ同士であっても決して仲良く食べてはいないということでした。
毎回、自分が食べながら隣の仲間を追い払ったり、ちょっかい出して突いてみたりしながらせわしなく食べているのです。
これは同じ餌に対して種類の違う野鳥が集まった時には、その傾向は顕著になります。

結局、自然界はバトルの連続なのではないか・・・・、そのことは人間社会にも当てはまりはしないか?
つまり強いもの勝ちの仕組みこそが自然のt調和なのではないかとさえ思ってしまいます。
正しい行いをしている側が、強ければよいのですが、現実はそうではないことがほとんどですね。
決着がつくまで、とことん人命を殺いでいくバトルにはどちらの側にも正義が無いのではないかと思えてしまいます。

ヒヨドリが必死になって・・・・・
下から狙い ↓

下から入り込む隙間を伺っています。

上から ↓

上から首を突っ込んでも届きません。

東の横から ↓

東側から狙っても駄目です。

南の横から ↓

南側に伝っていきましたがやはり届きません。

そして・・・・・↓

ケージの上に載って途方に暮れています。
このケージは餅焼き網6枚をサイコロ状につなぎ合わせたもので、一面につき5つの穴をあけています。
穴の大きさはメジロが出入り出来るものとしました。 そもそもこれを作った目的が、ヒヨドリの横取りを排除するためでしたからこれで良いのですが、愛鳥という考え方からすると愛し方が偏っていますね。
次の冬にはヒヨドリにも少しは餌をとる機会を与えてやることにしましょうか。



夕刻の雀 ↓

この日も定番となった小競り合いが見られます。


夕暮時に、久しぶりでISS(国際宇宙ステーション)を見るためにいつもの畑地に出掛けました。


入日直後の残照 ↓

つい先刻太陽が沈んで空には明るさが残っています。ISSはこのすぐ後にやって来ます。



ISSの航跡 ↓

実を言いますと、ISSを肉眼では少しも目にすることが出来ませんでした。
しかし、その時間帯に然るべき方向にカメラを向けてリモコンでシャッターを押しまくりました。
目では見えなくてもソフトで補正したら、航跡が浮かび上がって来はすまいか、という期待感からのことです。
家に戻り、写真をつなげておいてから、ソフトで補正して見たら・・・・・・幽かに浮かび出てきました。



曇り空の中で月 ↓

22日の深夜にやっと上がってきた月は雲に相当邪魔されています。
朧な姿の月齢19.9の月を何とか写すことが出来ました。
コメント (6)
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