ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

12/08日 県境近くの大森山・浅間山(644m)・弓張山・城山を周回 その2:山の中腹を巻いて北上していきます。

2016-12-11 07:03:51 | 草花
大森山から先は、愛知県と静岡県の境をなす稜線と一定の距離を置いて、山の中腹を巻きながら北上していきます。
林業の作業用の道をいくつも使い、ある時には道を取り違えて、元に戻って入り直したりしながら、つねにGPSを頼りにしながら進んでいきます。
こういう山行形態では、自分が地図上のどの位置にいるのか、それを詳細に確認しておかなければなりません。
そういうことのために、GPSは実に優れた道具であることを、身に沁みて気づかされます。

伐木の詰まった沢筋 ↓

大森山の山頂から、真っ直ぐに下りる道を予め考えており、GPSには行く手にそのような線を引いておきました。描いたその線の通りに歩けばよいのですが、ここで問題が生じてしまいました。
引いた線の所は沢筋でしたが、そこにはぎっしりと伐木が詰まっているではありませんか。



強行突入 ↓

この沢の両側は相当な急斜面でしたので、それをヘつることが困難でしたので、やむを得ず、沢底の伐木帯の中に下りて行き、この丸太をひとつづつこなすことにしました。
潜って跨いで、跨いで潜ってと繰り返し、そんなことを30分近くやっていました。



コショウノキ ↓

その最中にコショウノキを見ました。



伐木帯を脱出 ↓

伐木帯で大汗を搔いたのちに、やっと人の通れる道に出ました。



林道 ↓

その山道を下りて行くと、行く手に簡易舗装の林道が出て来ました。
しばらくはその林道を歩いて行きます。



また山道 ↓

その林道は治山堰堤のある場所で行き止まりとなり、そこからは山斜面に取付く山道があるだけです。
その場所で一服してから、山道に入っていきます。



エビネ ↓

山の斜面をジグザグを切って少しずつ高度を上げていく中で、エビネの株を見つけました。
ここでは、空中湿度の保たれているような場所で生育しています。


これはエビネにしては珍しくある程度のまとまりでありました、花の時期には良い眺めとなることでしょうね。
エビネはこれから後も何度か姿を見せてくれます。来年花の時期にこの場所に来てみたいと思いました。



もう廃道の状態 ↓

木材の伐り出しに使われた道なのでしょうか、適度な幅員がありますが、ほとんど廃道に近いのでしょうね。やや湿ったところにつけられた道を進みます。



エビネ ↓

そんな道沿いにもエビネが出て来ました。この区間でエビネは合計6度見ています。
機会があれば花の時にもう一度、今度はエビネだけのために来てみたいものです。



林道 ↓

材木が伐り出して積まれてあり、ここまでは作業用の車両が入ってくるようです。



車の轍 ↓

車の轍を道案内のようにして歩を進めていきます。



カンアオイ ↓

山の斜面上にて、葉にきれいな模様を持ったカンアオイを見つけました。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする