ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

11/25日 平山明神山・大鈴山 その2:尾根歩きは快調だったが、最後の最後で進退が窮まってしまった。

2016-12-02 07:14:33 | 草花
平山明神山の山頂に行くのに、新畑から取付いて、地図上に道のない尾根を踏んで近づいていますが、さしたる危険個所もなく、比較的易々と歩いて、目指す平山明神山のドームに近づいていきます。

ところがドーム直下に来て、そこで大きな岩壁を見て。今までののんびりムードはたちまち消し飛んでしまいました。
岩登りをする人なら、これに面白がって立ち向かっていくことでしょうが、その方面に素養の無い小生は岩壁に取付くことはご法度です。

どう見ても通過不可能な場面ですね。 「ここで引き返そうか・・・」ということも頭をよぎりましたが、そうではない方法で山頂に到達しようと考えを巡らせています。
結果、選んだ方法は岩の根元の急斜面を回り込んで、登れるところから一般登山道に強行して到達しようということでした。
その作戦のために岩の根元のトラバースを繰り返し、約一時間ほど回り込んで、何とか一般登山道まで登り付くことが出来ましたが、今回は岩壁に行く手を拒絶されるまでのレポートとなります。

この重筋作業のお陰で、手足の筋肉痛は帰宅後でも二日間は引きずってしまいました。

マルバイチヤクソウ ↓

こういう植生も出て来ました。人通りの無いところならではのことではないでしょうか。




アセビ ↓

三河では隣地との境界線にアセビの木が良く出て来ますが、これも植えられたものでしょうか。



尾根の落ち葉 ↓

傾斜がなだらかなところでは、落ち葉を踏んで快適に歩いて行けます。



P882m付近 ↓

地図上に記載のあったP882mははっきりわかりませんでしたが、GPSとカメラの時系列をシンクロさせるとこの付近のようです。



平山明神のドーム ↓

行く手には平山明神山のドームが時々見えてきて、このコースを選んだことが間違ってはいなかったと勝手に思い込んでしまいます。



落ち葉サクサク ↓

こんなうれしい場所をウキウキして進んでいきます。



加加森山あたり ↓

時折、南アルプスの南半分の山域も見えているのでした。

黒法師岳を中心に据えて・・・ ↓


南半分を広く・・・ ↓

視野を広げて南半分を広く眺めます。



P918 ↓

この山から7kmくらい離れた三ツ瀬明神山の山頂展望台からこの峰を見た時には、とても秀でた峰に見えましたが、実際にその場所に来てみると全く展望の得られない樹間でした。
歩き始めて2時間経ちましたので、ここで休憩を散り、お腹にエネルギー源を詰めます。



奥三河の山並み ↓

休憩を済ませて、歩き始めてすぐに、奥三河の山並みの展望の得られる場所がありました。



黄葉は末期 ↓





尾根筋に見る紅葉・黄葉はすでに末期に差し掛かっています。




尾根が痩せて来た ↓

平山明神山の山頂ドームが近づくにつれて、尾根が痩せてきて、アップダウンも傾斜がきつくなってきました。




イワカガミ ↓

そんな中ですが、目の前に展開される植物にも抜け目なく視線を配らせていきます。



ドームは近い ↓

時折平山明神山のドーム山頂が見えたりしますが、どんどん近づいています。



三ツ瀬明神山 ↓

尾根の左手に先日歩いた三ツ瀬明神山が雄々しく聳えて見えます。



眼前に岩壁 ↓

尾根歩きの終点間近になって、(山頂ドーム直前で)、こんな岩壁が行く手を阻んでしまいました。
岩登りをやらないので、このルートはここでレフェリーストップです。
撤退するか、別の箇所を探るか、岩壁を前にして、いろんな方法を考えましたが、冒頭に記したように、岩壁の根元を巻いて、一般登山道まで強行して到達する方法を採りました。



ツチガキ ↓

岩裾を巻いている最中に、こんなものも見ました。 山の相当な高さでこれを見るのは初めてのことでした。
コメント (6)
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