ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

12/23日 富幕山の展望台でも富士山は見えなかった。

2016-12-24 10:11:17 | 草花
昨(12/23)日は、共働きの娘夫婦が勤めでしたので、冬休みの始まったばかりの孫たち二人が我が家に乗り込んできました。
大人が相手をしないとゲームばかりをやっていますので、好ましくありませんが、相手をしていると気まぐれの子供のことですから、こちらが散々振り回されて、身がもちません。

そこで、思い切って遠足に出かけるようにあらかじめ言っておきました。すっかりその準備で身を包んだ孫たちがやって来たので早速車で出発です。
伊勢湾岸道路、新東名高速道路を使い、新城ICで下ります。
そのあと一般道を使って愛知県と静岡県の県境の陣座峠まで来て、ここに車を置きます。

今回はそこから静岡県側に入り、林道を歩いてから、富幕山(とんまくやま)の登山道に入り、その中腹にある展望台を最終地点と定めてやってきました。

この前夜は三河では雨が音を立てて降り、県境のこの山地でも相当量の雨量があったと思われました。

林道の入り口 ↓

この手前に車を止めて、ゲートの横から林道に入り、広い林道を歩くことになります。



フユイチゴ ↓

道端にフユイチゴがたくさん出て来ます。摘まんで口にしますと心地よい酸味があります。



ヤブツバキ ↓

昨日は雨の他に風も吹いたのでしょうか、木の枝も道にたくさん落ちていましたが、椿の赤い花も散っていました。見上げるとまだ枝に残って居るものもあります。



林道 ↓

等高線に沿うようにして付けられた林道は大型車も通れるような広さがあります。



ドングリ ↓

雨水で団栗の実が流れて、水の流れに従って、ここまで来たのでしょうね。道の上に転がっています。



アケビ ↓

アケビの実がぶら下がっています。取ってみると中身は空です。その皮を齧ってみると実に苦かったですね。



宇連山 ↓

樹の間から奥三河の宇連山が見えていました。ここではまだ雲が残って居ます。



紅葉 ↓

カエデの紅葉が一か所だけですが残って居ました。



飛行機 ↓

真上を飛行機が飛んでいきます。この空の様子ですと、「富士山が間近に見えるかもしれない・・・」と、期待をしました。



富幕山(とんまくやま)の登山道とクロス ↓

林道と登山道がクロスするところで、一休みします。登山道入口には立派な桜の木が植えられています。



ヤブコウジ ↓

その登山道を登っていきます。林道歩きの時からヤブコウジの株は出てきていましたが、実の付いたものが見つけられませんでした。
日当たりの良い場所で、やっと実を見ることが出来ました。



リンドウ ↓

もう、疾うに花は終わっています。花の季節に来れば、この道ではリンドウの花も見ることが出来ます。



展望台 ↓

ほどなく展望台に着きました。孫は単眼鏡で富士山方向を見ていますが、残念ながら天気の回復が遅くて、この日富士山は見えず仕舞いでした。



登気野 ↓

富士山は見えませんが、それよりも近い登気野方面は見えます。左端の浅間山は上の浅間山の方が見えます。



棚山の瀬戸岩と鳳来寺山 ↓

木の間から棚山方面が見えています。その山の手前に、分かりにくいですが鳳来寺山も見えていて、右端には鞍掛山の最高地点(888m峰)もほんの少しだけ顔を見せています。



三岳山 ↓

遠州方面では大きく三岳山が見えています。右の手前は竜ヶ石山(りゅうがしさん)も見えます。



風力発電 ↓

三岳山の東部には風力発電のプロペラも見えています。



桧 ↓


杉 ↓

杉・桧は花粉の準備が進んでいるようです。



ホオノキの枯れ葉 ↓

地面にホオノキの葉が落ちているところもあります。こういうものでお面を作っても、今風の子供たちはさしたる興味も示さずに、さかんに「PPAP」で盛り上がっていましたね。

車に戻るとちょうど昼食タイムになっています。
湯を沸かして、孫たちはカップの「赤いき◯ね」を楽しみました。

帰りは浜松いなさICから東名高速道路を使って、帰り道の途中で夕食の買い物を済ませて戻りました。
夕食後に迎えに来た両親たちと孫は帰り、孫たちとの一日は富士山を見ることなしに終わりました。
コメント (18)
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