ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

下の浅間山(479m)と上の浅間山(519m) その5:越すに越されぬ新東名の壁(へき)

2016-12-21 07:10:42 | 草花
上の浅間山から先は、地図上には山道の記号の付いていないところでした。
しかし、そこが愛知と静岡の県境になっていて、しかも比較的なだらかな稜線でしたので、道はなくても心配することはあるまい、と考えていました。

実際に稜線の傾斜はその通りでしたが、山道もなんとか・・・・というレベルではありましたが、付いていました。
順調に歩を進めて、新東名高速道路を眼下に見るところに出てくると、そこには車の通れる舗装された林道が、下まで行けるように作られています。

それを一番下まで下った先に、新東名高速道路の壁が待ち構えています。
道選びの正解は、それを正直に一番下まで下りておけば良かったところでしたが、GPSの軌跡がどうも予定の線とずれていきますので、途中で軌道修正に掛かり、せっかく下った道を登り返してしまいました。

新東名高速道路の向こう側に目指す方向があるのですが、その高速道路の向こう側に行くのに随分苦労しました。
そのためにもともと作った行動予定線まで修復するのに随分手こずってしまいました。
今回はそのあたりをレポート致します。

上の浅間山を辞して ↓

上の浅間山をあとにして、炭焼田峠を目指します。いい加減お腹が空いてきていますので、握り飯を食べようと思っていますが、冷たい風が横殴りに吹いていて、気が落ち着かないので、陽だまりを探して下りて行きます。稜線を都合よく風除けにした、日の当たる場所を見つけて腰を下ろします。



倒木 ↓

ご飯を食べてからまた歩き出します。やはり県境の稜線は、見回りとかいろいろと人が通るようで、道がついています。
こんな倒木もありましたが、後の苦労からすると、これなどは未だ優しいうちでした。



灌木帯 ↓

やがて灌木帯に入ってくると、道が判りづらくなってきました。



新東名高速道路を見る ↓

新東名高速道路が見下ろせるようになりました。目指す方向はあの道の向こう側を歩くことになります。



風力発電 ↓

朝見た風力発電のプロペラをまた見ることになりますが、少し近づいた感じがあります。



あそこまで ↓

新東名高速道路の路面が見えています。あそこまで下りて行く道を取ります。
しかし、あの道の向こう側に通じる道が見当たらないので、途中で引き返して、今下りて来た道を登り返すことになりました。  でもあとから地図を拡大してよく見ると、これは失敗で、実際には新東名を潜り抜ける道があったのでした。



神頼み ↓

登り返した道で、脇の神様に目指す道が見つかるように頼みごとをしてしまいました。



フェンスに沿って  ↓

結局登り返したのとは反対方向に、このフェンスに沿って新東名高速道路まで強行して下ることにしました。



大森山 ↓

先週歩いた大森山が目の前に見えています。



大森山と城山 ↓

左に大森山、右に城山が見えています。一週間前に歩いた場所ですが、もう記憶は「懐かしむもの」となっています。



潜り抜け ↓

やっと新東名を潜り抜ける箇所に着きました。



反対側 ↓

潜り抜けて反対側に来ましたが、県境稜線には山肌に大規模なコンクリート壁が施されていて取付くことが出来ません。
その壁が切れたところから、山の藪の中に突入していきます。



クサギ ↓

日当たりの良いところにはクサギの実が生っています。



マンリョウ ↓

実をつけたマンリョウも見ます。



ナンテン ↓

これは実生のものでしょうか、今山行ではこの一度だけ見ました。これから先の斜面は傾斜が急で、藪あり、放置された倒木が横たわっていて、先に進むのにひどく苦労させられました。



ハナミョウガ ↓

急傾斜の場所でハナミョウガの実を見ます。こんな草の株につかまったりしながら急斜面を攀じていきます。



コクラン ↓

コクランもこの山行ではこの一度だけ出会いました。
コメント (6)
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