ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/17日 弓張山地を二川駅から宇利峠まで その7:本坂峠、坊ヶ峰、樅の疎林を見て中山峠まで

2014-03-28 07:25:02 | 草花
雨が上がり、ここ一日ですが、俄かに春が本番入りした感じが強まって来ました。
花粉の飛散量もやっと峠を越えつつあるようで、酷い花粉アレルギーの小生も少しだけ緊張感を解いています。

いまレポートしている山行では、花粉の吸入避けに、マスクを二枚携行し、食事のとき以外は常時マスクをつけていましたが、呼吸の困難を感じることはなかったものの、不自由感がずっと付きまとっていました。
杉の花粉が終わった後には桧花粉が控えていて、小生の場合はGWを過ぎるまでは常に警戒体制で居ますが、もう一ヶ月とちょっとの辛抱と言うところまで来ました。

このレポートでは本坂峠を通過してから坊ヶ峰の急斜面を登って名前の由来の寺の小さな建物で参拝し、いくつかの峰を越えて中山峠に到るまでの道中を報告します。
本坂峠 ↓

道のアップダウンはこれまでも、これから先もずっと続いていきますが、今回の行程の中ではこの峠から先の登りが一番の長丁場となります。そうはいっても垂直の高さをたかだか120メートル弱引き上げる程度なのです。



坊ヶ峰の急登 ↓

峠から坊ヶ峰までの急斜面が始まっています。この所要時間は15分弱なのですが、斜面のきつさは半端では有りません。
道の両脇に、こじんまりした大岩(変な表現ですが)が出てきて、これを夫婦岩と呼んでいます。
こちら(道の右側)は旦那さんの岩だったような気がしました。



坊ヶ峰の寺 ↓

斜面のてっぺんにまた建造物が出てきますが、今度は無住職のお寺さんです。ご本尊は正(聖でなく)観世音菩薩とありました。しかし、この建物の中では見当たりませんでしたね。
背後に鍵の掛かる小さな建造物がありましたから、きっとそちらに安置されているのではないでしょうか。




猪の掘った痕 ↓

一旦斜面を長く下ります。その後また登り返すわけですが、道の両脇が大変な荒れ模様です。
猪の仕業にしても、何を狙っているのか未だにわからないところです。



平尾山望見 ↓

平尾山は標高464mで、豊橋市内では一番の標高だそうです。それが行く手に見えてきました。
あそこまで行けば、あとは惰性ででも歩くのみです。



ミヤマシキミ ↓

ミヤマシキミはこの時季ですから何処で見てもみな蕾の姿ばかりでしたが、この株では蕾が赤い色になっています。こういうものは花が咲いたときにも赤み掛かったものとなります。



モミの大木 ↓

道の両脇にこのコースでは珍しくモミの大木が疎らに聳えた空間が出てきます。
小生は20本近くあったと見ましたが、看板表示では数本とありました。
ところで、近頃の”数本”は”2~3本”を言うそうですね。そんな小さい数なら、「2本有る」または「3本有る」と、ハッキリその数を言ったほうが良いと思いませんか。



カンアオイ ↓

ここでもカンアオイが出て来ました。葦毛湿原の上部で見たカンアオイと比べると、やや小振りで、葉の紋様がくっきりしていました。




中山峠 ↓

ここまで来ますと、豊橋市最高峰の平尾山までは指呼の間と言うことになります。



板根 ↓

やや光量の少ない場所で、樫類の木に良く見る板根がありました。
コメント (4)
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