ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/17日 弓張山地を二川駅から宇利峠まで北上 その3:葦毛湿原を眼下に、座談山まで

2014-03-23 07:06:24 | 草花
いつもならこの山域を歩くときは、必ず葦毛湿原を見て行きますが、今回は花には早いので、そこには寄らずに、尾根上から湿原を見下ろしながら通り過ぎていくことになります。

もう二週間遅くなれば、ショウジョウバカマやハルリンドウの花を見ることができるようになりそうです。
そのときならこの稜線上でイチゲキスミレ(一華黄菫)やヒロハノアマナ、カタクリの花も見られるようになることでしょう。

予め申し上げておきますが、今山行ではそういう花は全く出て来ませんので、その点はツボを外してしまったことをお詫びしておきます。

葦毛湿原方面を見下ろす ↓

この写真では手前の樹々の茂みの向こう側、芝生のように見えるところに葦毛湿原があります。
湿原は冬の眠りからまだ覚めていない様ですね。




ヤブツバキ ↓

季節がマッチしていますので、今回は稜線上で何度もヤブツバキの花を見ています。
少し遅いくらいでしょうか。




ヒトツバ ↓

風通しの良い半日陰の岩場を好むようで、そんな場所では時々ヒトツバの群生を目にします。



イチゲキスミレ(一華黄菫)の咲く場所 ↓

愛知県内ではただ一箇所のイチゲキスミレ(=キスミレ)の自生地だそうです。
ロープを張って、辺りを刈り払い、花を待つ準備ができています。




ヒロハノアマナ ↓

イチゲキスミレの場所に隣接して、ヒロハノアマナの自生地もあります。以前はこの稜線上で点在していたそうですが、今はこの一箇所だけになりました。




豊橋方面 ↓

大気の汚れでしょうか、豊橋方面が、不鮮明な見え方をしています。



コクラン ↓

この山域では山の斜面でコクランをよく目にします。
これも半日陰くらいが好みのようです。




カンアオイ ↓

これはカンアオイの中のイワタカンアオイではないかと思います。花も葉も大振りです。




電波中継所 ↓

この電波中継所の付近では主に北側斜面で、カタクリの群生があります。
ところが今回は芽出しすらも稀なような感じでした。




座談山 ↓

電波中継所の北東に稜線の突起が有り、これを座談山と言っています。
しかし、この山の頂に立ち寄る人は少なくて、道すらもありません。
今回はそういう不遇のピンポイントにも立ち寄ります。




座談山の富士山展望箇所 ↓

葦毛湿原からここまで約1時間くらいですが、ここには富士山ビューがあります。
湿原で花を楽しみ、ここまで山歩きを楽しんだらご褒美に富士山の眺めを得られるのですが、今回はハズレですね。
コメント (6)
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