ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/17日 JR東海道本線の二川駅から飯田線の新城駅まで弓張山系を歩こう:その1松明峠まで

2014-03-21 06:47:02 | 草花
青春18切符の使い残しがあと一回分有り、何処に行こうかと思案していましたが、最後の分は近場で済まそうとしました。(各駅停車の旅も、目一杯有効活用しますと、結構疲れるものですね。)

近場でしたら、気軽に乗り倒せますので、それに山歩きをコラボさせて、豊橋市郊外の葦毛湿原の背後にある弓張山系(別名「湖西連峰」)を歩くことにしました。
過去すでに、部分的には歩いていてそれが一本の線には繋がっていたのですが、今回は思いきって駅から駅へ歩こうと考えたのです。

東海道本線の二川駅のすぐ前に聳える山に取り付いて、その稜線をどんどん北東に進み、宇利峠まで歩き、そこからは一般道を歩いて、今度は飯田線の新城駅まで歩き通そうと計画したのです。
山歩き部分で23kmくらいあり、それにプラス平地歩きが9kmありますので合計32kmの行進となるはずでした。

結果的には山の部分を歩いてからは相当体力を消耗していて、平地歩きに移ると新城駅までの道のりがとても遠く思えたことでした。
夕方近くの平地歩きの中で、小生の前方に車を止めて声を掛けてくれた女性があったのです。
彼女はこれまでに時々山行をご一緒する方で、通勤にこの道を使っているとのことでした。
これから先は小生を車で新城駅まで送ってくれると言う申し出でした。
これはとても有難いことでしたね。
彼女が女神様のように見えたのは言うまでもありません。

車に乗ると彼女が携帯電話で「ぶちょうほうを捕捉した」旨を誰かに通知していて、それから三人が駅前の喫茶店で落ち合いたいとのことでした。
そんな事で、山のお友達同士が三人寄って楽しい語らいの時間が持てたのは望外の幸せでした。
(小生を車に乗せてくれたのは「きなこさん」という女神様で、落ち合ったお友達は「こりんさん」という男性で、どちらも現役バリバリのテニスプレーヤーであります。)

そんな楽しいフィナーレがありましたが、この山行は結構骨の折れるものとなりました。
そのレポートをやや長たらしく綴ってまいります。

歩行全図(赤い実線部分) ↓

南に歩き始めのJR二川駅があります。北側は女神様に拾っていただいた部分で実線を打ち切りました。
(車の移動ですので、歩行実績とはならないからです。)



断面図 ↓

山を登ったり降りたり、実に沢山のアップダウンをして来ました。歩行距離は24kmを少し超えたようです。 もしも女神様に拾ってもらわなかったら、これにプラス7Km強が加算されることになりました。




この記事のレポート部分 ↓

駅から山に取り付いて松明峠までの地図になります。




JR東海道本線二川駅 ↓

ここに降りたのが7時18分頃で、ここから目の前に聳える山の麓まで歩いて行きます。




犬に吼えられて・・・ ↓

小生の山行スタイルはGPSの予定線に沿って歩くようにしています。
GPSの示す線分はここから始まっていますが、道らしきものが見当たりません。
こういう場合はやむなく強行突破ということが多くあります。
今回も犬に吼えられながら、山に取り付くことにしました。




取り付いた場所 ↓

山の斜面に取り付いてみますと、ずっと以前に薪などを下ろした様なU字型にへこんだ道らしきものの痕跡がありました。それは真っ直ぐに上を目指していて、落葉ですべり易いところでした。
立ち木につかまりながら徐々に高度を上げて行きます。




山道に合流 ↓

この鉄塔のところに来たら、一般的な登山道と合わさりました。これからは踏み均された道を歩くことにします。
この山の西側に自衛隊の射撃訓練場が有り、朝早くから盛んに弾丸を撃っているらしくて、パン・パン・パン・パン賑やかな伴奏つきで歩いて行きます。




たいまつ(松明)峠を目指す。 ↓

登山道はこんなに広くて歩きやすくなっています。




マキノスミレ ↓

ここでシハイスミレの一種が出て来ました。ここではマキノスミレが報告されていますので、これはおそらくそれになるでしょう。始めの頃に葉が内側に巻く特徴があるようです。




サルトリイバラ ↓

未だ実が残っていました。やや手ブレしていますがご容赦ください。




タチツボスミレ ↓

一番ポピュラーなスミレでしょうか。タチツボスミレも咲き出してきています。




松明(たいまつ)峠 ↓

ここに至ると弓張山系の長い稜線の一番西端に乗り上げたことになります。
標高が258mだそうですので、立っている自分はそれよりも1m高くしてGPSの高度合わせをしておきます。
コメント (6)
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