先月末、半年に亘る改装工事を終えた。
昨日、恒例の岡本太郎現代芸術賞の展示内覧会が開催され、久し振りに岡本太郎美術館を訪れた。
小田急線・向ヶ丘遊園駅から生田緑地のメタセコイアの林を抜けた奥に美術館はある。
いつもの様に学芸員の彼女に挨拶し、常設展示へ向かう。 以前の様に赤ワインを求めるも品切れで、已む無くホットコーヒー。 コロナ禍もあり、交替した館長・副館長とのパイプも細くなってしまったので、その侭、企画展示室の方へ足を運ぶ。 26回目を迎えるが、なかなか奇抜、奇想天外な作品が多く、私の様な大凡人には理解し難い受賞作のオンパレード。 彼等・彼女等の着想を辿ること、どうしてそういう作品に繋がるかは、制作者に尋ねない限り難しい。 それでも、以前のグロと言っては申し訳ないが、それに比べたら、結構、大人しくなった印象で、心穏やかに拝見出来る様になった気がする。 その分、逆に身近になり、刺激を強く受けた気にもなる。
途中、手土産に握り寿司を買って、気分良く帰路についた。