昨晩、偶々、TVの世界遺産番組を視た。
17世紀に造られたフランスにある地中海と大西洋を結ぶ「ミディ運河」 1996年に17世紀の土木の傑作として世界遺産登録。
ルイ14世が30年の歳月を費やして、南フランス地中海側の街セートから内陸の街・トゥールーズ迄、全長240㎞の運河を完成させた。 そこから、ガロンヌ川と繋がって大西洋側へ抜けることになる。
高低差190mを7連続の「水の階段」を含め、蛇行等のアイディアで克服し、最高地点に人造湖も造った画期的な運河とか。 まさに、小さなパナマ運河をみる思いだった。
昔、仕事の関係でパナマ運河を訪れることがあったが、この番組を視ていて、納得。
スエズ運河の建設者フランス人のレセップスが、19世紀、パナマ運河建設に着工、紆余曲折後、アメリカの手で完成したが、祖国フランスに偉大な遺産があり、きっとそのアイディアが生かされたものと直感したが、勝手な思い込みか。 長い間、パナマ運河のあのアイディアが、どこに由来するのか疑問だったもの。
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